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ミルの保管について

ミルの底板にフェルトを貼りました


今月はお客様からミルをお預かりしてメンテナンスをしておりました。機能的には問題なく直りましたが、直らないこともあります。まずは写真をご覧になって下さい。





底板が外れてしまうという状況なので、ネジで固定をしました。しかし底板がそっていて接着部分が浮いてしまってしまいます。今まで扱ってきているアンティークミルは20年どころか50年60年前になりますが、底板がそっている物は見当たりません。特別な環境でなってしまったことだろうと思っています。当店で取り扱っているボックスミルはドイツで過ごしてきたのですが、やはりあちらは湿度が少なくて木材への影響が少ないのかもしれません。日本は湿度が高くなる時期もあるのでこのような形になりやすいのでしょうか。
ミルを保管する場所は、少し気を使わなければいけないのかもしれません。写真で分かるように、底板が湿度かまたは日差しからの乾燥からか、木材の変形が起きています。今も湿度が高い梅雨の時期ですから、ミルの置き場所には少しだけ気をつけてみてください。




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ザッセンハウスミルのメンテナンス

20年ほど前当店で販売をした、ザッセンハウスミルのメンテナンスをしております。底板が外れてしまうという内容でしたので、ネジで固定をしました。ただ、ネジの頭が少し出ているのでテーブルに置いたときに傷をつけてしまいます。それを防ぐためにフェルトを貼りました。



こんな感じで仕上がりました


今回のミルメンテナンスは基本料金¥2.500-となりますので、外装の汚れ落としや磨きは行っておりませんが、歯の状態を点検するために分解しておりますので歯はきれいになっています。
お使いの手挽きミルの具合がおかしいものがございましたらお気軽にご相談してください。



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