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アンティークミルの存在

シャッターの隙間から差し込む朝陽にガラスショーケースの中にあるアンティークミルが輝いています。

自分で使い続けているミルはもう25年使い続けているサルターミルと、25年年前に譲り受けた、その当時の30年前から使い続けられていたスポングミルがあります。サルターミルは自分が店をはじめるようになってから仕入れて販売をし、使い始めています。サルターミルとはスポングがなくなってしまった後は、数十年になるでしょうが販売されていました。そのサルターミルがなくなってからおおよそ10年ぐらいになるでしょうか。僕は趣味がクラシックカメラで写真を撮ることなのですが、1950年前後に作られていたカメラが好きです。見た目のデザインもそうですが、手にとって触ってみるととても味わいがあります。もちろんちょっと手間はかかるのですが、ちゃんと写真は撮れますし、よい雰囲気が醸し出されています。アンティークミルにおいても同じ時代のものがすばらしいと思います。趣味と仕事として販売しているものとは違うものの二つなのですが、共通して言えることは二つ。その当時の人が手づくりして作っていたもの。そして、今の人は作ることができないものであること。このことはとても大きなことで、とても大切なことだと思います。


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