◎乾いた暑い日々
2023年7月24日からスタートした猛暑日は、昨日で6日目、今週も継続しそうである。昨日午前中に外出してみたが、水冷ベストと冷えタオル頭巾と冷え首タオルという装備で歩いたが、顔汗は出ずに済んだが、帽子の外側がバーベキューの鉄板並みに熱いのには驚いた。
上半身の冷却ウェアは、バッテリーを背負う空冷タイプが席捲しているようだが、空冷ではなく機動隊も使用していると言われる20cm四方の保冷剤三個を胴体前後に背負うタイプも試したことがあるが、ないよりまし感はぬぐえなかった。そこで私は水冷(といっても電動水循環しないタイプ:ドライクールベスト(ミドリ安全))ベストを愛用している。水冷も重いことは重いのだが、その厚みで熱線を遮るところが気に入っている。なるべく水が垂れないタイプなのだが、こればかりは、同じ水冷ベストでも実際に試してみないとわからないところがある。
頭に巻く冷却頭巾もヘアスタイルが崩れることを気にしなければ、タオル地を頭に巻くタイプがよいが、最近は吸水性蒸発性に優れた軽いタイプの素材のが出ている。首の冷却マフラーも最近は、二重巻できる長くて軽いのも出てきて進歩している。おまけにあまり濡れない。
というわけで、2年前ならクール・ウェアヲタクしかしないであろう装備を持っていたが、これがこの異常猛暑でフル稼働する時節を迎えるとは思いもよらなかった。こうした装備を揃えたのは、熱さに弱いせいで、無対策だと夕方には気力が尽きる経験を何回かしたからである。
一方で室内ウォーキング(室内散歩)は、継続している。最近は思うところがあってプランクを始めた(太もも前側の血流が刺激される)。1週間で10秒からスタートして25秒まで延びた。
またこの炎天下のアスファルトの熱さでは、犬の肉球もやけどは必定。ワンちゃんも受難の時。室内散歩で検索するとほとんど犬の記事であるのは、笑えない。
昨夜は、墨田川花火大会で百万人集まったというが、近所の町内のお祭りも例年になく人が出た。危険な熱さによる中の日中の外出自粛の反動ではないのだろうか。
かくして当面予想される連続二週間の猛暑日は、体力体調も心配だが、外出できないことで蓄積された心的エネルギーが暴発する危険をはらむことが心配である。その点でも室内ウォーキングと冥想(瞑想)の効果は馬鹿にできない。
こうした乾いた猛暑の夏の日々は、ノストラダムスのセザールへの手紙の一節『雨が非常に少ない国がいくつかあり云々』を思い起させる。