詠里庵ぶろぐ

詠里庵

さて昨日の徹夜

2007-12-26 01:13:41 | 日々のこと(音楽)
をもって、溜まっていた仕事を相当一掃しました。やれやれというところで、今年楽しかったことでまだ書いていなかったことを思い出しましょう。実は春の終わり頃、ピアノのレッスンを一回受けました。Vovka Ashkenazy (Vladimirの息子) に3ヶ月教わったのを最後に17年ぶりです。しかし今回は彼ではなく、風雅異端帳でときどきとりあげるピアニストのコレヴァールさんのレッスンを1時間受けたのです。

実は、昨年度の多忙役を終えたのを機に、今年度(2007年度)からピアノのレッスンを定期的に受けることが可能かどうか、検討したことがありました。まあ結果としては、やはり今の自分にはそんな時間はない、という結論を下しました。しかし毎年春または夏アメリカからやってくるコレヴァールさん、レッスン料はそこそこしますが、時間と場所の都合が一致することと、こんな不定期でも快く見てくれるというので、思い切って一度見てもらったのです。結果は・・・長くなるので細かいことは書きませんが、いやー無茶苦茶良かった。

前にも書いたことがありますが、彼の演奏、どこをとっても素敵ですが、特に感じ入るところがあるのです。そう彼に言ったら、「当ててみましょう。私のペダリングではないですか?」と当てられてしまったのが、彼との最初の出会い。

とにかくこの方、「楽譜に忠実」なのです。彼がハッキリそう言うわけではありませんが「個性はその上に立つもの」という感覚が伝わってきます。そこのところが強い説得力を持ちます。もっとも「あなたは作曲家の自筆ファクシミリ譜を買うべきだ」というのには閉口しますが。そんなもんばかり買いこんでいたら大変です。しかし来年もまたレッスンを受けたいものです。このところピアノに触っていませんが、来年も是非都合をつけるぞ。

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