は、いま海外出張中のため、帰国してからアップします。
先週の一曲はショパン前奏曲集作品28から第16番でした。今週の一曲ではこま切れにアップしていますが、もとよりこの曲集は24曲通して弾くべきものと思います。1989年の音楽会ではさすがに自分一人に35分も充ててもらう力量はなかったので長い何曲かを抜きましたが、人前で2時間のリサイタルをやる力があればどんなにすばらしいことかと思います。
先週の一曲はショパン前奏曲集作品28から第16番でした。今週の一曲ではこま切れにアップしていますが、もとよりこの曲集は24曲通して弾くべきものと思います。1989年の音楽会ではさすがに自分一人に35分も充ててもらう力量はなかったので長い何曲かを抜きましたが、人前で2時間のリサイタルをやる力があればどんなにすばらしいことかと思います。
中3までピアノ、中1からチェロという私から見るとピアノは孤独な楽器で、弾き続けるモチベーションを維持するのが難しく感じます。チェロは基本的に合奏の楽器なので、あまり弾きたくないときでも仲間に合奏に誘われて弾き続けられます。
昨日は、ショパンのチェロソナタをカミさんのピアノで演奏会で弾いてきました。ショパン晩年の傑作で、終楽章が終わりに近づいてきたとき、ああ、もうすぐ終わってしまう、と弾きながら思ってしまいました。1年近くかけてきたから、ということでなく、この曲が終わるのが惜しい、という感覚でした。
仰る通り私も室内楽をやっているときが一番楽しかったなぁ。練習の段階で既に他人と「音楽している」わけですが、ピアノはナマで聴いてもらわなければ他人と音楽していることにはならず、他人に聴かせられるだけの自己コントロール+個性が求められるので、非常に難しいと思ってしまいます。シンセサイザー多重録音は誰もやっていない創作感があって面白いのですが、録音でしか聴かてもらえないので他人とは一層間接的で孤独ですし。いずれ室内楽活動を復活したいものです。
http://www02.so-net.ne.jp/~apa/kansai.htm
APAというのはアマチュア演奏家協会で、まあ、弾く人しか聴いていないという、演奏会です。今回はモーツァルトの弦楽五重奏を集中的にやろう、という会にもぐり込んで弾きます。よろしければお出で下さい。