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先週の一曲はドビュッシー前奏曲集第2巻より第1曲「霧」でした。1973年録音。ドビュッシーの音楽は後期に(最晩年を除き)現代音楽的になります。月の光やアラベスク等いわゆるドビュッシー初期の明るく美しい作品に比べてこの曲は随分曖昧模糊とした感じです。ストラヴィンスキーやヴィラ=ロボスが好んで用いた、右手は白鍵ばかり、左手は黒鍵ばかり(あるいはその逆)という手法をやわらかくppで奏するため、全体に灰色がかった、それこそ霧のような感じになっています。同時代のヤナーチェクの「霧の中で」の方は色彩的で、これも大変好きな音楽ですが、題は「霧の中で」でなくても納得しそうですが。
先週の一曲はドビュッシー前奏曲集第2巻より第1曲「霧」でした。1973年録音。ドビュッシーの音楽は後期に(最晩年を除き)現代音楽的になります。月の光やアラベスク等いわゆるドビュッシー初期の明るく美しい作品に比べてこの曲は随分曖昧模糊とした感じです。ストラヴィンスキーやヴィラ=ロボスが好んで用いた、右手は白鍵ばかり、左手は黒鍵ばかり(あるいはその逆)という手法をやわらかくppで奏するため、全体に灰色がかった、それこそ霧のような感じになっています。同時代のヤナーチェクの「霧の中で」の方は色彩的で、これも大変好きな音楽ですが、題は「霧の中で」でなくても納得しそうですが。
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