を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック。予告通り子守歌シリーズですが、ステレオで聞くと若干左右2台に聞こえます。実は連弾曲ですが、一人二重奏で少し左右に音を振り分けました。
先週の一曲はショパン「子守歌」でした。録音は1973年8月。この曲、左手伴奏そのままにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番第二楽章の旋律がうまく乗っかります。チャイコの方は言わずとしれた名曲中の名曲で私も大好きですが、それに先行すること35年のこの子守歌、私にはもっとモダンに聞こえます。チャイコの方がふくよかなロマン的和声変遷に溢れているのに対し、子守歌の方は単純なトニックとドミナントの延々たる繰り返し。それがかえってミニマルミュージックや環境音楽のように、あるいはラベルのボレロのように、理知的に聞こえるからではないかと思います。セブンスの響きで始まる長いコーダはドビュッシーのような夢見心地。
先週の一曲はショパン「子守歌」でした。録音は1973年8月。この曲、左手伴奏そのままにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番第二楽章の旋律がうまく乗っかります。チャイコの方は言わずとしれた名曲中の名曲で私も大好きですが、それに先行すること35年のこの子守歌、私にはもっとモダンに聞こえます。チャイコの方がふくよかなロマン的和声変遷に溢れているのに対し、子守歌の方は単純なトニックとドミナントの延々たる繰り返し。それがかえってミニマルミュージックや環境音楽のように、あるいはラベルのボレロのように、理知的に聞こえるからではないかと思います。セブンスの響きで始まる長いコーダはドビュッシーのような夢見心地。
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