に乗るはめになりました。
機体を見て気づき、胴体着陸しないでくださいねと祈りつつ、小さな機体に乗り込みました。この写真にあるプロペラを見るとわかりますが、回転軸に対して羽根が垂直に近い扇風機と違って、回転軸にほぼ平行な羽根です。そうでないと高速で飛ぶとき、羽根が空気をネジ切って進むより飛行機の方が速いので、逆に抵抗になってしまいます。
さて乗り込んだら景色が良さそうな窓際の席でラッキー、と思ったのも束の間、真横には窓が無く自然な姿勢では外が見えない。ツイてない席だなと体を前にせり出して前の窓から外を見たら、何と巨大なプロペラが私の真横に。上の写真見るとわかりますが、羽根の先端は結構至近距離まで来ます。こいつが目の前で高速回転するのか、と頭を抱えてしまいました。見えないように窓がそこに来ないようにしてあるのか、それならその方がいいと思いましたが、離陸したらプロペラ音のうるさいこと。見えなくても回転を想像してしまって気持ち悪いもんです。そうしたら人間の心理は不思議なもので、また体をせり出して恐る恐る見てしまいました。案の定、半透明の円盤になってブン回っているのが見えて、また頭を抱えてしまいました。プロペラよ、おまえには途方もない遠心力がかかっているだろうが、耐えろよ。そうでないと私は木っ端微塵だ。ああどこか遠くに空いている席はないか、と思わず見たが満席。まあプロペラが破損するようなことがあれば、どの席に座っていようがどのみち終わりだから関係ない、と理性は言うのですが、やっぱりすぐそばの席は気持ち悪いですね。
しかし人間の心配ごとの集中力も長くは続かないのか、あるいは日頃の寝不足のせいか、この爆音の中で深い眠りについて、着陸のショックで目が覚めたのでした。
機体を見て気づき、胴体着陸しないでくださいねと祈りつつ、小さな機体に乗り込みました。この写真にあるプロペラを見るとわかりますが、回転軸に対して羽根が垂直に近い扇風機と違って、回転軸にほぼ平行な羽根です。そうでないと高速で飛ぶとき、羽根が空気をネジ切って進むより飛行機の方が速いので、逆に抵抗になってしまいます。
さて乗り込んだら景色が良さそうな窓際の席でラッキー、と思ったのも束の間、真横には窓が無く自然な姿勢では外が見えない。ツイてない席だなと体を前にせり出して前の窓から外を見たら、何と巨大なプロペラが私の真横に。上の写真見るとわかりますが、羽根の先端は結構至近距離まで来ます。こいつが目の前で高速回転するのか、と頭を抱えてしまいました。見えないように窓がそこに来ないようにしてあるのか、それならその方がいいと思いましたが、離陸したらプロペラ音のうるさいこと。見えなくても回転を想像してしまって気持ち悪いもんです。そうしたら人間の心理は不思議なもので、また体をせり出して恐る恐る見てしまいました。案の定、半透明の円盤になってブン回っているのが見えて、また頭を抱えてしまいました。プロペラよ、おまえには途方もない遠心力がかかっているだろうが、耐えろよ。そうでないと私は木っ端微塵だ。ああどこか遠くに空いている席はないか、と思わず見たが満席。まあプロペラが破損するようなことがあれば、どの席に座っていようがどのみち終わりだから関係ない、と理性は言うのですが、やっぱりすぐそばの席は気持ち悪いですね。
しかし人間の心配ごとの集中力も長くは続かないのか、あるいは日頃の寝不足のせいか、この爆音の中で深い眠りについて、着陸のショックで目が覚めたのでした。
御専門が物理学なので、怖さが身近になりますよね!私も、大昔にモスクワからウイーンに飛んだ時、
小さな飛行機で、緊張したことがあります。
ご活躍を楽しみに拝見しています。