九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

夏合宿 南アルプス北部隊

2021年10月13日 | 夏合宿
こんにちは!随分お久しぶりの投稿となりました
九大山岳部2年の安平です
8月15日~9月上旬までの夏合宿が終わって1か月
(詳細な行動記録をご覧になりたい方は近日中に九大HPにてアップする報告書をお読みいただけると幸いです)
九大山岳部の合宿の中でも最長となる夏合宿のうちわけについて、
前半8月15日~8月27日には、剱山域周辺で定着合宿を、後半8月28日~9月上旬には6人の部員を2隊に分け、北アルプスは剱~槍縦走隊と南アルプス北部隊でそれぞれ縦走しました

前半の定着合宿、後半の剱~槍隊のブログ更新を同期に投げ、自分は南アルプス北部縦走について勝手に書いていこうと思います

8月27日、室堂バスターミナルから下山し、8月28日、南アルプス北部に尾白渓谷駐車場から入山しました
朝3時起床…アラームではなく外からのライトで目が覚めました
想像以上に登山者が多い…
黒部尾根は日本3大急登に数えられるとのこと
一日で2000m以上標高をあげるのは初めてで、南アルプスのスケールを全身で感じました
天候は快晴!最高!富士山から八ヶ岳、中央アルプスから北アルプスまでが見渡せました
個人的に好きだったのは仙水小屋のテント場で、森林の中に秘密基地のようにこじんまりとした円状の空間が点在しており、心躍りました
晴天であったことも大きいでしょう

翌日は小仙丈ケ岳から続く稜線歩きを楽しみ、仙丈ケ岳を踏みました
仙水小屋を出てから北沢峠に至るまでの序盤、川沿いは暗いと迷うかもしれません
個人的にときめいたのは仙丈ケ岳から伊那荒倉岳までの登山道、森林、それらの空間で、
土はやわらかく、木々は大きく、日差しは強く、生きててよかったなーと思うくらい心地の良い道でした
この日は両俣小屋へ
1982年の台風で建て替えられたのだそうです
猫さんが非常に愛らしい…
また右俣コースから北岳を目指す計画でしたが、小屋主のかたから通行止めになっているという情報を得、急遽、翌日は三峰岳から間ノ岳を先に踏むという計画に変更しました

そして翌日、間ノ岳まで行き、時間をみても北岳までのピストンが可能でしたが、非常に強風だったことと、連日の長時間行動を鑑みて農鳥小屋へ向かいました
農鳥小屋は富士の眺めが最高です
小屋主の親父さんも非常にユニークです
水場は往復20分といえどきれいです
トイレにだけは閉口します…

翌日北岳をピストンし、山頂では1時間半ねばりました
甲斐駒ヶ岳の山頂で大阪のマダムにいただいた煎茶の羊羹、最高。ごちそうさまでした。
翌日9月1日はガスの中、西農鳥岳、農鳥岳を踏み、2時間半まきで奈良田へ下山しました

鳳凰三山、南アルプス南部にも足を踏み入れたいです
登らせていただき、ありがとうございました



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