九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

宝満ぼっか

2017年11月20日 | トレーニング
こんにちは。土屋です。

今週の土曜日は宝満山に歩荷しに行ってまいりました。

しかしながらわたくし,起床直後から腹痛に悩まされ,

何とか身体を引きずり集合場所の登山口までたどり着いたのでした。

体調管理には気をつけねばですね。

さて,今回の宝満ボッカは,山岳部のミスター筋肉の一声で

一気に地獄の様相を呈するのでした。


『宝満山をボッカしたまま2往復しませんか?』


曰く,歩荷中は上りよりも下りの方が筋肉にいい負荷がかかるとのこと。

これだから筋肉野郎は。

宝満山はその道のほとんどが石段からなり,一歩進むだけで僕の足腰の爆弾を

爆破しかねないマウンテンです。

それをピストン&ピストン。

なんとなく事態を否定する流れは消滅し,そのままのノリで歩き始めます(後悔)。


宝満山キャンプ場まではいつも通りのペースで到着。



(いわゆるインスタ映え。脱線しますがこれをインスタバエと言い換えた人は天才だと僕は思います。)

しかしながらやはり体力をかなり消耗しており,この先が不安になります。

とりあえずボッカしたまま下り始めます。

しばらく下りていくと,ここで久留米大学の山岳部一行様と遭遇しました。

我々の数少ない,交流ある大学山岳部です。

お互いに近況を話し合い,また今後の練習計画を立て合いました。

この間およそ30分,荷物は降ろさずずっと背負ったまま(後悔)。

久留米大の方とお別れし,3合目地点までやってきましたが,

もうここで一度水を捨て,空荷で山頂を目指すことにしました。

歩荷から一時的であれ解放された私たちは,まるで跳ねるように

山頂まで駆け上がりました。もう歩荷なんてしなくていいんじゃないかな。



現実は非常にも雑談ののち,キャンプ場まで下り,水を汲んで,歩荷再び。

巨岩をザックにしまう者,タンクマックスに水を注ぎ込む者。

クレイジー(他人事)。

苦しみのなか下山を続けると,本日何度かお会いしていた方とお話しできました。

聞くとこの方はその時には3往復目に入っており,マッターホルンも経験されたとか。

須賀とも知り合いのようで,この後にマッターホルン関連の資料もいただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

隊員にも良い刺激となったことでしょう。

その後はもう無心で下山。

後日の筋肉痛を予感しながら,各自帰路につくのでした。
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3年ラスト学年合宿

2017年11月20日 | 合宿(山登り)
久しぶりのブログ担当となります、3年の明坂将希です。
報告がかなり遅れたのですが、11月3~4日で行なった3年学年合宿についてまとめていきます。

まず今回、山域に選んだのは五島列島福江島!
日本離島センターの定めるしま山100選にて紹介された七ツ岳・父ヶ岳です。

本当は霧島連山に行きたかったんですけど、新燃岳の噴火で断念・・・

福江島までのアクセスは、博多からフェリー太古。
船内は満員御礼で、乗船率100%超えてるんじゃないか?というほどの混雑。
ギュウギュウに寝かされ、カービィのいびきや赤子の鳴き声に悩まされながら船内泊。
早朝は気持ちの良い晴れでした。


11月3日、レンタカーで島内移動、七ツ岳登山口に到着。
低山だしeasyだと括っていたが、山頂直下は急登&ちょい岩場。
鋸状の稜線を感じながら、七ツ岳山頂へ!


稜線伝いに父ヶ岳とのコルへ。ここのアップダウンもなかなかハード。
ここから父ヶ岳への登りは、どうやら最近開拓されたような様子。
しま山100選の選考に当たって整備したのでは・・・と睨んでおります。
ステップも無い、ただの野山を登りきって父ヶ岳!狭い!


この日は民宿登屋に宿泊したのですが、やはり民宿は良い!
レンタカーならアクセスも気になりませんし、安くて美味しい料理が食べられ、広々と寝れる!
フェリーでの睡眠不足と6時間登山のため、あっという間に眠りに落ちました。

4日は島内観光。
三井楽教会やドンドン渕、鬼岳などを回り、最後は夕方まで福江島の特産品のイベントを見て回りました。
魚のつかみ取り大会で奮闘する地元の子供たちを見ると、こちらも元気になりますね!

それでは、この辺で終わりにしたいと思います。
たまには観光みたいな合宿も良いかぁ、と出発前は思っていたのですが、
いざ終わってみると、もっとキツイ登山じゃないと記憶に残らないですね笑
閲覧ありがとうございました。
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雷山・井原山歩荷withはかり

2017年11月20日 | トレーニング
早いもので今年もあと50日足らずとなりました。
最近寒くなり、歩荷中メガネが曇って困っております。工学部2年の荒木です。

今週の雷山・井原山の歩荷は、3年生1名、2年生2名、1年生1名でスタートしました。


いきなりですが今回は始まりがいつもと一味違います。なんと今年度初めて「はかり」が登場しました。
上級生はかなり久しぶりの、1年生に至っては初めての計量です。

とりあえずいつも通りの量の水を入れ、微調整を加えた結果は...

上級生男子は31kg、29kg、1年生は26.5kg程度

測りがあると自分の実力が客観的に見られるので皆さん気合も入るようです。
ここから冬合宿に向けてさらなるレベルアップを目指したいですね。

ちなみに私は24kg、昨年の宝満若杉より若干重量が減っておりかなりショックでした。冬合宿までに鍛え直します。


さて、ここからはいつも通りです。歩荷をしました。
見頃は過ぎたとはいえ、上宮にはまだ色づいた木々が残っており、紅葉を満喫...


しかし寒いのでどんどん進みます。

途中で1年生の足がつるというハプニングもありましたが、無事井原山に着き、ここで遅れて来た3年生1名も追いつきました。



ここから雷山まで歩荷で帰っていたのですが、途中で帰りのバスの時間が怪しくなってきたので、バス利用の1年生は途中で空荷になり、猛スピードで帰って行きました(無事に乗車できたようです)。
残った原付、二輪利用の上級生ズは雷山までとりあえず登り返して休憩。

いつもならここで水を捨てるのですが
・(幸か不幸か)バスの時間を気にする必要がなくなった
・筋トレ担当者から「下山歩荷すると下山時に使う筋肉も鍛えられる」とのお達しがあった
…ということで冬合宿参加者は、バラスト水を山頂で放出せず、登山口まで担ぎおろしました。
肩の痛みと膝の笑いに耐えながらの下山となりました。


今週は急に寒くなったせいか、1年生は今回参加した1名を除き、全員体調不良で休養中です。私も前科があるので人のことはいえないのですが、体調管理も忘れず行っていきたいですね。冬合宿にむけて元気に頑張りたいと思います。
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