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超高額オーディオ CD鑑賞会 Burmester & Sonus faber

2015年01月22日 | オーディオ

文京シビックホールで開催された『珠玉の名曲 CD 鑑賞会 ウィルヘルム・ケンプ1961』に出掛けてまいりました。 実のところ、このピアニストについて一切何も知識はなく とくに興味があるわけではないのです。 が、何ゆえに 寒く雨の降るなかわざわざ出掛けたかといいますと、超高額なオーディオシステムが鑑賞(試聴)できるからでした。

システム構成を列記いたしますと、、、

スピーカー: Sonus faber ソナス・ファベール(伊) モデル:LILIUM リリウム   880万円(ペア)

パワーアンプ: Burmester ブルメスター(独) モデル:911mk3  370万円(MONOで770W L、R各1台使用)×2台=740万円

プリアンプ:   Burmester ブルメスター(独) モデル:077  680万円(電源部別筐体モデル)

CDプレーヤー:Burmester ブルメスター(独) モデル:069  780万円(電源部別筐体モデル)

                上記を合計しますと ざっと3080万円となります!

さて、このような高額の機器を組合わせてステージの上で音楽を再生すると どのように聴こえるのでしょうか? あくまで私個人の印象ですが、クラッシックは元々ホール音響を含めて録音してあるわけですから、その音源をステージ上で忠実に再現すると、既にホールの響きを含んだサウンドに更にその場のホール音響が加わり、響き音同士が暴れてウルサイ印象となりました。

また、高嶺の花というか羨望の裏腹というか、何かアラを探してやろうという気持ちが強くて 音楽にひたるとかサウンドに酔いしれることは出来ませんでしたネ~    恐らく前半はアップサンプリングなしの44.1kHzでの再生だったと思いますが、この時には少し低域がだぶつき気味、立ち上がりがゆるい感じながら、中高域の響きはマアマア美しいかな・・・という印象でした。 休憩後は恐らく96か192kHzにアップサンプリングしての再生だと思いますが、かなりリアルなサウンドが聴こえてきました。低域も引き締まり、立ち上がりもカッチリしましたが、超高域が伸びたぶん反響音が暴れてしまいウルサイ場面がしばしばありました。

今回の”大ホールでの鑑賞会”のまとめとしては、オーディオは反響の少ないデッドな部屋で聴いた方がいいだろうという結論です。 しっかし1千人サイズの立派な大ホールで、わずか2、30人の観客だけで超高額オーディオを聴くという大変贅沢な体験ができまして どうもありがとうございました。 なんだ、かんだ 言っても 楽しいひと時でした!