久々に吉祥寺の中古レコードショップに出掛けてきました。
どんなレコードに巡り会えるかワクワク楽しみながら、早速ジャケットめくりを開始しました。ぎっしり並べられたレコードの列を連続的に後ろ側から1枚ずつ持ち上げて次々に降ろして、トン・トン・トン・と素早く好みのレコードを探すのです。 ところが今日は妙に在庫が多く、棚にぎっしり詰まっている為うまく降りてくれなくて非常に手間取ってしまいました。
まず選んだのが コチラ
ジャズ・ヴァイオリンというと馴染みがないかも知れませんが、ステファン グラッペリという、かのジャンゴラインハルトとも共演していたという 由緒ある元祖ジャズヴァイオリンのマエストロです。 なぜか日本人女性に数名ジャズヴァイオリンとして現在ご活躍されている方々がいらっしゃいますネ
これまでに数枚のCDを持っておりますが、これほど若い時代の録音(1956年)は初めてなので、はたして どーだろうなぁ~ ? と、迷いながらの選択でした。
もう1枚は、
カル ジェイダーと云っても御存知の方は少ないかも知れませんねぇ。ラテン ジャズというくくりで紹介されることが多い ヴァイブラフォン(鉄琴ですわ)奏者。 こちらも、こんなに若い時代の録音(1953,4年)は初めてですので???と迷いつつの購入です。
ちなみに、15年後の1969年のジャケット写真は
コレはCDです。
こんな感じになっております。こちらは大編成バンドで、華々しくバカラックナンバーで盛り上がっております!!
さて、これら本日購入した2枚のLPはともに ” モ ノ ラ ル ” でした。
が、しかし、、、
・ す ・ ご ・ い ・ です!!
うまく表現ができませんが、音圧が強いとでも言いましょうか、音に 『 パ ワ ー 』 があるのですわ~
☆ モノラルながら拡がりと奥行きを感じさせられます。
恐らく、こういったモノラルレコードには モノラル専用のカートリッジが必要なのでしょう!!
そして ”中音域がしっかり表現できるシステム” でこそ真価を発揮するのだろう! と痛感いたしました。 ただ単に周波数特性の拡張とかではない、中音域の良質な再生をねらったグレードの高いシステムでなければならないのでしょう。
ウ~ム 恐るべし アナログ・ワールド
また一歩 深みへと足を踏み入れてしまったか、、、
でもDSDは凄いですよ。初めてDSD体験しました。
不思議にデジタルでも寒色系ではなく暖色系に変化します。
まるでレコーディングスタジオで聞いているようです。
徐々に最新デジタル音響装置にも興味が湧いてきております!!
さしあたりSACDを試してみたい気分ですが、一足飛びに一気にPCオーディオという選択肢もあり かも知れませんネ~
だが、しかし、、 アナログ系も じつに奥が深いのです
おもしろいです!!