すっかり、 ア ナ ロ グ ・ サ ウ ン ド に魅了されておりますが、、、
ですが、ジャズとかフュージョンっぽいサウンドでは かなり満足度の高い再生音を聴かせてくれるものの、モーツアルトの室内楽なんかでは期待するようなサウンドが得られません。
もっとも、カートリッジからシュルリード、ターンテーブルマットなどを含めすべてが”硬質なサウンド”が得られるように追い込んできたわけですから、瑞々しいストリングスの響きなどは期待するほうがムリな話しなわけなんですが、、、
しかしそれらを差し引いても、室内楽の空間的な響きとか、バイオリンなどの弦を擦って発せられる音色などが、もう少しは聴き取れてもいいのではないか? と考えておりました。
そんな折、じつにタイミングよく 我が師と仰ぐ MICRO DQ-7の前オーナー様がご来院くださいました。
これらの状況をお伝えすると、現在私が所有するクラッシック室内楽のレコード それら自体が、私の希望を満たすモノではないという判断となりました。レコードを楽しむ場合は、演奏は勿論のこと、録音自体もさることながら、プレスなども非常に大きく影響するということを説明して頂きました。
まずは試しに、フィリップス レコードのオランダ盤を聴いてみるべし というアドバイスをいただきました。
で、さっそく 新宿のディ〇クユ〇オンのクラッシック館へ物色に出向いたわけです。
ありました、有りましたヨ!!
が、、、 少なくともフィリップスのオランダ盤は間違いないのでダメもとで購入。
さらに、もう1枚 発見しました!!
しかし、コチラはオランダプレスではなくて多分英国プレス盤のようでした。
さ~て、そ れ で は 早 速 試 聴 す る こ と に
レコードを取り出して、一目盤面を見ただけで 『これは違うぞ!』 という印象を受けました。なんだか他のレコードよりは溝がしっかり深そうな感じというか、なんか”盤面が美しい”という印象がありました。
ワクワクしながら、針を下ろしますと、、、
お っ 、 お っ ~ ~
驚 き ま し た ね ぇ ! !
確かにこれまで所有していたレコードとは全然違います!
弦の響きといい、空間の音響といい、明らかに良いです。かなり期待していたサウンドに近くなっております。
これまでは、オーディオというのは機械から発せられている音を聴いているだけと思っていましたが、レコード再生のクオリティが少しづつ上がってくると、演奏家が演奏した音楽を再びここで再現しているのだ という生々しさを感じられる(錯覚でしょうか)ような気分になってきました。
いやはや、これはスゴイことです!!
ますます深みにはまりこんでゆくアナログワールド
恐 ・ ろ ・ し ・ い ぃ ~
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