前回は半乾きでしたので、、
数時間後にようやく漆喰も乾いて、キレイな色(黄土色の漆喰です)に成ってくれました。
さすがに下地処理がしっかりと出来ているので漆喰の伸びもよくスイスイ塗れました。そうすると塗りながらも少し余裕が出来るので、わざと塗り面を荒らしたりと 意図的に塗りの変化も付けられるわけです。
ですが経験の少なさゆえ、塗っている状況からは 乾いてからの仕上がりを予想しきれず、未熟さを痛感いたします。 要するに、キレイな荒れた面を作りたいのに、残念ながら「汚い荒れた面」に成ってしまっております。
そこで、思いきって 新 兵 器 の登場です!!
技量の足りなさを材料で補ってもらおう という魂胆で、これまで塗ってきた練り漆喰の ナント2倍の価格、高級練り漆喰=「ひとりで塗れるもん」を購入しました。 コチラは天然素材だけの日本製ではなく、簡単に塗れるように少しポリマー等が加えられた韓国製とのことです。
開封した第一印象は、純国産の漆喰に比べると空気の含有量が多いなぁ という感じと、漆喰独特の臭いが無い感じです。 それとピュアホワイトながら結構グレーっぽいなぁ という印象です。
何しろ、2倍の価格ですからねぇ、、、 塗り易さに期待が高まりますわ
マズは 下地処理をしっかりと施してゆきます。
壁紙の繋ぎ目が目立ってたり、壁面にひび割れがあったりと、壁面としては結構厄介な状況ですが、出来るだけ仕上がりがキレイに成るようにとメッシュテープとパテで押さえつけて、表面にはシーラーを塗っております。
イヤ~ これは塗り易いです 実にラクラク、スーと伸びてくれますわ~
多少時間が経過しても ゆるい状態が保たれているので、余裕でアレコレを試すことが出来ます。
今回は国産漆喰では出来なかった仕上げ処理=スポンジを使った表面荒し をトライしました。この手法の目的は前述した、キレイな荒れた面をつくることです。
以前ならば、漆喰を塗っている最中に コテから その他の何かに持ち換え 別な作業をする なんて芸当はとても不可能と思われたのですが、コチラの漆喰「ひとりで塗れるもん」ならば余裕で可能となりました。さすが2倍の価格差はスゴイ威力ですナ~
初めに スィーと薄めに伸ばして平坦に塗り、その後に部分的に多めに漆喰を塗る、その後にスポンジで表面をポンポンとしてやると、おおよそ自分の意図した様な「キレイな荒れた面」が作れるようになりました
まだまだ、完全には意図した通りには出来ませんが、かなりのステップアップになりました。
恐らく以前だったら半日以上も孤軍奮闘しなければならなかった壁一面ですが、およそ2時間ほどで仕上がりました。 やっぱり「ひとりで塗れるもん」は塗り易いし、表面の仕上げ処理も工夫次第で色々と試せそうです。
こうなると、これまでに計画していた壁以外にも何か応用出来ないかと 益々リフォームが楽しくなってきました。
で は 、 次 回 も お 楽 し み に ~