さんざん苦労しながらも、フローリング材を張り付けてを進めてきましたが、、、
ようやく最後の一列まで来たところで、またまた無理難題に遭遇!!
当初より覚悟はしておりましたが、最後の一列は特に寸法調整がムツカシイわけなんです。
と、云いますのも 、正確な図面により専門職人さんにより建てられた建物というのは、室内の寸法がビシッと正確で 部屋の縦・横の寸法もキッチリ四角に納まっていると考えがちです。
ところが、ところが、 実際には ある程度 いい加減なところがありまして、コチラの部屋(六畳の畳間)では大雑把にみても 手前側と奥側で横方向寸法が10mmすなわち1cm、また奥行方向でも左端と右端で10mmほどの違いがあります。それらが直線的にズレているかと言えば、そうでもなく ある位置からカクッと曲がっていたり、なだらかに歪んていたりするわけなんです。
更に加えて素人作業ゆえの不正確さも相重なりまして、最後の一列の張り付けは困難を極めるわけなんです。そこで登場するのが大工さんの象徴的道具の一つである 鉋=かんな の登場となるわけです。
が、しかし、、
素人ゆえ 大工さんのようにシャーとキレイに削れるわけもなく、切削面は却ってガジガジに汚くなるって感じですわ・・・ それでも、なんとか微妙なすき間を確保しつつ最後の一列を納めることが出来ました。
ここでフローリング材について追加説明をしておきますと、床材料の板脇には「さね」と呼ばれるジョイント部分があります。
このジョイントに順々に次の板をはめ込んでいくわけなんです。
もし同じ長さの板を平行に順々に繋げるならば、だいたい同じ間隔でいけるだろうけれど、今回は強度を確保するという命題に従い 互い違いに並べており 更に上述した部屋自体の寸法の狂いもありますので、左右の材料の微妙なズレが 次の板をはめ込む際に大きな障壁となりキッチリ納まらず、結果として不必要な大きなすき間となってしまうわけなんです。
というわけで、仕上がった床を全体的見渡すと 妙にすき間が大きい箇所があったり 微妙に斜めになってたりと、矢張り素人仕事であることが明確に漂っておりますわ~
コチラは張り付ける際に、かなり脇から叩き込んだのですが どうしても接近してくれず、3mmほど すき間 が開いてしまいました。
上手くいった部分はこんな感じなんですが、、
ほとんど言い訳ばかりの内容になってしまいましたが、
ようやく フローリング床 の完成でした。
さて、さて、、 次は壁の作業に取り掛かりますヨ~
つ づ く ~
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