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McIntosh マッキントッシュ C34V オーバーホール その11

2011年05月31日 | オーディオ

 ● 緊 急 事 態 発 生 

   いやはや困った事になりました!

各基板のコンデンサ交換、スイッチ類のメンテナンスも終わり 数ヶ月振りに全体を組み上げたのですが 全 く  音 が で ま せ ん !!!!

冷や汗を流しながら、順番にあやしい箇所を探っていきます。マズは、いちばん部品交換の多かった電源回路ですが、こちらは問題はなく正常に動作しております。

アレコレと探ってゆくと、、、 どうやら入力の切り替えが正常にできていない?のじゃないかと疑惑が浮かんできました。

じっくり回路を見る前は、なんの疑いもなくロータリースイッチで直接入力信号を選択しているものと思っていましたが 実はちょっと高級な回路になっておりました。

Photo

上写真の基板が入力切り替え部です(本体を横向きに立てて斜め裏から撮ってます)。ここでは入力信号の選択信号をつくっておりまして、その信号を入力基板に送ってFETを使ったスイッチ回路で実際の入力信号を切り替えているのでした。だからメカ接点によるノイズは発生しないわけです。

ここで、、、もしかしたら???  という考えが頭をよぎりました。このロータリースイッチを分解清掃したときに、、、、

Sw

上が清掃前で、下が清掃後なのですが回転接点板の位置関係が異なっているのがお判りになりますでしょうか?

Sw_3 

どうやら分解清掃した際にうっかり回転板の位置を間違えて組み立ててしまったようです。

Photo_4

回路図とにらめっこして、スイッチの位置と接点の関係性をチェックすると、案の定 間違っていることが明らかになりましたので、再度スイッチを分解します。

Photo_2

なるほど、なるほど、、2個とも間違っておりました。

で、恐る恐る再び電源を入れてみると、、、

Photo_3

イヤ~ 良かった~ 無事に  音だしに成功しました !!

が、しかし、、

再び 新たな 問題が発覚しました!!

勘のよい方ならお察しのことと思いますが、ロータリースイッチが他にも使われておりまして、、、、

                     そ の 12 に 続 く 


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