乳と卵

2008年02月20日 | 健康・病気
昨日、午後5時過ぎ図書館に行った。
所沢図書館本館は、
火曜日には1、2階だけ午後7時まで開いている。

文藝春秋3月号があった。これが目的だった。
第138回 芥川賞の「乳と卵」川上未映子著を読んだ。

読みづらい文章だった。
途中、読むのをやめようかと思った。
でも、最後までは読もうと決めていたので読んだ。
1時間半ぐらいで読みおえた。
これが芥川賞か、と思った。

ストーリーは、
離婚して娘と大阪で暮らしている姉の巻子が豊胸手術をするために、
東京の“わたし”の部屋に小学生の娘を連れてやってきた。
姪の緑子は口で話しはしないで、
小ノートに自分の意志を書いて伝える。
ある日、病院に出かけたはずの巻子が、
別れた夫に会ったと、夜遅くに帰宅。
そんな巻子にそれまで言葉を発しなかった緑子が、
「お母さん」という。そして…、

女性のからだとか生理というものを考えさせられた。
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オールナイトニッポン

2008年02月19日 | 健康・病気
昨夜、「坂崎幸之助のオールナイトニッポン40thグラフィティ」を聴いた。
(ニッポン放送 19:00-22:00 )
「オールナイトニッポン」という番組名を聴くだけで懐かしい。
この番組は40年続いているらしい。
今、ウィキペディアの「オールナイトニッポン」を読んでみた。
紆余曲折の長い歴史が書いてあった。

「ビタースウィート・サンバ」(ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス)
を聴くと、心がウキウキしてくる。
「オールナイトニッポン」は、1967年10月から放送を開始したらしいが、
私はその12月頃から聴き始めた。
私が中学3年で高校受験勉強を始めた頃だ。
(情けないですね。高校の受験勉強を中3の12月に始めたのです)
高校に入るまでずーっと聴いていた。
いや、金曜日などは「パックインミュージック」(TBSラジオ)も聴いていた。
糸居五郎、斉藤安弘、今仁哲夫、亀淵昭信が好きだった。
高校生になると私は、ほとんど「パックインミュージック」になった。
文化放送の「セイヤング」もたまに聴いていたけどね。

昨日はその頃の曲がかかった。
「イムジン河」「この広い世界いっぱい」「遠い世界に」「岬めぐり」
「帰ってきたヨッパライ」「悲しくてやりきれない」「ケメコの唄」
「翼をください」「白馬のルンナ」「花嫁」あとなんだっけかな…。

21時の頃、加藤和彦が出てきた。
フォーククルセイダーズのデビューの頃のことを話していた。
私は中学、高校の頃、フォークルに憧れてギターを弾いていた。

「オールナイトニッポン」は、茨城の百姓のせがれを、
世の中に目を向けさせてくれたラジオ番組でした。


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カラオケ大会

2008年02月18日 | 健康・病気
昨日、新所沢駅東口の「ぎょうざの満州」の地下を借り切って、
「少年探偵団カラオケ大会」が行われた。
10時30分受付開始で11時半ぐらいからうたい始めた。
何人ぐらい参加したのだろう?
25人ぐらいいたかな?

会費は、飲み放題、食べ放題で3300円だった。
ひとり2曲づつうたった。
盛り上がりました。
私はデジカメで写真を撮りまくった。

それぞれが、よかったと思う人を3人投票した。
終わってから表彰式が行われた。
私も選ばれてバスタオルをいただいた。
17時に閉会になり、それから「肴や」で二次会。
20時ごろ中締めにして、それで私は家に帰った。
楽しいカラオケ大会でした。

しかし、昼間から飲むと疲れますね。
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藤堂志津子

2008年02月17日 | 健康・病気
藤堂志津子著「せつない時間」(幻燈舎文庫)を読んだ。
このひとの小説を読んだのは初めてかな?
いや、文芸雑誌に載ったものを読んだような気がする。

この本には10の短編小説があり、
どれも20代から30代はじめの女性が主人公だった。
この中で「夜の公園」というのが好きだ。

2ヶ月前に恋を失い、失意のどん底にいる26歳の女性が、
夜の公園に毎日通う。
ベンチに腰かけ、ただぼんやり空を眺めている。
やがて、どこからともなくジョギング・ロードに男があらわれる。
“彼は私の姿など眼中になく、ただまっすぐ前方を見て走りつづけてゆく。”
そんなふうにして10日間が過ぎ、11日目に、
「あなたも一緒に走りませんか」と男がいう。
翌日、約束どおりジョギング用のスタイルで公園にでかけ、
彼と一緒に走る。
公園を走り、そのままのリズムで彼女のマンションの部屋まで行き、
“汗まみれの体のまま激しく抱きあ”う。
名前も年齢も職業も知らない男との奇妙な夜は、4日間続いた。
しかし、自分のしているふしだらさに気づき、
夜の公園に行くのをやめた。
夜の公園に行かなくなってから3週間過ぎたその日、
女性は公園を訪ねた。
“いつも私がすわっていたベンチに、白いポロシャツを着た男が、
こちらに後姿をみせて腰かけている。”
“白いポロシャツの男は彼だった。”
どんなふしだらな出会いをしようとも、
そのふたりがちゃんとした人間ならいいと思う。
そんな“ふしだらな”出会いというものは、
若いときにはままあるもんじゃないのかな。
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さよなら市川崑監督

2008年02月17日 | 健康・病気
市川崑さんひつぎに中井貴一がキャメル(日刊スポーツ) - goo ニュース


市川崑が亡くなった。
中学生のときに観た「東京オリンピック」がよかった。
高校3年のときに始まったテレビ時代劇
「木枯らし紋次郎」の新鮮な映像に驚きよく観ていた。
二十歳のころに、池袋の文芸座地下で観た
安井昌二主演の「ビルマの竪琴」に感動した。
私としては好きな映画監督でした。


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鼓童

2008年02月16日 | 健康・病気
勤務明けから帰ってきて風呂に入り、
朝食を食べながらテレビをつけたら、
<太鼓芸能集団・鼓童「佐渡島のワールドミュージック」>
という再放送をやっていた。
私としてはいつもやっている「俳句王国」を見るつもりでした。
土曜日の午前11時からのこの番組を楽しみにしていた。

鼓童の演奏を観ていて涙が出て来てしまう。
藤本吉利の大太鼓がよかった。
金子竜太郎も素敵だった。
インドのタブラー奏者ザキール・フセインとの競演が見物だった。
金子竜太郎は鼓童を離れて、太鼓奏者として独立するという。

私は、パカッションの楽器が好きだ。
和太鼓が一番いい。
親父が叩いているのを小さいときから見ていた。
私も叩いてみたい。
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足場材

2008年02月15日 | 健康・病気

仕事をしている近くのアパートで、
外壁を塗装していた。
それが終わり、足場をかたずけていた。

足場材を久しぶりに見て懐かしくなった。
パイプ、足場板、クランプなどなど。
暑かった去年の夏まで、
あの重いものたちを持っていたのだ。
おかげで膝を悪くした。
現在、まったく膝、腰などは痛くない。
整形外科には12月から行っていない。
あれだけ痛かったのがウソみたいです。
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バレンタインデー

2008年02月14日 | 健康・病気
今日は、バレンタインデーである。
それがどうした。
いえ、私には何もありません。
ここ10年以上、チョコレートなんぞもらっていません。
(4年ほど前にいた会社のとき、パートのおばさんから、
 男子従業員へとバラのチョコレートはもらいました)

これで、今夜の九想話を終わりにしては、
九想庵への“旅人”を増やしたい私としてはまずいです。
せっかくここまできて九想話を読んでくれたのに、
なにか収穫がなければ次がない。
といっても、バレンタインデーには何もないんですよね。
いや、他の記念日にも何もありません。
55歳の中高年には、世間の風は吹きません。

こんな私でも、ある時期まで義理チョコはそれなりにいただきました。
それが、現在は“まったく”なくなってしまった。
皆無です。これは、すこ~し寂しいです。
ラジオ、テレビではバレンタインデーが近づくとなんだかんだ話題にする。
それらのことが私には、いっさい関係ない。
なんか世間から見捨てられたような気持ちになります。

こんな私でも、“本命”チョコをもらったときがあった。
私が東大生協に勤めていた頃の話です。
私が12月に失恋してズーっと落ち込んでいたときだった。
2月14日の朝、一緒に働いている
レコード売り場のバイトの女の子からチョコをもらった。
その他何人かからチョコレートはもらった。
それなりにパッケージされたチョコレートでした。

夕方、帰りがけにレジのバイトをしている27、8歳の女性から
チョコレートをすれ違いざまにもらった。
そのとき私は25歳だった。
もらったチョコレートは、なんの包装もしていない
明治ミルクチョコレートそのものだった。
なんか感じましたね。
その女性からの視線は、3ヶ月ぐらい前から、
なんか他の女性のそれとはちがった。
といって休憩室にいるときなど何も話しかけてこないのです。
でも、なんか遠くからの彼女の視線は感じていた。
そして、バレンタインデーに“明治ミルクチョコレート”なのです。
このバレンタインデー用チョコではない、ということに、
ある種の“気持ち”を感じました。

バレンタインデーには必ず、あのひとのことを思い出します。
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チーム・バチスタの栄光

2008年02月13日 | 健康・病気
昨日、映画「チーム・バチスタの栄光」を観た。
私としては、5点満点で、2点でしたね。
観る前からそれほど期待していなかった。
1月だったか、原作者の海堂尊が、ラジオ深夜便で話していた。
それを聴いていたので、観てみようかなと思った。

ストーリーとしては面白かった。
原作では男の田口が、映画では女性になっていた。
それを演じていた竹内結子がよかった。

映画を観てから、パルコの本屋で原作をざっと立ち読みしてみた。
(映画は4階で観て、本屋が3階にある)
クライマックス、犯人と白鳥、田口との会話を読んでみて、
映画でのこのシーンでは物足りないと思った。
小説では、犯人の心の内側が映画よりもっと深く書いてあった。
シナリオでは難しいのかな?
いや、原作に負けない表現ができると思う。

これは映画館で観なくてもいいですね。
ビデオ(現在はDVDか)で観てもいいと思う。
1800円では高い。
私は、1500円で観た。
パルコカードを見せると1500円なんです。

それはそれとして、私は映画館で映画を観るのが好きだ。
できれば東京まで行って観たいのですが、その元気がない。
観たい映画がなかなか新所沢まで来ないのが悩みです。
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藤田宜永

2008年02月12日 | 健康・病気
藤田宜永著「壁画修復師」(新潮文庫)を読んだ。
この本は5篇の短編からなる連作集だ。
主人公は50代の壁画修復師。
フランス人の妻の妹と恋愛関係に陥ったことから、
妻がノイローゼになり自殺してしまった。
その過去を背負って、フランスの小さな村にある教会の壁画を、
フランス文化省の依頼で修復しているムッシュウ・アベ。
彼の姓「アベ」は、フランス語で「神父」を意味する。
アベは、壁画修復の仕事を通して出会った人々の
苦悩や傷心までをも神父のように修復してしまう。

先月、「はなかげ」藤田宜永著(集英社文庫)を読んだ。
これもよかった。
この人の小説をもっと読みたいと思っている。
去年の6月、図書館に「戦力外通告」(講談社)を予約している。
まだ順番が回ってこないのか連絡が来ない。
早く来ないかな。
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