酒を飲まない夜

2015年04月12日 | 健康・病気

8日の夜から酒を控えている。
医師から1週間ほど飲まないようにいわれた。
夜が長いです。

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ドライブ・マイ・カー

2015年04月12日 | 健康・病気

8日、「女のいない男たち」という村上春樹の短編集が軽井沢図書館にあったので借りた。
この本はずうっと貸し出されていて、図書館には見あたらなかった。
この短編集には、先日九想話に書いた「イエスタディ」が入っている。
「まえがき」を読むと、この短編集の生まれたいきさつが書いてあり、
「ドライブ・マイ・カー」と「イエスタディ」は、
雑誌掲載時とは少し内容が変更されていると書いてあった。
>『イエスタディ』については、歌詞の改作に関して著作権代理人から「示唆的要望」を受けた。
と書いてある。
“著作権代理人”は気持ちの小さいひとだな、と私は思った。

それはそれとして、今夜の九想話は「ドライブ・マイ・カー」のことを書く。
舞台俳優の家福が、専属の運転手を探していた。
何日か前、接触事故を起こし免許証停止になった。
警察の指定した眼科医の検査を受けたら、緑内障の徴候が見つかり、
再検査して良い結果が出るまで運転はするなと事務所からいわれていたからだ。
修理工場の経営者が腕のいい若い女性ドライバーを推薦してくれた。
その渡利みさきという女性が専属の運転手になった。
家福は、みさきに関してはその存在が気にならなかった。
彼女の無表情で素っ気ないところが、家福にはありがたかった。
> 家福は助手席に座っているとき、亡くなった妻のことをよく考えた。
妻の方は時折、彼以外の男と寝ていた。
家福は、妻が最後に寝た男と酒を飲むようになった。
そのことを家福はみさきと車の中で話す。

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