岬めぐり

2012年08月17日 | 健康・病気

岬めぐり - 山本コータローとウィークエンド



今朝のラジオ深夜便の午前3時台は、
「にっぽんの歌こころの歌 作家で綴る流行歌:山上路夫(作詞)作品集 (第2回)」でした。

岬めぐり   山本コータローとウィークエンド
二人でお酒を   梓 みちよ
昭和ブルース   天知 茂
あゝ人生に涙あり   杉 良太郎、横内 正
学校の先生   坂上 二郎
遣らずの雨   川中 美幸
お先にどうぞ   由紀 さおり
いくたびの櫻   ふくい 舞
翼をください   赤い鳥

山上路夫は、いろんなジャンルの歌詞を書いているんだなと思った。
私はこの歌の中で、最初にかかった「岬めぐり」に思い入れがあります。
この歌が流行っている頃に私は四国一周をした。
そのときに足摺岬にバスで行った。
バスの窓から外の景色を見ているときに、ずーっと「岬めぐり」を歌っていた。

♪あなたがいつか話してくれた 岬を僕はたずねて来た
 二人で行くと約束したが 今ではそれもかなわないこと

だいたいつきあっているときはこういう約束をするんですよね。

♪幸せそうな人々たちと 岬を回るひとりで僕は
 くだける波のあのはげしさで あなたをもっと愛したかった

十分自分の愛は激しかったのですが、振り返ると激しさが足りなかったと反省する私です。

♪岬めぐりのバスは走る 僕はどうして生きていこう
 悲しみ深く海に沈めたら この旅終えて街に帰ろう

岬の先端に行って海に飛び込もうということではなくて、
「この旅終えて街に帰ろう」というのに、救いというか明日への希望がありますね。
じっさい、私も足摺岬から帰って東京で再び暮らしはじめたんです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦場の軍法会議

2012年08月17日 | 健康・病気

NHKスペシャル「戦場の軍法会議 ~処刑された日本兵~」の再放送(午前0時50分~1時39分)を観た。
もし、私がその立場になったらと考えたら怖い話だった。

> 67年前の太平洋戦争末期、フィリピンやニューギニアなどの南方戦線で補
> 給が断たれた日本軍に“異常事態”が起きていた。飢えに苦しみ、食糧を
> 求めてジャングルをさまよった日本兵たちが、部隊を勝手に離れたとして
> 「逃亡罪」で次々に拘束され、処刑されたのだ。しかし、当時の記録は、
> ほとんどが軍によって焼却されたため、その詳細は今まで明らかになって
> こなかった。

>                     そこで語られていた元法務官の証言は、衝撃的だ。
> 軍紀を守るために厳罰を科し“見せしめ”を求めた軍上層部の意向で、本
> 来なら死刑にならない罪でも兵士を処刑した、というのである。「法の番
> 人」であるはずだった法務官たちは、なぜ、軍の上層部に抵抗し続けるこ
> とができなかったのか。

そのうち軍法会議にもかけなくなったという。
ある90何歳かの元兵士が話す。
逃亡兵を見つけたら、軍法会議もかけずにすぐ銃殺した、そうだ。
私のような運動神経もなく、心の小さな臆病な者が軍隊に入ったら3日もいられなかったと思う。
しかし、いなければならないんですよね。
おそらく逃亡したくなるのではないか。
同じ臆病な仲間とグループで逃げるかも知れない。
そして捕まって“上官”に殺されるのだ。
銃殺ではなく日本刀で斬って殺すこともあったそうだ。
「軍紀を守るために厳罰を科し“見せしめ”を求めた軍上層部」というのが怖い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする