先週、富山の友人から宅配便が届いた。
小さいダンボール箱に入っていたのは6冊の同人誌だった。
2005・2006・2009・2010・2011・2012年の2月に発行されたものです。
それ以前のものは毎年1冊づつ送られてきていた。
10年ほど前にこの同人誌は作られたと思う。
彼は、それを続けている。
彼と知り合ったのは東大生協の職場でだった。
私が22・3歳のときだった。
そこで働いていた3人でガリ版刷りの同人誌を作った。
「わりばし」というものです。
1号だけの同人誌だった。
たしか、私が名前をつけた。
「割って使えるのがわりばし」という意味だったと思う。
今思うと、その意味がよく分からない。
その彼が現在も同人誌に小説を書いている。
私は言葉もありません。
今日までに全部読んだ。
最初のころより文章がよくなっている。
書き続けていることがすばらしい。
頭が下がる。
そろそろ私も書かなければ…。