オヤジバトル

2012年03月16日 | 健康・病気

福岡発地域ドラマ~NHK北九州放送局開局80周年記念~
オヤジバトル!」(NHK 3/17 0:15~)というドラマを観た。
「あの音楽番組がドラマ化!笑いと感動の物語」というコピーがテレビ番組欄についていた。
まァ、よくあるドラマといえばそれまでです。
ドラマの始まりは、昔のバンド仲間がNHKが主催する「オヤジバトル!」に出るために、バンドを組もうと燃える。
鉄工所の社長がドラム、電器屋のオヤジがギター、焼いた食べ物を売る太っちょがベース、ドラマの主人公がヴォーカル。
高校生のときにバンドを組んでいた。

昔、ヴォーカルをやっていた主人公がプロになると東京に出て行った。
男は恋人に5年待ってくれという。
5年たっても恋人は音楽でメシが食えなくて、「あと5年待ってくれ」というしかなかった。
恋人は待てずに別な男と結婚する。
その女性の旦那が病死する。
娘がいる。
ヴォーカルの男が夢破れて九州に帰ってきた。
どんなことがあったか知らないが、ヴォーカルの男と元恋人が結婚する。
男は、娘の親父になろうと必死だった。
昔のバンド仲間がバンドを組んで「オヤジバトル!」に出ようという。
「バンドをやる」と女房・娘にいうと反対される。
娘が白血病(?)になる。
このへんが安易だ。
病気にすれば簡単に“ドラマ”になる。
もっと普通な人たちでドラマを作って欲しい。
それまでバンドをやる旦那に反対していた妻が、「バンドやれば」と勧める。

しかし、安易なドラマ仕立てなのだが、おれは涙なみだだった。
こういうのに弱いのです。
昔、シナリオ学校でこういうのはダメだ、こんな安易なストーリーはいけない、と散々いわれてきた。

しかし、おれは、泣きました。
自分が楽器を弾くことが好きだということがあります。
小さいときから社会の底辺で生活してきた、ということも。
そういう人たちががんばって生きているということに泣ける。

ドラマのバンドが「オヤジバトル!」で歌ったのがこの曲だ。
ドラマのBGMでブルーハーツの曲がいっぱい流れていた。

TRAIN-TRAIN -THE BLUE HEARTS-

コメント
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