院内学級の教師

2011年01月24日 | 健康・病気

プロフェッショナル・仕事の流儀(NHK総合22:00 ~ 22:50)を観た。
病気の子どもを笑顔に院内学級・心の先生!▽
手術にのぞむ12歳少女▽涙の詩と少年の夢

本日のプロフェッショナルは、副島賢和という人で、
大学病院の最上階にある院内学級の教師だ。
入院を余儀なくされ学校に行けない子どもたちのために、
病院内で授業をする「院内学級」というのがある。
病院に〝学校〟があることを私は知らなかった。
考えれば入院した子どもの勉強するところが必要ですね。
しかし、小さな病院ではそこまでは出来ないだろう。
大学病院だからでしょうね。

この人は大学を出て普通の小学校の教師になった。
しかし、6年(?)たったとき、肺の病気になり何年か学校を休んだ。
それまで子どもたちとスポーツを一緒にすることが彼の目標だった。
病気になり激しい運動が出来ない身体になった。
自分のやりたいことを見失った。
学校を休んで大学院に入り児童心理学を学んだ。
そして学校に戻ったとき移動願いを出し、大学病院の院内学級の教師になった。

院内学級にはいろんな子どもたちがいた。
なんといってもみんな病気持ちだ。
それも深刻な病気です。
小5の涼くんというコの話は良かった。
副島が、院内学級の教師になった頃にいた子どもです。
彼は、他のコと仲良くなりうちとけるのがうまかった。
どんな子どもでも彼には心を許してしまう。
彼が書いた詩に副島は心を動かされる。
日常のなんでもないことが幸せだと書いてある。
そんな涼くんがある日亡くなった。
(彼に比べたらおれなんて)と副島は思った。
院内学級の仕事をしているときいつも涼くんが心にいる。

副島は、ダジャレが好きだ。
赤い丸いスポンジボールを鼻につけてピエロになる。

すごいサービス精神を持っている教師だ。
熱い心の人間だ。
こういう人がいることがありがたい。

コメント (4)
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