1月11日

2011年01月11日 | 健康・病気

今日は、「1」並びの日です。
それだけのことです。
しかし、私は毎年この日になると思い出すことがあります。
友人の誕生日です。
彼と会ったのは私が30歳の頃ですからもう28年もたっている。
私が零細企業の資材課で、彼は半導体製品の商社の営業マンだった。
そのときの会社の製品に使うICやLSIを彼の会社から購入していた。

彼の会社は新宿にあった。
年に1回ほど彼の会社の接待ということで新宿で呑んだ。
最初に呑んだときにいわれた。
「おれの誕生日が1月11日で正士という名前になったんだ」
正月の「正」に、十一を合体させて「士」という字だと話してくれた。
それ以来、私は1月11日になると彼の誕生日を想う。
親きょうだいの誕生日を忘れても、彼の誕生日は忘れられない。

彼が会社をかわっても、私が会社を転職しても、
資材課担当者と半導体の営業マンとして付き合った。
40歳前後の頃、彼が東京での仕事を辞めふるさとの淡路島に家族で帰った。
それからは、電話と年賀状だけのつきあいになった。

51歳のとき、友人と淡路島に遊びに行った。
その夜、ハモ料理を満喫した。
ハモ料理は京都が有名らしいが、そのハモは淡路島でとったものということを知った。
あのときは彼の奥さんも来てくれて楽しかった。

この春に、彼の息子さんが結婚すると先日メールがきた。
素晴らしいことだ。
子どもが成長していくことはいい。

また、そのうちいつか淡路島に遊びに行きたい。
でも、なかなか行けないだろうな。
その前にまだ行ったことのない沖縄にも行きたいしなぁ。

 

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