あと1分で起きる

2001年12月03日 | 暮らし

わが女房の目覚まし時計は、
朝6時半に鳴るようにセットしてある。
これがバカにデカイ音がするものなのです。
おれのは、デジタル時計で電子音が小さい。
6時25分に鳴るようにしてある。

5時間寝ると、おれは自然と目が覚める。
普通は、目覚ましがなる前に目が覚めてしまう。
最近は、
4時間ちょっとしか睡眠をとってないので、
目覚ましの世話になっている。
自分ので目を覚まし、
そろそろ女房の時計がバカ騒ぎするんだろうな、
と思っているうちに、
「ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ」
とけたたましく自己主張を始める。
すると、時計のベルを止めて女房がいつもいう。
「あと1分で起きる」
そういって彼女は起きたことがない。
5分や10分、いや、起こさなければ、
ずーっと寝てるのではないか。
「あと1分、といわずに、
 目覚ましがなったらすぐに起きればいいんだよ。
 6時半に起きなくてもいいなら、
 最初から、6時35分とか6時40分に
 セットしておけばいいのに」
「それがちがうんだな。
 目覚ましがなってから、少し寝るのがいいのよ」

おとといの土曜日の早朝、おれはふと目覚めた。
すると女房がいきなり、
「あと1分で起きる」と呟いた。
目覚ましは鳴ってない。
土曜日だから二人とも休みだ。
「かってに起きれば」
とおれはこころでいって、また眠りについた。

コメント
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