五体不満足

1998年12月10日 | テレビ

 今、この「五体不満足」の著者が、私の頭の中にいつもいて、ことあるごと
に私を叱咤激励する。
 まだ本は読んでいない。ラジオで知った。
 先週の土曜日、NHKの「7時のニュース」に彼が出ていた。
 「障害は、不便だけど不幸ではない」という言葉が彼の文章にあるそうだ。
 彼の明るさには、ただ頭が下がるだけです。
 この本のこと知らない人に説明すると、この著者は、「先天性四肢切断(で
いいのかな)」という状態でこの世に生まれてきた。現在、早稲田大学3年生
です。
 本の一部を朗読で知っただけですが、すばらしい生き方をしている、と感じ
入ってます。
 それに比べ、私なんかみっともなくて、穴があったら入りたいです。
 彼が自然に美しい生き方をしているのは、それ以上にゆったりと豊かな人生
を送っている両親がいるからだろうな、と思います。
 彼が生まれたとき、医師は母親が驚いて具合が悪くなってはいけないと考え、
1ヶ月後に対面させたそうです。
 それで、みんなが心配しながら母親と赤ちゃんの彼を会わせた。
 赤ちゃんを見て、お母さんは「まあ、可愛い」といったらしい。
 私はそのエピソードを聞いて、涙が出てしまいました。
 本も読んでないのに、こんなこと書いてはいけないですね。
 正月休みにでも買って読みたいです。

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