ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

170日目 大阪駅の南側、中之島を歩く

2017-04-28 23:49:28 | 近畿(大阪・兵庫)
平成28(2016)年12月29日(木)


前々編の終わりの方で、千葉駅にも「祭」がやってきました云々と書きましたが、確かに「祭」っぽいお店があるのは間違いないのですが、一昨日よく見たら屋号は「踊」でした。お詫びして訂正します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

福島駅を出るやビックリする→
いきなり真ん前に線路があって轟音を立てて電車が駆け抜ける。
これは迫力ある!というか、威圧感ありすぎ。
それにしても西日本には、こんなのっぺらぼうな電車が多いのは気のせい?

福島駅近くで外せない名所?がこれ→
ビルを貫く道路。ここに突っ込んでいく感覚とはどんなものなのか、一度この道路を走ってみたいものです。

以上は福島区で、次に歩くのは北区。
ビルをまっすぐ南に歩くと川に出ます。
堂島川→
左が大阪駅側で、右は中学校地理教科書の「近畿地方編」にお決まりのように写真が載っていた中之島。

中之島は堂島川と土佐堀川に囲まれた中州で、北岸側のビジネス街と南岸側の金融街と一体をなす大阪の経済・文化の中心地。
また、周辺にはレトロな建物が多く残っているのも特徴。
という事で、この中之島をひたすら東に歩きつつ、建物などをいくつか取り上げていきます。

錦橋→
昭和6(1931)年に架けられる。「橋」と名付けられていますが、元は可動堰。

住友ビルディング→
北側半分は大正15(1926)年、南側は昭和5(1930)年に竣工。
堂々と佇み貫禄を感じる建物で、現在は三井住友銀行大阪本店。
東京に本店があるのだけど、ここも何故か本店。
この建物周辺には住友系のビルが立ち並んでいるので、通称「住友村」というようです。

明治36(1903)年築の日本銀行大阪支店旧館→
真ん中のドーム型屋根と三角屋根(ほぼ見えておりませぬが・・・)が特徴の、ベルギー国立銀行をモデルにしたネオ・ルネサンス形式と言われる建築様式。

日銀の反対側にあるものがコレ。

(632)大阪府大阪市役所
ご存知、大阪府や近畿のみならず、西日本の政治・経済・文化の中心都市で、日本で2番目に多い人口を抱えている市。
日本書紀には「烏瑳箇(おさか)」と表記され、和銅7(714)年の地名二文字化で「小坂」となり、室町時代の蓮如によって「大坂」とされ、明治期に現在の表し方になる。

いわゆる大化の改新後に長柄豊碕宮(ながらとよさきのみや)が置かれ、日本の首都だった事もありました。わずか9年でしたけど。
遺構は発見されていませんが、仁徳天皇の時代にも「難波高津宮」が置かれたらしいです。

市役所・日銀のあるこの御堂筋「淀屋橋北詰」交差点を南に見る→
はるか遠くズラリ赤信号はなかなか壮観。
昭和10年に完成の淀屋橋は、江戸時代の豪商・淀屋さんが架けたのに始まり、それが由来の橋。

大阪市中央公会堂(大正7年竣工)→
どこかで見たことのある建物だよな~と思ったけど、設計者を知って合点がいきました。
辰野金吾さん、そう、東京駅を設計したあのお方。因みに日本銀行大阪支店旧館もそうなんだとか。

一度これに乗って、川面から大阪を眺めてみたい→
西方向に進む水上バス・アクアライナーです。

難波橋→
古くは奈良時代に行基が架けたとされ、現在の本体は昭和50年に架け替えられたもの。
橋の両詰には狛獅子というか、狛ライオンがあるので「ライオン橋」と呼ばれているのですが、何をボーッとしていたのか、その肝心のライオンを撮り損ねてしまう。
というか橋詰さえ見た記憶が全くないので(勿論ライオンも)、その時に限って足以外の部分は完璧に幽体離脱して夢遊病者が如き状態になってしまっていたようです。
一応かすかに写ってはいますけどね・・・。

中之島の東側突先には噴水があります→
毎時00分と30分に水が噴き出すので、あと5分待ったらその時間だったのでしたが、じっとしていられない性格が災いして天神橋を渡って北の方へ歩いてしまいました。

天神橋筋商店街の南端部→
ここには蓋はありませんが、この先一直線のアーケードに覆われた商店街となり、その長さ2.6kmは日本一。
あれっ?、以前、高松のアーケードを紹介した時に、ここが日本一と書いたような気がしたな・・・。
ウソを書くのはイカンのでWikipediaを拝見すると、「分岐を含まない連続的に連なったアーケードでの日本一は大阪府大阪市の天神橋筋商店街」なんだとか。
もっとも「完全に連続したものとしては長崎県佐世保市の三ヶ町商店街~四ヶ町商店街の約1kmが最長」ともあったけど。

再び川沿いに戻ります。
旧淀川である大川右岸側の毛馬(けま)桜之宮公園→
左には「桜の通り抜け」で知られる造幣局。
この道も桜並木となっているので、ちょっと前はさぞ大賑わいだったことでしょう。
私が訪れたこの年末にはブルーシートに覆われたホームレスの家が軒を連ね、多くのホームレスで賑わっていましたけど。

桜宮(さくらのみや)橋と新桜宮橋→
この上を走るのは国道1号線。
手前の橋が桜宮橋(昭和5年完成)で、鋼板が銀色なので「銀橋」とも呼ばれているようです。
奥は平成18年に完成の新桜宮橋で、左の茶色い建物は階段塔。

川を渡ると都島区。
関東の人なら「としまく」と呼んでしまいそうですが、「みやこじまく」です。
〔51〕大阪府大阪市都島区役所

↓こんな時間ですらネオンでキラキラ怪しい建物が居並ぶ街を通り抜け、人でごった返す京橋駅へ。
 

とても楽しかった大阪レトロ建築物巡り。今度は本腰を入れて見て廻りたいものです。

 

参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→


最新の画像もっと見る

コメントを投稿