ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

27日目 関西には魅惑がいっぱい その1 

2012-10-28 15:01:23 | 近畿(滋賀・京都)
2012年10月8日(月)


南彦根7時33分発上り電車で今日は始まります。
が、すぐにお隣の彦根駅で降ります。

↓彦根駅では、ゆるキャラの火付け役「ひこにゃん」がお出迎え

佐和山城とは石田三成が城主となっていたことのあるお城です。

↓彦根駅と井伊直政(彦根藩初代藩主)の銅像


↓「ひこにゃん」の石像


(149)滋賀県彦根市役所

彦根市は、江戸時代は彦根藩の城下町として栄えました。
明治時代になり、滋賀県が成立した際、彦根は滋賀県の中心部に近い位置にあるにもかかわらず、かなり保守的な地域であったため、県庁所在地になるのを嫌ったらしいです。

↓滋賀縣護國神社(鳥居の上に小さくお城が見えます)


お城の近くには江戸時代の町屋風のお店が並ぶ「夢京橋キャッスルロード」や、大正時代の町並みを再現した「四番町スクエア」といった商業施設があります。

5月に彦根も立ち寄ったのですが、その「四番町スクエア」では『ひこひゃん、ひこひゃん、ひこにゃんにゃん♪』という「ひこにゃん」の主題歌がしつこいほど流れていて、すっかりそれが私の頭に染み付いて離れなくなりしばらく困ってしまったものでした・・・
当然その時にお城も見ましたので、今回は行きません。

【↓その時に写した彦根城と天守閣からの眺め、夢京橋キャッスルロード】





彦根からは大阪の方に向かう電車に乗り、以前からとても行きたかった近江八幡(おうみはちまん)市に行きます。

近江八幡駅北口→

↓駅前にある「近江商人発祥之地」の碑

近江八幡市、商業都市として発展した町です。
おととし、織田信長が建てたことで有名な安土城のある安土町と合併しました。

駅から伸びる「ブーメラン通り」を歩いて市役所へ。

(150)滋賀県近江八幡市役所

「ブーメラン通り」をさらに北西の方角、琵琶湖の方へ向かいますと、古い建物が並んでいる「八幡伝統的建造物群保存地区」があり、行ってみようと思います。少し距離がありますので、バスのお世話になります。

↓ここから乗ります(官庁街通りバス停)

↓ここで降りました(小幡町資料館前バス停)


しばらくこの界隈をブラブラします。

↓朝鮮人街道(京街道)


新町通り→

郷土資料館→

↓「八幡伝統的建造物群保存地区」案内板


↓八幡堀





よく時代劇のロケが行われるそうです。

↓白雲館(中は撮影禁止)

明治10(1878)年に建てられた旧八幡東学校で、1階は観光案内所、2階は画廊です。

日牟禮(ひむれ)神社入口→
白雲館の前にあります。

日牟禮神社本殿→

日牟禮神社の奥に八幡山へ登るロープウェイの駅があります。

↓ロープウェイの公園前駅(山麓駅)


山を見上げる→

↓駅売店で買ったマンゴーソフトクリーム(\300)


今度来る機会があれば、もっと時間をかけてゆっくり観光したいなと思いました。


バスで駅に戻り、近江八幡市の隣の野洲(やす)市へ。

(151)滋賀県野洲市役所


ここはさらっと流して、続いて守山市に行きます。

↓守山駅構内


↓守山銀座商店街



シャッター通りと化しています。或いは今日は休日だからお休みなのか?
この商店街から市役所へ向かう細い路地に入ります。その道、ん?なんか雰囲気を感じる・・・

↓この路地は中山道でした



守山は宿場であり、私はその事を知らなかったので、これは思わぬ収穫でした。


↓右が中山道・美濃路の分岐点



(152)滋賀県守山市役所


せわしないですが、次に草津駅へ。

草津駅前(東口)→

さっそく草津駅の近くに「草津宿本陣」への看板が登場します。あー、ここ草津も宿場だったな・・・
すっかり忘れていました。

草津市は人口約13万5千人、東海道と中山道はここで分岐していました。、
この8月に私が行った群馬県の草津温泉。関西の人ですらそれがこの草津市にあるものと勘違いしている人がたまにいるらしいとの話しを聞いたことがあります。

役所は駅から少々距離がありまして、早足で歩いていたところ、ふと目に留まったものがありました。

イリオモテアサガオ→

おや、珍しいなと思い、写真を撮っていたところ、すぐそばにこれの所有者だというじい様がいて(私は人が近くにいたことすら気が付きませんでした)、「待ってました」とばかり話しかけてくる。
やれ、このアサガオはわざわざ京都まで行って最後に残っていた1株を買ってきてそれがこんなに広がっただの、やれ、これから咲くんだだの、じい様のお話しはなかなか終わらず、果てには植物の生命力のしぶとさや逞しさ、近江商人の素晴らしさなど、20分間延々と説かれてやっと開放されました。
ただ、話し自体は面白く、時間があればもっと聞いていても良かったんですけど。
何せ時間的な余裕はさほどありませんので、内心苛立っていたのも事実ですが、まぁたまにはお年寄りの相手も仕方ないかな・・・
アサガオの葉っぱ1枚くれましたので、押し葉にでもしよう(植物の生命力にあやかりたい)。

↓追分道標



左のトンネルへは中山道、右は東海道の分岐点です。
トンネルの上は草津川。いわゆる天井川です。


↓草津宿の町並み



草津宿本陣→

(153)滋賀県草津市役所

戻りの道であのじい様がいると厄介だなと思っていましたが、いませんでした(ホッ)。


これでひとまず滋賀県を脱出し、京都府の長岡京駅に行きます。
が、以下は次回にまわします。


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26日目 旅に誤算は付きもの? その2 

2012-10-21 14:45:43 | 東海
2012年10月7日(日)


名古屋駅で腹を満たし、13時45発の新快速電車に乗るところから、このブログは始まります。

前回も述べたとおり、私のお気に入りの駅の一つ、岐阜駅へ行って、そこでJR高山線に乗り換えまして、美濃加茂市・川辺町・七宗町・白川町を訪問します。
高山線は岐阜から飛騨高山を通って富山を結ぶ路線です。

ところで、私は日本の都道府県では北海道に次いで岩手県と岐阜県が好きなので、今日は嬉しくて仕方ないです。
岐阜県で残念なのは海に面していないことくらいでしょうか。
とにかく、岐阜県の自然と歴史を感じられる町が多いので気に入ってます。

岐阜駅から岐阜城が見えます→
かつての織田信長の居城です。

今年の5月にここをロープウェイで登りました。
山は金華山とも稲葉山ともいい、お城まで足で登りますと相当きついです(足で登った事はないですが、ロープウェイから見てそう感じました)。
そのくらいの所なので、昔は大変だったでしょう。
山頂からの夜景が素晴らしいようです。

今日の岐阜市の気温→


高山線の列車に乗ってしばらくしますと、進行方向右手に木曽川が見えてきます。

↓木曽川



岐阜県で最初の下車駅は美濃太田駅です。

美濃太田駅→

↓駅前


↓「小説神髄」で有名な坪内逍遥(つぼうちしょうよう・この街出身)の像


駅前商店街には星座の像があります。
↓私の星座はこれ(他の星座は写していません)



↓商店街の電線が凄いことになっています


鳥対策でしょう。
私の住んでいる稲毛も、駅前は一時期ムクドリの大群でいい迷惑していたものです。


(145)岐阜県美濃加茂市役所 

美濃加茂市、岐阜県南部に位置し、人口5万5千人ほど。
江戸時代は中山道の宿場町でした。

この19日に、美濃加茂市にあるソニーの工場が閉鎖される事が決まり、地域経済に及ぼす影響が大きいとして動揺が広がっているようです。
こんな感じのニュースを聞くにつけ、地方は一体どうなるのか、とても無関心ではいられません。

↓市役所の近くに宿場町の名残りが見られます


美濃加茂市には「日本昭和村」というテーマパークがありまして、今年の5月の連休の時に、自家用車で中部・近畿をドライブしたのですが、その際に、ここを見てみたいと思い、行ってみたのですが、すごい人混みでしたので、入場を諦め、道の駅が併設されていたので、そこで蟹足焼きを食べただけで出てきてしまいました。
この道の駅には銭湯があり、「おんさい館」という売店は、おみやげ物がとても充実しています。

木曽川の堤防に上がってみます。

↓ちょうど、「日本ライン下り」の船が通過します

対岸は可児(かに)市です。

美濃加茂から愛知県の犬山市までの約13キロを、約1時間かけての船旅が体験できます。

上流方向→
青い橋は太田橋です。その橋の左側に「太田の渡し」の跡があり、そこから「日本ライン下り」の船が出ます。
「太田の渡し」は中山道の中でも指折りの難所だったそうです。

ウルトラセブンの第44話「恐怖の超猿人」で、アンヌ隊員が船に乗り降りして、追っ手から逃げようとする場面があるのですが、それはまさにこの船です。
下船場の犬山市には「日本モンキーパーク」という遊園地があり、そこもロケ地になりました。

【↓ウルトラセブン第44話の一場面・Yahoo画像より】

当時は白かったんですね。

下流方向→

美濃太田駅に戻り、目指せ!奥飛騨とばかり、列車に乗り込んだのですが、すでに先に出たはずの特別急行列車が遅れているので、それを待ってから発車するとの事。

結局、10分遅れて駅を発ったのですが、次に行く町はあまり時間を設けていません。
これから川辺町→七宗町→白川町と町の並びの順番に廻るつもりでいたのですが、その川辺町訪問は駅から役場まで往復する時間を考慮すると10分減るというのは非常に厳しい・・・
しかもダイヤが少々狂っているようで、どのように列車が動くのか読めない・・・
そこで比較的安全に廻れそうな七宗町→白川町→川辺町の順番に急遽切り替えます。

↓その間の車窓




まずは上麻生駅で降ります。

上麻生駅→

↓駅から役場までの通り



↓(146)岐阜県加茂郡七宗(ひちそう)町役場


駅に戻ってきたら、さっき乗ってきた列車がまだ止まっている!
もうちょっと駅周辺(と言ってもたいしたものはなさそうですが)を見て廻ろうか、これに乗って先にどんどん進めようかグズグズしていたら、発車してしまいました・・・

↓駅前の蒸気機関車展示館

鍵がかかっていて入れません。

中を覗く→

↓こんな看板がありました

この七宗町は「日本最古の石」の発見地だそうで、来た列車からも「日本最古の石博物館」の建物が見えました。
昭和45年に20億年前の片麻岩(へんまがん)というのが発見されたそうです。


定刻より10分弱遅れてやってきた列車に乗り、白川口駅に行きます。

↓またまた車窓です
←飛水峡の甌穴群(国の天然記念物)

←上麻生ダム

白川口駅→

↓駅近くの歩道橋より飛騨川の下流方向

下の道路は国道41号線、手前の橋は白川橋、奥の青い橋は飛泉橋

白川橋(右岸側)→

↓白川橋から見た飛騨川(上流方向)


左岸側から見た白川橋→

↓役場付近の通り



↓(147)岐阜県加茂郡白川町役場


岐阜県には世界文化遺産の茅葺き合掌造りで有名な白川郷がありますが、あれは富山県境近くの白川村です。
同じ岐阜県で紛らわしいのですが、こことは関係がありません。


さて逆に戻ります。先に飛ばした川辺町へ行きます。今日のラストです。


中川辺駅正面→

駅前→

↓(148)岐阜県加茂郡川辺町役場


さて、先月29日から今月9日まで岐阜県では第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)が行われています。
この川辺町は以前からボートの町をアピールしていたからでしょう、ボート競技会場になっています。

↓役場の敷地内にある会場施設



競技会場の飛騨川→

暗くなっている時間のせいか、大会関係者の数人しかおらず、ただでさえ心細い寂しい会場と化しているところに、吹きすさぶ強い川風によりバタバタはためく幟旗が一層その寂しさを増幅させます。

駅前の歓迎の看板→

真っ暗になり、駅に戻ってきたところ、次の列車は30分遅れているとのアナウンス。
ずいぶん、ダイヤが悪化したものです。

ようやく来ました→


再び岐阜駅、時間にして20時ちょいすぎです。

岐阜駅北口→

日本3大風俗街のうちの一つ、金津園は反対側です・・・
そういうのには見向きもせず?、さらに一時間かけて滋賀県の彦根市に行きます。


南彦根駅東口→

今日はこの駅の近くのホテルに泊まります。

それにしても凱旋門賞、ホテルのテレビで見ていましたが、三冠馬・オルフェーヴル、実に惜しかった!
勝ったと思ったんですけどね・・・

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26日目 旅に誤算は付きもの? その1 

2012-10-16 22:34:49 | 東海
2012年10月7日(日)


今日から3日間、在来線の王様・東海道線は愛知県より西の沿線とその枝葉的部分に行こうと思います。

使う切符は、JRの「秋の乗り放題パス」です。
この切符、昨年までの「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」が刷新されたもので、値段は前の9,180円から7,500円に値下げされ、それは大いに結構なのですが、一番変わった点は、利用期間内の好きな時に、複数名でも使えたのものが連続した3日間に一人で使わなければならなくなったことですね。

今回の切符に変わった事を知るまでは、去年までと同じものが発売されるのであろうと5日から7日までの日取りで予定を組み、ホテルも予約してまして、さらに3日間のうち1日をJR西日本だけ使い、その日は「鉄道の日記念・西日本一日乗り放題きっぷ」で凌ぎ、余った1日分は別の日に近所にでも出かけようと考えていました。
さらにさらに何と利用期間が6日からという事で、何もかもあえなくパーになりました。

まぁ、文句言っていても仕方なく、早急に予定を組み替えたのが9月の頭でした。


さてさて、強い雨の降りしきる京葉線・稲毛海岸駅から今日はスタートです!

この旅を始めてから、のっけから雨に降られるのはほとんどなく、そういう意味では出だしは最悪です。
ただ、外を出歩いている時の雨は困りものですが、列車に乗っている時の雨は何となく風情があって好きなんですけどね。

稲毛海岸駅南口→

↓5時15分発東京行き各駅停車が入線してきました


東京駅に5時56分到着、次に乗る6時33分発の新幹線まで少々時間がありますので、復原された東京駅を見てみようと思います。

↓東京駅京葉線丸の内出口

東京駅にこんなちっぽけな地下鉄のような出入口があるのは、もしかしたらあまり知られてないかも・・・

丸の内のビルが林立する通りを歩いて、再び?東京駅にやってきました。
朝早いというのに、かなりの人が見物に来てました。多分、私のようにどこかへ行くついでに見てみようという人達でしょうけど。

↓有楽町側から→


神田側から→

正面→

有楽町側のドーム→
神田側のドーム→
同じように作っているんでしょうか?

ところで、私の干支のレリーフの拡大写真を撮ろうと思ったら、ない!あれっ、数も8つ・・・
何故?と、しばらく考えていましたが、ああ、そうか、東西南北(東=卯、西=酉、南=午、北=子)のがないのね・・・
それにしても、ずっと上を見上げているというのは気分が悪くなるものです。

さて、東海道新幹線のホームに行きます。

↓左がこれから乗る「こだま631号」名古屋行き、右はちょうど発車した北陸新幹線「あさま501号」長野行き


この電車で浜松まで、「ぷらっとこだま・エコノミープラン」というツアーを使います。
「ツアー」と書いたとおり切符ではありません。
まともに切符を買うより安いので、最近はこれを使うことが増えています。


東京駅で買った駅弁(写し忘れた・・・)をさっさと食べ、朝が早かったのでずーっと寝ますzzz


浜松駅で写真を撮っていると、すぐにやってきた「ひかり」から片山さつき参議院議員が降りてくる。
あー、そうか、浜松は片山さんの選挙地盤だったな。

↓こっそり後ろ姿を撮影(すみません・・・)


浜松から東海道線の電車に乗り、愛知県の大府(おおぶ)駅で降ります。

浜名湖→


(142)愛知県大府市役所


これからJR武豊線(たけとよせん、「たけゆたか」ではない!)に乗って知多半島東側の町に行くつもりです。

役所へ行ってその武豊線の列車に乗ろうとしたら、ん?妙に混んでいる・・・
しかも、途中駅からもどんどん人が乗ってきて、あたかも首都圏の朝のラッシュ時のようなギューギュー詰めになってしまいました。なんで?と、頭の中は??の状態でしたが、車内アナウンスで半田という町でお祭りがあるらしい。
そのためにこんなに混んでいるのか・・・
後で知った事ではあるのですが、「このお祭りは5年に1回しか開催されないから、こんなに大勢人が来るんだ」と、半田駅というところのホームでガードマンをしていた人に教えてもらいました。

列車が止まる、人が乗ってくる、動き出す、カーブを曲がる、そのたびあちらこちらで悲鳴が上がる。
首都圏のラッシュに慣れている人なら、列車の動きや混雑にあわせた身のこなしができますし、たいした事ではないと思いますが、ここの人達のほとんどはそんな殺人的なラッシュに乗ったことはないでしょうから、恐らく生きた心地がしなかったのでは・・・
特に小さい子供には過酷な状況だったと思います。

やれやれ、どうにかこうにか10分遅れで半田駅にたどり着きました、が、どっと人が列車から降り、今度は跨線橋の入口でガードマンによって通行規制がされているのでホームには大勢であふれかえっている。
しかも、なかなか減らない。

当初、この半田駅で降りて半田市役所へ行こうと思っていましたが、ホームがこの有様で、ホームから街を見るとこれまた人でごった返している・・・
今日は後の予定もあることだしここはとても無理だな、後日出直そうと諦めました。


↓半田駅の混雑→

↑真ん中の白シャツ姿の女性は、右の具合を悪くした女性を介抱しています。
その女性は痙攣気味になっていまして、しばらくして担架で運ばれていきました(大丈夫だったのかな?)。

ようやく人が掃けてきましたので、ちょっとばかり駅の外に出てみます。

半田駅→

↓駅前から

←山車

↓駅の跨線橋



↓ホームから見える蒸気機関車

汽笛を鳴らしていました。

しかし、知らないで来たとは言え、5年に1回のお祭りを見ないのは勿体無いことなのかなー
後ろ髪を引かれる思いで、その場を立ち去ります。
次に来た列車も相変わらずの状況ですが、ほとんどが降りてしまいましたので、ガラガラになった列車で終点の武豊駅に行きます。

武豊駅→

↓駅前にあった素敵なバラック



↓名古屋鉄道の踏み切りを跨ぐ


(143)愛知県知多郡武豊町役場

武豊駅から折り返して緒川駅で降ります。
ところで、その途中に乙川駅というのがありまして、最初私はこれらをごっちゃにしてました。
非常に紛らわしいです・・・
ちなみに降りた駅は「おがわ」、後者は「おっかわ」です。

↓(144)愛知県知多郡東浦町役場


大府に戻りまして、名古屋駅へ。ここで遅い昼ごはんです。

↓名古屋駅のかき揚げ玉子入りきしめん(\550)



これから岐阜駅へ行き、JR高山線に乗り換えて、その沿線4市町に行きたいと思いますが、それについては次回にします。




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25日目 頭も何も雲の中 その2

2012-10-12 22:10:10 | 甲信越
2012年9月22日(土)


前回は大月駅で一旦終了しましたので、今回はその続きになります。
大月から中央線で甲府方面へ向かいます。


↓甲斐大和駅にある「武田家終えんの郷」の看板


天正10年(1582年)に「天目山の戦い」で武田勝頼は織田信長に破れ自害し、武田氏は滅びました。
長篠の戦いから7年後、本能寺の変の3ヶ月前の事です。
その天目山は駅から北東の方向にあります。

↓勝沼ぶどう郷駅の旧プラットホーム


↓甲府盆地を一望




最初に下車した駅は甲州市の塩山(えんざん)駅で、山梨市駅、笛吹市の石和(いさわ)温泉駅と順々に降ります。
ところでこの近辺には甲州市・甲府市・甲斐市といった似たような市名が並んでいて、非常に紛らわしいです。

(137)山梨県甲州市役所

↓今の市役所の真向かいにある旧市役所



山梨市駅正面→
「市」の字の下に伸びる棒がやたら長いです。

山梨市駅前→

(138)山梨県山梨市役所

↓街の駅やまなし


街の駅にある足湯→

↓笛吹(ふえふき)川(向こうの松林は万力公園)


松枯れが目立ちます。

万力公園の案内板→
万力公園は万力林の中に作られた都市公園で、休日は家族連れで賑わうそうです。

万力大橋より(上流方向)→
同じく下流方向→


石和温泉駅にやってきました。

↓駅正面

駅名に温泉とあるように温泉地である事には間違いないのですが・・・
どうもやっぱり石和というと歓楽街のイメージしかないですね。
今日は役所へ行くだけで、いわゆる歓楽街はちょっと違う方向にあるので、今回は紹介できません。

↓駅前の「本日のぶどう」売り、全部捌けたらしいです


駅前の足湯→

↓いさわ橋(川の名前は分かりません)


↓いさわ橋のカッパと笛吹権三郎の石像です。




(139)山梨県笛吹市役所

↓役所の前を流れる笛吹川



笛吹市の隣は甲府市なのですが、それは飛ばしてさらにお隣、甲斐市の竜王駅で降ります。

↓竜王駅構内


↓駅に貼ってあったポスター

「2012関東・東海B-1グランプリin 甲府」、行ってみたいですね。
でも、混むかなぁ。
ホームページを見たところ、出展は富士宮やきそば、甲府鳥もつ煮を始め、浜松餃子、静岡おでん、以前にこのブログで取り上げた勝浦タンタンメンなどがありました。

平成22年に神奈川県厚木市で開催された第5回「B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ」で「甲府鳥もつ煮」がグランプリになったことでその年に甲府に食べに行ってみましたが、個人的にはあまり好きにはなれなかったですね・・・

(140)山梨県甲斐市役所


いよいよ今日の最後は甲府市になります。

甲府駅正面→

↓駅前の武田信玄像


駅前商店街(平和通り)→

(141)山梨県甲府市役所
ただし、これは仮庁舎です。
↓本来の庁舎は現在新築中です。



山梨県庁

「甲府中心商店街」を歩いてみましょう。

↓国道411号線

左はデパートの「岡島」

↓アーケード街



客足があまりありません。きっと以前なら大賑わいだったんだろうに。

↓飲み屋街も歩いてみます。



今日は休みのせいか、ひっそりとしています。

2年前に来た時に飲んだお店を探してみたのですが、どこだったか見つからない・・・
こんなことをやっていると甲府城に行けなくなるのでやめます。

↓お城のここから入ります



お城を登っていきます→
真ん中の塔は「謝恩碑」

↓本丸跡に来ました


甲府城は舞鶴城とも呼ばれ、一時は将軍家一門が城主を務めるほど重要なお城でしたが、明治時代に取り壊されてしまいました。

「謝恩碑」→

鉄門復元工事中→

↓天守台より
←西の方向
←東の方向
←南の方向
←北の方向

甲府には昇仙峡という国の特別名勝があり、是非行ってみたいのですが、今日は時間はもとより、車でないと無理そうです。
さて、ここらで甲府を後にしようと思います。

甲府駅北口の噴霧器→

甲府駅の北側→

↓夜の甲府盆地




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25日目 頭も何も雲の中 その1

2012-10-05 22:53:26 | 甲信越
2012年9月22日(土)


この間の日曜日から有効の「北海道&東日本パス」を持っていながらも、もったないことにずっと放置してきた訳ですが、今日期限を迎えるので、最近お疲れモードなんですけど、重い腰を上げることにします。

さて、今日一日どこへ行こうか?
候補を3つ考えました。

1.新潟県南部
2.茨城県の常磐線沿線
3.山梨県郡内地方(山梨の東側)あたりと中央線を行ける所まで

1は去年行ったばかりだし、冬に行きたいなぁ。寒いのはいやだけど・・・
2も去年行ったばかりだし、場所的にやや面白味に欠けるなぁ。
ただ、北茨城の被災地は今どうなっているのか気になる・・・
3は中央線は先々週に通ったばかりだけど、山梨県の富士山の方は最近行ってないし
富士急行は「北海道&東日本パス」が使えるなぁ。だけど、富士山は見えないかも・・・
(冬になれば家からイヤという程見えるんですけどね)


色々考えながらもあれやこれやケチつけつつ、結局3にしました。

前置きが長くなりましたが、JR稲毛駅から4時35分発御茶ノ水行き各駅停車で出発です。

最後尾→

↓5時22分御茶ノ水に着いて、中央線に乗り換え

2週間前は明るかったのですが、今日は真っ暗です。
前回9月7日の東京の日の出は5時17分、今日は5時29分で、たった12分でこうも違うものか・・・
ちなみに9月7日の日の入りは18時ちょうど、今日は17時38分。
ぐんぐん日没が早くなっています。


↓読売ジャイアンツの本拠地・東京ドームの最寄り駅

暗くて東京ドームは写せませんでした。
前日にぶっちぎりでセリーグ優勝を決めた巨人ですが、駅にお祝いの垂れ幕・横断幕などといったものもありませんでした(JR利用者は巨人ファンだけじゃないから、当たり前?)。
でも、駅の発車メロディー?というんでしょうか、それは、巨人の球団歌が流れます。


八王子で松本行きに乗り換えて、大月まで行きます。

↓藤野駅から見えるラブレター


猿橋駅→
猿橋は首都圏の人には馴染みのある地名だと思います。
と言うのも、ラジオでの道路交通情報センターによる道路状況で中央自動車道が渋滞している時には「猿橋バス停を頭に渋滞××キロ」などというアナウンスをしょっちゅう耳にするからです。
ところで猿橋は地名だけでなく、実際にある橋の名前でもあり、橋としての猿橋は日本三大奇橋の一つとされています。
私はまだ見たことがなく、これは必ずや見たいと思っています。


大月で富士急行に乗り換えます。が、しかし・・・
乗り換え時間はわずか3分しかないのに、乗換え口ではJRをSuica・PASMOでやってきたものの、富士急行ではそれらが使えなくて慌てふためいている人達(ほとんどが女性)でごった返している。やれやれ・・・
どこでもSuica・PASMOが使えると思うなよー、前もって調べておくなり切符の準備をしておくなりしておけよーと思いつつ、強引に掻き分けて富士急行のホームに入ります。

↓富士急行の電車



最初に谷村町(やむらまち)駅で降ります。
谷村町駅のすぐ近くに役所があります。

(132)山梨県都留市役所

↓市役所敷地内にある発電用水車


↓あばら屋・しもた屋が駅周辺にたくさんあります



趣味悪くこれまでこういった建物の写真をいくつか載せてきましたが、私はとっても廃墟が好きなんですねー


次に駅にして3つ先の三つ峠駅に行きます。

↓(133)山梨県南都留郡西桂町役場

ここも駅からすぐの所にあります。

役場近くを流れる桂川→

↓桂川にかかる橋



次は郡内地方の中心地、富士吉田市に行きます。役所の最寄り駅は月江寺(げっこうじ)駅です。

月江寺駅→

↓駅前


(134)山梨県富士吉田市役所
富士吉田市、人口5万人ほど。何と言っても富士急ハイランドのある所で知られているかと思います。

↓富士登山競走の優勝者の記念碑

3時間位で登っちゃうんですね(汗)
富士登山競走のスタートは市役所です。山頂までは距離約20km、高低差は約3,000mです・・・

私も富士山は平成15年から17年まで3年連続で登りましたが、最初の時はこの富士吉田市の吉田口五合目からでした。残りの2回は富士宮口からでしたが、吉田口の方がきつかったですね。
3回とも朝3時半頃から登って10時から11時の間に山頂に行けましたから、7時間位ですか・・・
もっとも、同伴者がいてその人のペースに併せていましたから、登るのは断然得意の私が一人で登っていたらもうちょっと早かったとは思いますが。
その代わり、降りるのは超苦手で超鈍足です・・・
どうも私は登山に向いているようで(あくまで自己評価)、あまり息を切らす事なく、高山病にもならず、水は500mlペットボトル半分で充分でした。

実は毎回金曜日に仕事を終えてから、すぐ富士山へ移動してすぐに登り始めてました。つまりは徹夜の状態で登り始め、下山して夕方にどこかの健康ランドで休憩するまで一睡もしないというムチャクチャな事をやっていたんですね・・・

それはさておき、噴火している富士山は生きているうちに見てみたい気はします(勿論、災害のない程度で)。


↓金鳥居(かなどりい)



高さ9.7メートル。富士山が鳥居の背後に見えるはずなんですが・・・残念。
五合目のいわゆる河口湖口まで自動車で行けるようになるまで、一番使われた富士登山の吉田口のスタート地点(或いは北口本宮富士浅間神社の場合もあります)です。
六合目で吉田口登山道と河口湖口からの登山道と合流します。

さて、富士山駅に行きます。

↓富士山駅


富士急ハイランドが見えます。
かつては富士吉田駅と名乗っていましたが、去年の7月1日に今のに改称されました。


電車で河口湖駅へ。

↓河口湖駅正面


駅前の温度計→

↓ちょっと離れた所にこういう温度計もありました。


↓(135)山梨県南都留郡富士河口湖町役場

とにかくでっかいです!

役場敷地内にある石像→

時間がありますので、河口湖へ歩いて行ってみます。


面積は富士五湖では山中湖についで2番目の大きさです。

↓太公望がたくさんいます



向こうの橋は河口湖大橋

↓天上山を望む

「天上山公園カチカチ山ロープウェイ」が見えます。太宰治のかちかち山の舞台がこの山です。
富士山と河口湖の絶景ポイントらしいのですが、私はまだ乗って行った事はありません。

↓富士博物館入口

面白そうでしたので、入りたかったんですけどね~。時間の都合で無理でした・・・


↓河口湖駅(GATEWAY FUJIYAMA 河口湖駅店)で郷土料理「吉田のうどん」を初めてすする

具は、きんぴらごぼう・にんじん・ゆでキャベツです。まぁ、とにかく麺は硬いです。
汁はあまり気に入るものではなかったです。

河口湖駅構内→
JRの車両が居並ぶ。


下吉田という駅までに電車からチラリチラリと富士山の裾の北富士演習場が見えたんですけどね~、うまいこと撮影できませんでした。

↓下吉田駅でちょびっとでも富士山を写そうとしたんですけど、雲の中・・・
その代わり、左側の富士は写せました


下吉田駅に保存されている客車「西鹿児島行き」寝台特急富士


上大月駅で降りて、すぐ近くにある大月市役所へ行きます。

↓上大月駅


(136)山梨県大月市役所

大月駅はすぐそばなので、そのまま歩いていきます。

大月駅正面→

後はひたすら中央線を西に行くのですが、それは次回にて。

それでは、ご機嫌よう。




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