ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

20日目 千葉県 東と南の端っこ

2012-08-27 01:03:04 | 南関東
2012年8月25日(土)


今回は「パワフル×スマイルちばフリーパス」という切符を使って千葉県巡りをします。

元々は前回の山形を終えた時点で、今夏の分は全て終了したつもりでした。
が、諸々の考え(文章にすると長くなりますので、省きますが)から今週も出かけることにしました。

この切符は主に千葉県のJRと一部の私鉄が乗り放題というもので、一日限りで¥1,800円。
例えば、自宅のある稲毛と千葉県最東端の銚子を往復すると¥2,900円しますから、この切符の破格な値段が分かります。


JR稲毛駅から4時40分発の千葉行きで始まります。
↓もはや、夜出発の感じです


成田線という利根川に沿って走る電車に乗ります。

↓(98)千葉県香取郡東庄(とうのしょう)町役場


今日はここが皮切りになります。

今回は遠い場所のみを行きます。
これさえ済ましておけば、あとは千葉県内でさほどの距離の箇所は少なくなるので、残りは「休日おでかけパス」を使ったり、「北海道&東日本パス」を持っていた場合でその有効期間内の平日朝夕にちょっくら出かけたりする等して、千葉県はゆっくり地道に潰していこうと思います。

気になる屋号→


次に東に隣接の銚子市に行きます。

銚子駅の銚子電鉄の乗り場→

↓(99)千葉県銚子市役所


銚子市は近くに親潮が来ているせいか、夏は比較的涼しいです(今日は暑いですが・・・)。
地名の由来は地形がお酒に使う「お銚子」の形に似ているかららしいです。
漁港として知られてますが、醤油の産地としてでも有名です。
日本で最初の初日の出が拝める犬吠埼もあります。
しかし、最近はどんどん人口が減っていってます。

ちょっと散策してみます。

↓利根川の渡船場(向こう岸は茨城県神栖市)


利根川河口方向→

銚子大橋(長さ1,203メートル)→

↓銚子港


↓母子河童像


↓売店で買った銚子電鉄のぬれ煎餅



銚子からは総武線で九十九里浜沿岸部を行きます。

(100)千葉県旭市役所

この旭市は東日本大震災での津波被害が千葉県で最もひどかった場所です。
死者13人・行方不明2名・建物全壊多数で、しかも青森県全体の被害数よりも旭市の方が多いです。

今年3月に宮城県気仙沼に行った時の事ですが、駅売店の店員さんと話しをしていた際、店員さんは千葉県でも津波が来たというのを最近まで知らなかったと言うので、私はそれを聞いて愕然としました。
確かに、千葉県は三陸沖や福島とは比べ物にならないですし、報道も東北が主になってしまうのは仕方ないのかも知れませんが、もう少し地震後の茨城や千葉の事も報道して欲しかったなと思いました。

引き続き総武線に乗り、成東(なるとう)という駅で東金線、さらにその終点の大網で外房線に乗り換え、乗った電車が上総一ノ宮駅行きでしたので、そこ迄行って下車します。
この間の市町村は飛ばします。
この東金線、昭和の頃に乗って以来で、かなり久しぶりです。
もっと言えば、成田→銚子→成東は今回が初めての乗車でした。


↓(101)千葉県長生郡一宮町役場



次に行ったのは勝浦市です。
今月初旬に行った和歌山の勝浦がマグロなら、千葉の方はカツオですね。ちなみに徳島の勝浦は海に面していませんが、葉っぱで有名かもしれません。
さて、駅から市役所までは直線距離にして600メートルくらいですが、地形の関係で道を大廻りさせられて距離は1.4キロに倍増し、さらに役所が山の上にあるのも併せると、普通の地形であった場合に要する労力の10倍以上はアップしているでしょう、恐らく。

近道の看板→

↓ここから登山が始まります(マムシ・ヤマカガシとかスズメバチとかなんか出てくるなよ・・・)




ふぅ~、やっと登った先には・・・
(102)千葉県勝浦市役所

↓勝浦にもご当地グルメがあるとは知らなかった(勝浦タンタンメン)


↓日本三大朝市の一つだそうです



↓高さ1.8メートル

元禄16年11月23日(1703年12月31日)に大地震が起こり、それに伴って発生した大津波によって房総半島沿岸部は大きな被害を蒙ったようです。

↓勝浦港

以前、一度だけここで夜釣りしたことがありますが、一晩かけて釣れたのはとても小さなフグ一匹だけでした・・・

以降の乗り換え駅、降りた駅は勝浦→安房鴨川→館山→安房勝山→富浦→館山です。
千葉の南部の旧国名は安房(あわ)。徳島の旧国名も阿波(あわ)。
ここでも同じ地名の関係があります。

↓とっくの前に閉園した「行川(なめがわ)アイランド」

私はここでフラミンゴの飛行ショーを見たことがあります。

↓それを未だに駅名として使っている駅



(103)千葉県鴨川市役所
「鴨川シーワールド」がありまして、シャチのショーで有名です


江見・太海間の海→


館山駅では発車の際、いつも耳をそばだてます。あー変わってなかったな~

JRでは電車が発車する時に音楽が流れます。普段なら私は聞き流すのですが、ここのは聞きます。
曲名は「浜千鳥」。
館山は海に近いので、これはこれでいい選曲なのですが、以前内陸部の駅でこれが流れた時はひどく興ざめした記憶があります。
それはともかく私はかなり唱歌・童謡が好きで、中でもダントツで好きなのが、この「浜千鳥」なのです。
この旅で「浜千鳥」ができたとされる新潟県柏崎の海岸に早く立ってみたいですね。


館山市は後回しにして先に2箇所片付けます。

↓(104)千葉県安房郡鋸南(きょなん)町役場


↓1989年に埋められてます、まだまだ先・・・


↓(105)千葉県南房総市役所

日本でも有数のビワの産地です


今日のトリは館山市です。

(106)千葉県館山市役所

日没時間を少し過ぎましたが、駅近くの北条海岸に行きます。

↓海岸からの眺め







ここに来た人はみな、じっとこの光景を見つめます。
楽しかった去り行く夏を名残り惜しむかのように・・・


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19日目 適当に山形散訪 その2

2012-08-21 22:28:53 | 南東北
2012年8月18日(土)


早朝の山形市からスタートです。
今日は山形県南部に位置する置賜(おきたま)地方を中心に攻めてみようと思います。

そう言えば、東北地方太平洋沖地震発生直後、フジテレビの女子アナが各地の震度を伝えていた場面で、置賜地方を「おきもの地方」と言ってたっけ・・・

今日も暑そうです。ところで一昨年やこのところの猛暑で国内最高気温観測地の熊谷市がしばしばマスコミに登場しますが、最近更新される前の国内最高気温が山形市で観測されたことは案外知られていないようです。

山形駅東口→

まずは、奥羽線で南下してかみのやま温泉駅で降ります。

↓(93)山形県上山市役所


上山市は、城下町・宿場町・温泉街が揃った全国でも珍しい町だそうです。
また、歌人で医師でもあった斎藤茂吉の出身地であり、「斎藤茂吉記念館」があります。

しかし私はあっさりこの町を後にして次の目的地の赤湯駅へ。

↓(94)山形県南陽市役所


赤湯温泉という温泉街がありますが、駅からちょっと離れており今日は行きません。
この赤湯駅周辺は南陽市の中心で、次の電車まで時間があるので本来なら町を散策するのですが、今日はやたら眠いので、駅の待合所でしばし寝ることにします。

ところで、川西町という今日の午後行く予定の町が近くにありまして、そこ出身の知人(N氏とします)がいます。
昨晩電話して「お勧めの米沢ラーメンのお店、ない?」と聞いたところ、N氏曰く「それよりも赤湯の龍上海というお店の『赤湯からみそラーメン』がおいしいんだけど」。
残念ながら私は味噌ラーメンが嫌いなのです・・・
赤湯へ行かれる方は是非そのお店へ立ち寄ってみて下さい!
結局、最近のおいしい米沢ラーメン屋さんをN氏はよく知らないようで、どこもさして変わらんだろうという結論になりました。
実は電話した本当の理由は、帰省していたらこのあたりを案内させようと思ったんですけどね(帰省していませんでした)。

その米沢駅に降り立ちます。

江戸時代の名君、上杉鷹山が治めたことで知られるここ米沢市ですが、3年前に放送された大河ドラマ「天地人」で脚光を浴びました。
名産品も多く、「米沢のABC」と呼ばれるもの(りんご・apple、牛・beef、鯉・carp)を始め、ラーメンや織物といった感じです。

さて、ここでは2時間確保しまして、役所に行く他、上杉神社へも行き、米沢ラーメンを食べるのをたくらんでました。
が、しかし・・・
駅、市役所、上杉神社は位置関係で言えば、ちょうどそれぞれが正三角形の角の部分に位置をしていまして、しかも一辺が約2キロあります。しかも駅前のバス停の路線図や時刻表を見るとそれぞれへのバスのアクセスがあまりよろしくない・・・
これはラーメンか上杉神社のどちらかを諦めるしかなく、結局ラーメンを捨てました。
さて、市民バスで市役所へ。

↓(95)山形県米沢市役所


あとはどこへ行くにも歩いていくしかありません。
上杉神社へ行きます。

聖徳太子尊→

↓飲み屋街


アーケード街→

↓アーケード街にあるしもた屋


↓上杉神社の入口

上杉謙信を祀るこの神社、松が岬公園(米沢城址)にあります。

↓上杉鷹山像

上杉謙信像の方は撮り忘れてしまいました・・・

↓独眼竜伊達政宗は米沢が出生地


最上川→

米沢駅へ戻ってきました。
ラーメンを諦めた代わりに列車内で食べる駅弁を買おうとホームの駅弁屋さんに行きます。
ここでは2社がホーム上に駅弁の売店を構えており、両社とも多くの種類の弁当を揃えていまして、いつも目移りするのですが、普段ならば牛肉関連の弁当を買うところ、今日はあえて幕の内弁当にしました。基本的に私は幕の内弁当が好きなんですね。

↓米沢駅幕の内弁当(\810)


そして乗った列車は米坂線という路線の列車です。
米坂線というのは、米沢から新潟県・村上市の坂町駅までを結ぶJR線です。

米沢から1時間20分ほどで山合いの駅、小国駅に着きます。

小国駅→

↓駅の中に飾ってあるクマの剥製



↓(96)山形県西置賜郡小国町役場


この町は、冬の時期はかなりの豪雪地帯らしいですが、今日に限ってはムチャクチャ暑いです、強烈な日差しです。たまに通りかかる車があるのですが、「このクソ暑い中、よく歩いているな」という表情で私を見ます。たしかに歩いているのは私一人だけ・・・

40分後に出る米沢行きの列車に乗り、1時間かけて羽前小松駅に行きます。
ここがN氏の出身地で、私の今日の最終目的地です。
羽前小松駅の駅業務は、地元住民で組織された「えき・まちネットこまつ」がJRから受託しています。もっと遡れば国鉄時代には全国初となる町民組織による組合が受託していました。

↓(97)山形県東置賜郡川西町役場


次の列車まで1時間ありますので、町を散策してみます。

川西ダリヤ園→
日本唯一のダリヤ園です。花にはあまり興味ないので入りませんでした。
手前の池の名前を魚釣りしていた少年たちに聞いたところ、「かがみ池」とか何とか言ってました。

肉の斉藤さん→

ここではご当地グルメ、牛賜(ぎゅうたま)が売られています。
冷凍ものしかなく、解凍にしばらく時間がかかるので、帰りの電車の中で食べよう。
すき焼き風味のおこわを丸いおにぎりにして、米沢牛のもも肉で包んで、甘酢あんを絡めたもので1個470円。
ちなみにN氏はこれを知りませんでした。最近のものなんでしょうか?

さて、これから延々と普通列車を乗り継いで、千葉まで帰ります。
米沢から福島行きの電車に乗ります。

峠駅→
今日も名物「峠の力餅」の売り子は頑張ってました(写真撮りっぱぐれました)

↓午後6時半の福島駅(左は黒磯行きの電車)


車内でおにぎりを食べていたところ、郡山の次の安積永盛(あさかながもり)駅から乗ってきたヤンキー兄ちゃんに「おにぎり、うまそうだなぁ。どこへ行くんだ?次の須賀川(すかがわ)か?」と聞かれ、「千葉だ」と答えるとビックリされました。
まぁ、当たり前の反応ですね、というより私の方が異常か・・・
今日は須賀川では花火大会があり、ヤンキー兄ちゃんもそこで降りていきました。

宇都宮から上野行きの電車に。

↓解凍した牛賜を開けてみます

↓一見、肉団子です(ピンポン玉大くらいの大きさ)

↓中を広げてみると


おいしかったですけど、期待していた程のものではなかったかな・・・


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18日目 適当に山形散訪 その1

2012-08-20 23:44:52 | 南東北
2012年8月17日(金)


一ヶ月ぶりの新潟です。

↓かはたれ時の新潟駅に到着



羽越線の村上駅まで行くのは前と同じで、今回はさらに酒田行きの気動車に乗り継ぎます。前回ここに来たときのブログで「笹川流れ」に触れましたが、今日はここを通るので楽しみです。

ところで私は日本海沿岸を走るこの羽越線(新潟市から秋田市を結ぶ)がとても好きで、いつどこを乗っても飽きませんね。
素朴でひなびた感じで、夏は青い海・緑の山と田んぼのそばを、だけれども冬は厳しい風雪の中を走るこの路線、もしかしたらJRの中で一番好きかも知れないです。

「笹川流れ」とは11キロに渡って白砂・奇岩が連続して続く海岸です。
列車の中なので撮影が大変ですが、頑張って撮りました。曇りなのが残念でしたが・・・

↓そのうちのいくつか





↓一ヶ月前に行ったばかりの粟島


そんなこんなで鶴岡駅に着きました。
鶴岡市、人口約13万人と山形県第2位の都市で、江戸時代には鶴岡藩の城下町として栄えました。

↓駅前にある「雪の降る町を 発祥の地つるおか」の碑


大学時代のある年の3月末、道路にまだ雪が積もり、晴れてはいましたが、雪の舞うこの町に降り立った私はトボトボと駅前の商店街を歩いていましたところ、ふと聞こえてきたのがこの曲の「♪遠い国から~ 落ちてくる」という部分のメロディー。商店街で流していたんですね。
お~~! これはこれは! 太陽の光でキラキラ輝く舞う雪と春を待つ町の人々とメロディーが何とも素晴らしく溶け込んでいるではないか!一人妙に感動していたものでした。
廃退的な感じのこの歌、それでも私は好きですね~。

さて、過去何回か鶴岡駅を下車してますし、去年の9月も駅の近くで宿泊しましたが、実は町中に行ったことはありませんでした。駅からちょっと離れているからです。
ただ、今日は役所のある町中心まで行かねばなりません。どんな町なのかとても楽しみです。

鶴岡まちなかキネマ→

上映中の映画→

↓内川のほとり



↓旧風間家住宅 「丙申堂」(国指定重要文化財)


(85)山形県鶴岡市役所

↓致道館(鶴岡藩の藩校)



↓鶴岡公園(鶴ヶ岡城址)

公園にいた鴨→

2時間ほど歩きましたが、期待して通りの落ち着いた素朴な感じのいい町でした。

今度は鶴岡駅からバスに乗って北側に隣接している三川町へ。

ここへ行くのになかなか難儀な所で、役場へは鶴岡から酒田行きバスに乗り、「三川町役場前」という停留所で降りるしかありませんが、それが一日8往復。土休日になると4往復しかありません。今日は平日なのでまだマシですが、それでもJRとの絡み(こちらもさほど本数は多くない)も考えて往復にどの便に乗るか決めないといけません。
それで今回は色々頭を悩ませた結果、何と滞在時間僅か5分で行って戻ってくる便の組み合わせにしました。
仮に行きが交通事情で遅れ、予定していた戻りのバスに乗れなくてもその1時間半後に来るのでその時間位なら何とか耐えられるし(運転間隔が4時間の場合もあります)、幸い道の駅が近くにあるので、そこの温泉にでも浸かっていよう。

↓(86)山形県東田川郡三川町役場


行きは3分遅れましたが、帰りのバスも3分遅れてやって来ましたので予定通りの5分間の三川町滞在となりました。

↓道の駅庄内みかわ(標識が目障り)


↓帰省先から帰る人で賑わう鶴岡駅


再び戻ってきた鶴岡駅から列車で20分程の余目(あまるめ)駅へ。
そしてまずは、役場へ。

↓(87)山形県東田川郡庄内町役場


↓戻ってきた余目駅の構内(新潟方向)

ん?下の白いの、何だ?

ということです→
映画「おくりびと」は見ていないので、どういうシーンか分かりませんが・・・


余目から酒田を経て遊佐(ゆざ)駅に行きます。遊佐町は山形県の最北端に位置しています。

↓(88)山形県飽海(あくみ)郡遊佐町役場


↓昨日時点での日数、キリがいい


↓遊佐駅のトイレにて

ユーモアあっていい、こういうの

↓鳥海山の全容は今日は見えません・・・


遊佐から引き返し、酒田から新庄行きに乗り換えます。
今回は港町・酒田の訪問は見送ります。

↓最上川です


新庄に着いた時刻、午後3時前。お腹すいていない・・・・
というのも、新庄のご当地グルメ「とりもつラーメン」を食べたかったのですが、その気になりません。
いずれまたここに来るのは、この市町村訪問旅行をしていれば確実なのでその時の楽しみにしておこう。

このお店のを食べたかった→

↓(89)山形県新庄市役所


新庄市の北部にある町、真室川町へ往復50分かけて行って帰ってきます。

↓(90)山形県最上郡真室川町役場


↓今日はお祭りです





今日は山形市に泊まる予定ですが、そこへ行くまでに2箇所寄ります。

↓(91)山形県最上郡舟形町役場


↓「縄文のヴィーナス」のモニュメント

日本最大の八頭身土偶(高さ45センチ)が1989年にこの町で発掘され、今年4月国宝に指定されました。

↓ここで発掘されました


↓駅近くを悠然と進むヘビ


↓(92)山形県村山市役所


山形駅西口→

↓山形と言えば、やっぱり芋煮



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17日目 温泉に入らないけど、銭湯には入る

2012-08-19 23:46:18 | 南関東・東海
2012年8月16日(木)


相変わらずお暑うございます。
こんな中、相も変わらず今日から土曜日まで山形県へ行こうと思います。

元々は昨日夜行列車で出発して、今日は秋田県を訪問して宿泊し、明日は岩手県・山形県へ行って山形に泊まるつもりであったのですが、今日はどうしてもはずせない仕事が入ってしまいまして、泣く泣く秋田県・岩手県を切り捨て、山形宿泊を生かす方向で行程を組み替えました。

その仕事は午前中に済みますので、今日は半どんにしまして、お昼すぎに出ようと思ってましたが、そういう時に限って何やかんだで所用が増えるものです。イライラしながら用事を済ませ、結局、出かける準備に着手出来るようになったのは13時を過ぎてからでした。

旅行では一つ歯車が狂うと、やる事なす事悪い方悪い方に物事が進んでしまう事がよくありますので、ここは冷静に行動しなければなりません。が、しかし・・・

今夜は夜行列車に乗る予定で、今から出てもあまり遠くには行けません。
どこへ行こうかなと思案投げ首でしたが、先日箱根へ行った時に熱海市訪問を割愛しましたので、そちらの方面にします。
使う切符はまっさらな「青春18きっぷ」です。

JR稲毛駅13時55分発久里浜行き快速電車に乗り込みます。

↓この快速に乗ります


秋近し?→


東京駅で東海道線のホームに出ます。
ところが、東海道線は何らかの支障でダイヤが乱れていて、乗るつもりの電車がまだ入線していませんでした。
待っている間、駅弁屋さんを覗いていると、ん?隣のホームに電車が停まっている。
それは本来なら既に出て行ってしまっているはずの快速熱海行きでした。
これは!と階段を走って下って上って、隣のホームにたどり着いたとたんドアは閉まり、発車して行きました。
・・・・・。
頭に来て思わず荷物を下に叩きつけてしまいました。
「電車が遅れています」のアナウンスだけだったので、私は先発の電車に全く気づかず、アナウンスさえしてくれれば余裕で乗車でき、30分早く現地に行けたんだけどな・・・。
瞬間湯沸かし器的な性格の私は、この暑さと仕事でのイライラもあり、駅員に文句を言って腹の虫を収めるしかありませんでした・・・(駅員さん、ゴメンね)。


↓完成間近の東京駅丸の内駅舎復元工事(ドームが見えます)



根府川(ねぶかわ)という駅でちょっと下車して、いろいろ撮影してみます。
この駅、東海道線でも珍しい無人駅です。

東京方向を見る→

↓ホームから見える相模湾(左は三浦半島)


房総半島も見えます→

↓関東大震災殉難碑(影ではっきりと碑文が写りませんでした・・・)

関東大震災の際、発生した山津波が根府川駅のホームと停まっていた列車を45m下の海中まで押し流したとして、約130名の犠牲者追悼のために建立された慰留碑です。

根府川駅舎→

↓駅の海抜高


さて、いよいよ本番です。真鶴→湯河原→熱海と進みます。
と、その前に。
電車に乗ってから今年の根府川駅のカンナはどうだったかな~と気が付きました。今年も咲いてましたよね、きっと。

↓(82)神奈川県足柄下郡真鶴町役場


(83)神奈川県足柄下郡湯河原町役場

この湯河原は有名な温泉で、多くの著名人が住んでいたり、別荘を構えたりしてます。
お店も持っていました→


熱海駅→

↓駅前にある足湯


↓海へ行くには急坂で大変です


お宮の松→
貫一お宮之像→

私は小説が嫌いでほとんど読まないのですが、それでも読み通した数少ないうちの一つが『金色夜叉(こんじきやしゃ)』(といってもこの小説自体は未完ですが)で、間貫一がお宮を蹴飛ばした場面、読んだ当時は小説とは言え、なかなかやる男だと思ってましたが、今そんな事を書くとどのように評価されるのでしょうか。

↓熱海サンビーチと林立するホテル


↓(84)静岡県熱海市役所

「静岡県熱海市」と打っていてハッとするんですが、熱海市はどうも神奈川県の印象が強いんですよね~。 
こういう方、結構多いのではないでしょうか?

↓小沢の湯(熱海七湯の一つ)

↓坂を上ると駅に出ます


これから新潟行き夜行電車に乗るために、進路を東に向けます。

北浦和駅→

さて、夜行電車始発の新宿ではなく埼玉県の北浦和駅に来ました。
何故、こんな所で?とお思いでしょうが、駅から歩いて5分程度の所にあるスーパー銭湯で汗を流そうと思ったからです。汗臭くしていると隣の人に悪いですしね。
私は温泉の共同浴場よりも、どちらかと言えばスーパー銭湯の方が好きですね。いつも賑わっているし雰囲気的に楽しいからでしょう、きっと。それとちょいと一杯もできるし。

さっぱりして大宮駅へ。

↓大宮駅西口


↓電車が入線してきました


長い一夜が始まります。

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16日目 やっぱりこの風景は見られなくなるんでしょうか?

2012-08-13 00:56:30 | 北関東
2012年8月11日(土)


今日は群馬県西北部の吾妻(あがつま)郡を中心に廻る予定です。
山間部に行くので、天気予報が曇り後雨となってまして心配ではありますが・・・

おなじみ稲毛駅から快速の初電で今日も始まります。
↓次第に日の出が遅くなっています


↓朝5時過ぎだというのに、東京駅では帰省ラッシュが始まってます



こういう光景を見ると、小さい頃毎年夏休みに両親の田舎の愛媛に帰省していたのを懐かしく思い出します。
今でこそ瀬戸大橋もでき、列車性能の向上により、かなり時間短縮がなされましたが、昔は連絡船で四国に渡っていたのもあり、朝出発して夜到着というそれこそ一日がかりの帰省でした。親は大変だったでしょうけど、楽しかったなあ。
お蔭で列車に何時間乗っていても平気という免疫がその頃に作られたようです。


吾妻郡へ行く前座は、高崎市と前橋市といった群馬県の両雄に務めさせます。

(73)群馬県高崎市役所
↓今日の第一試合に登場します


(74)群馬県前橋市役所

群馬県庁(前橋市)


高崎駅構内の噴霧器→

前橋駅北口の噴霧器→

駅にこういう装置が備えられている自体、この地域の厳しい暑さを物語っています。
近くでは埼玉県の熊谷駅にもありますし、東武線の館林駅や太田駅にも2年前行った時には設置されていました。

さて、いよいよ吾妻郡へ行きます。ここへはJRの吾妻線が通ってます。
まずは手始めに長野原草津口駅で降りて、草津温泉行きのJRバスで草津町に行きます。
ここは言わずと知れた東日本でも横綱級の温泉地のある町です。

バスは草津温泉バスターミナルに着きます。町役場はそこに隣接してます。

(75)群馬県吾妻郡草津町役場→

今回は温泉には入りませんが、折り返すバスまで少し時間がありますので、温泉街を散策してみます。

↓バスターミナル内ではJRの切符や指定券が買えます


←バスターミナル正面

バスターミナル敷地内にある足湯→

↓湯畑






引き返したこのバス路線は途中に長野原役場前という停留所があるので、そこで降ります。

↓(76)群馬県吾妻郡長野原町役場


最初この建物を見た時、「おー、これは素晴らしい!」と思わず唸ってしまいました。
今まで見たことのある役所・役場の中では、今のところ私の中では一番味わいのある建物ですね。
またこの町には、鬼押出しや川原湯温泉といった名所があります。

歩いて群馬大津駅に行き、そのまま吾妻線の終点の大前駅まで乗ります。
折り返しまでの時間が僅かしかないので急いで役場へ行きます。

大前橋→

↓橋より吾妻川上流方向を望む

↓こちらは下流方向


(77)群馬県吾妻郡嬬恋村役場
きゃべつで有名な村です。

この大前駅に行く電車は一日5本しかなく、行くのにはなかなか難儀な所です。

吾妻線の行き止まり→


折り返しの電車にまた乗り、今までとは逆方向に進みます。

↓長野原草津口駅を出ると、進行方向右に新線が見えます


この長野原草津口から次の次の駅である岩島駅まで新線の工事中です。
これは建設中止するしないで問題となった八ッ場ダム建設に伴うものです。
結局ダム建設は再開されたようですが、もし完成したら今乗っているこの区間は廃止されます。
ただこの区間には日本一短い樽沢トンネルがあるのですが、それは水没を免れるそうです。


川原湯温泉駅→
この駅はなくなりますし、温泉自体も水没します。

↓駅から見上げる


↓ダム完成に備えてか、立派な道路が走ってます



↓こういった渓谷もなくなります





↓岩島駅到着寸前に新線がやってきます


個人的には出来れば自然を残して欲しいと思います。


さて、乗っていた電車を群馬原町駅で降ります。

(78)群馬県吾妻郡東吾妻町役場


次にお隣の町へ行きます。

↓(79)群馬県吾妻郡中之条町役場


歴史と民族の博物館ミュゼ→

←ふるさと交流センターつむじ


日没までの時間、2つの自治体へ行きます。

↓(80)群馬県渋川市役所

渋川と言ったら石段のある伊香保温泉ですね。

↓利根川の流れ




↓(81)群馬県利根郡みなかみ町役場

ここも水上温泉や谷川温泉・猿ヶ京温泉といった有名な温泉があります。


どっぷりと暮れた後閑駅→

↓高崎から上野行きに乗って帰ります





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15日目 紀伊半島西部

2012-08-07 23:40:13 | 近畿(奈良・和歌山)
2012年8月4日(土)


紀伊勝浦駅からスタートです。
昨日と打って変わって今日は曇天で、風が強いです。台風の影響でしょうか?

←朝の勝浦港

↓紀伊勝浦駅そばにある足湯・滝乃湯



ちょっとだけ普通列車に乗って太地(たいじ)駅で降り、「太地町町営じゅんかんバス」で町役場へ行きます。

↓(68)和歌山県東牟婁郡太地町役場



この太地町はとにかく鯨ずくめの町で、日本の古式捕鯨発祥の地といわれ、もうすぐ8月15日には、くじら踊りというお祭りがあります。
反面、ここは大掛かりなイルカの追い込み漁が行われることで、反捕鯨団体から非難を浴びている町でもあります(よその国の食文化にまで口出しするなと言いたい)。
そもそもは和田氏という一族がこの場所で捕鯨を始めたらしいのですが、千葉県の南房総市に和田地区というのがありまして、そこも捕鯨の町です。この両者、関係あるのか分かりませんが、とても興味深いです。
落合博満野球記念館というものもこの町にあります。

開館していなくて残念なのですが、「くじらの博物館」の前を通って、海沿いをぐるっと歩こうと思ってましたら、雨が降ってきました。
雨はそこそこ強く元々風は強かったので、あたかも台風の中にいるような状態になってしまいました。

↓こんな状態(雨粒は写ってませんが・・・)



雨宿りして一箇所にずっと留まっていますと今度乗る予定の電車に乗りはぐれて(ここら辺はあまり電車の便がよくない)、今日一日の予定がパーになるので、風で傘をさすどころではなく、それでもさしていたら芯が曲がってしまったのですが、頑張って歩きを進めます(今度からカッパも持って来よう・・・)。

くじらの博物館→

↓くじらのシッポのモニュメント


くじらのモニュメント→

↓いるかもあります


ずぶ濡れになって駅に戻ってきました。
太地からは特別急行電車で次の停車駅の古座駅に行きます。


古座駅は本州最南端の潮岬のある串本町にある駅ですが、行こうとしているのは古座川町です。
次の電車が来る一時間で役場へ行きます。
雨は上がったとは言え往復4キロありますので、急いで歩きます。
役場に行く途中においしい(らしい)鰻屋さんがあるのですが残念です。

↓去年の台風でここまで浸水したみたいです(高さ7~80センチくらいか)。

近くに古座川という川がありますが、その普段の水面から結構高さがある地点でのこれですから相当の雨量だったことが窺えます。

(69)和歌山県東牟婁郡古座川町役場

古座を後にしてからは、御坊までしばらく電車に揺られます。
晴れてきましたので、また車窓を楽しみます。

↓眺めは最高です



←橋杭岩と紀伊大島

↓白浜のアドベンチャーワールド(電線が入ってしまいました、撮影失敗・・・)


↓紀伊田辺駅で

どうもこの電車、ウルトラセブンに登場したスペル星人に見えて仕方ない・・・


御坊駅で日本で2番目に短い路線の紀州鉄道に乗り換えます。
紀州鉄道の気動車→

終点の一つ手前の市役所前駅まで乗ったのですが、その間一言の車内アナウンスなくただただ黙々と走ることにビックリしました。

(70)和歌山県御坊(ごぼう)市役所

さらに2キロほど西の所に美浜町役場がありますので、これは歩いていきます。

(71)和歌山県日高郡美浜町役場

↓ん?和歌山で浜松まで?

なんとこの国道、和歌山から紀伊半島をぐるっと廻って、志摩半島の鳥羽から海を渡って渥美半島を経由して浜松に行くルートです。

↓ん~、牛蒡の病気に効く薬を売っていそうな・・・



紀州鉄道の終点の西御坊駅に来ました。
西御坊駅→

↓以前はこれより先も営業していたようで・・・




再び御坊駅に戻ります。帰りは貸切状態でした。
私が写真を撮っていると運転手さんが、「お客さん一人しかおらんから好きにしたらええで。昼間は2~3人しか乗らんのですわ。ご覧のとおり線路は草ボーボーで近所から苦情が来るし、国土交通省のお叱りを受けに行く役目もさせられているし。社員7人しかおらんから、車の手入れも自分達でせなあかんし、草むしりに手が回らん。厳しいですわ・・・」というボヤキ?を聞きながら御坊に戻ってきました。
是非皆さん、和歌山へ行く事あれば、この鉄道に乗って下さい!

↓枕木が消えようとしている・・・




次に御坊のお隣の駅に行きます。

↓(72)和歌山県日高郡日高町役場



今日の和歌山県巡りはこの日高町で終わりにします。
次回来るのはいつの日になることか・・・

そして一気に大阪へ飛びます。
ただ一箇所、大阪駅の東隣の天満駅で下車します。天満駅からすぐの所に区役所があるからです。

↓〔4〕大阪府大阪市北区役所

天満橋筋商店街→

↓知らん間に大阪駅に屋根がついてる!



今日の任務はこれで完了、新大阪から新幹線で帰ります。

心地よきかな・・・→



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14日目 紀伊半島東部

2012-08-06 21:20:55 | 東海・近畿(奈良・和歌山)
2012年8月3日(金)


前日からの続きです。

↓小田原駅に着きました。


↓遅れてやってくることの多い「ムーンライトながら」ですが、今日は珍しく定時にやってきました。


これから名古屋まで行きます。
車中ではうつらうつらしながら過ごします。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


名古屋駅→

名古屋駅で関西線に乗り換え、終点の亀山駅で紀勢線の列車に乗り、松阪へ行きます。

↓その途中でこんな駅があります。


「あこぎな」という言葉がありますが、その由来となった阿漕ヶ浦海岸が近くにあります。

今回最初の訪問地は松阪(まつさか)市です。松阪牛で知られ、見所も多い観光地でもあります。役所への行き帰りに、いくつか行ってみます。

本居宣長旧宅跡→

↓牛銀本店

すき焼き屋さんです。「和田金」というお店と双璧をなしています。

(62)三重県松阪市役所
↓もうすぐ始まります


↓松坂城跡




御城番屋敷→

大学時代の友人が松阪に住んでいるのですが、今日は連絡せずにこっそりここを後にします。

松阪から多気駅まで普通列車に乗り、多気からは特別急行列車で三瀬谷(みせだに)駅へ行きます。

↓松阪駅で買った「元祖特撰牛肉弁当(¥1,260)」 おいしかったです!


↓(63)三重県多気郡大台町役場


道の駅奥伊勢おおだい→

下車してから30分後にやってきた普通列車に乗ります。
この列車とはこれからおよそ3時間半お付き合いしますので、長い道中ですがのんびり車窓を楽しみたいと思います。

↓車窓はこんな感じ







熊野市駅で30分停車しますので、その間役所に行きます。

↓(64)三重県熊野市役所


乗った列車は新宮駅行きですが、その一つ手前の鵜殿(うどの)駅で降ります。

↓(65)三重県南牟婁(みなみむろ)郡紀宝(きほう)町役場


さて、これからお隣の和歌山県新宮市に行きたいのですが、次の列車が来るまで3時間以上あります。新宮へ行くバスはすぐにやって来るのですが、歩いて県境を越えてみようと考えました。途中に名所巡りしながら。

尤も、新宮駅まで距離にして約4キロ、気温は30度ちょいありますが・・・

↓熊野川

↓蓬莱山(左の山)と丹鶴城公園(右の山)


↓熊野大橋を渡ります(向こうの鉄橋は紀勢線)



↓熊野速玉大社→


↓丹鶴城(新宮城)跡(眺めは素晴らしいとの事です)


↓浮島の森

森林部分が島となって沼に浮いているんだそうです

↓(66)和歌山県新宮市役所


新宮駅から再び電車に乗り、那智駅で那智山行きのバスに乗ります。
これから今回の旅行で一番の目的地である那智山と那智の滝に行きます。

↓台風の被害の爪痕が残ってます。




↓那智山へは何段もの階段を登っていきます。




熊野那智大社→

↓那智山青岸渡寺(せいがんとじ)境内から見る三重塔と滝


飛瀧(ひろう)神社入口→

那智の滝→
那智の滝は高さ133mで華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑の一つに数えられています。ついこの間、この滝をロッククライミングしたとして逮捕された事件が起こってます。

↓那智山バス停近くにある熊野古道大門坂石畳道


那智駅に戻り、紀伊勝浦駅に行きます。
今日の最終訪問地はここになります。

紀伊勝浦駅→

↓(67)和歌山県東牟婁郡那智勝浦町役場


町中に足湯があります。
海乃湯→
鮪乃湯→

勝浦温泉として名高いこの町ですが、特に亡帰洞(ぼうきどう)・玄武洞・らくだの湯あたりが有名です。

↓紀の松島めぐり定期観光船が出る桟橋


↓観光船



ホテル中の島→

勝浦、この地名は千葉県に勝浦市がありますし、徳島県には勝浦町があります。
何でも徳島から黒潮に乗って和歌山・千葉に移住してきたという説があります。
こういった四国・紀伊半島・房総半島と伊豆半島も含めて、同じ地名が多い関係は結構あり、例えば白浜という地名は高知には白浜海岸、和歌山には白浜町があり、千葉には最近まで白浜町がありました。

ということで、千葉県民としてかなり親しみの持てる那智勝浦町に今日は宿泊します。

↓いるかの刺身


夜のホテル中の島→

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13日目 2回のスライドの末、ようやく 

2012-08-05 14:45:32 | 南関東
2012年8月2日(木)


これから土曜日まで、このブログを始めてから初の西日本へ行きます。

今日は夜行列車に乗るための移動だけです。
明日は平日ですが、多分仕事は暇だろうと見越して仕事は休みます。


今回の目的地は日本最大の半島である紀伊半島の沿岸部です。
実はこの旅程、去年から計画していたのですが、諸事情で2回延期されて今年になってしまいました。

最初は7月末に計画していたものの、夜行列車の指定席を取り忘れていまして、気が付いた時には既にその列車は満席でしたのであきらめました。

次に9月初旬に変え、列車の指定席も取り、ホテルも予約したのですが、大水害をもたらした台風12号と重なってしまい、これも断念しました。

という事で、今回も洋上に台風がありヤキモキしましたが、若干の変更を加えた上で、乗る列車や宿泊地などほぼ当初の予定と変わることなくようやく日の目を見ることになりました。


冒頭にも触れましたとおり、これから夜行列車「ムーンライトながら」に乗るため、小田原に行きます。
今回使う切符は残り3日分ある「青春18きっぷ」です。

小田原まで18きっぷを使いますと、数時間で1日分を使ってしまい勿体無いので、現金払いで、しかも小田急経由で行きます。時間は多少かかりますが、JRを使うより少し安上がりになります(駅そば1杯分くらい)。

↓JR稲毛駅から出発です



西船橋で地下鉄東西線に乗り換え→

↓大手町で千代田線に乗り換え



代々木上原で小田急に乗り換えて、小田原駅を目指します。


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