平成28(2016)年12月31日(土)
大晦日、つまり平成28年の最終日です。
そんでもって関西も最終日にして、千葉への帰路につきます。
尤も2日間をかけての「のんびりゆっくり」したものですが。
この日の出立は新大阪駅から→
天王寺駅へ向かい、JR関西線に乗り換えて奈良県入り。
8時すぎに三郷駅にて下車→
関東の人なら「みさと」と呼びそうな駅ですが、さんごう駅。
これより三郷町(さんごうちょう)と王寺町(おうじちょう)をウロウロするつもりですが、これらは2年前に訪問しようとしていたところ、大雨で関西線が麻痺した煽りを受け断念した町。
敢えて早々と再チャレンジの機会を設定しました。
駅ホームの立て看板にもある「龍田大社」へ行きます→
ま、言わば1年のお礼参りですな。
朝廷からも深く信仰された由緒ある神社で風の神様。
でもまだ神様はお眠りになられていたのか無風。
時期も時期ですし早朝ですから元気元気していたらとても困っていたわ。
「ぼけぼけ大祭」かと一瞬思ってしまう→
みんな一斉にすっとぼけた事をやるお祭りかと。私の方こそかなりぼけていました(苦笑)。
「いつまでも健やかに心楽しく過ごしていただけるようにと祈願するお祭り(神社HP)」なんだそう。
お祭り当日は大根料理が振舞われるそうなんですが、なぜか絵はカボチャ。
初詣でに向けて用意は万端のよう→
拝殿→
今年(平成28年)もありがとうございました。全く冴えない年ではありましたが。
大和川のほとりに来ました→
一頃「日本一汚い川」として名を馳せていましたが、近年は汚名返上とばかりだいぶ改善してきているようです。
恐らく汚いのは大阪府の方で、奈良県側は見た目全くそんな風に感じません。
向こう岸は王寺町。
視線を左にやると近鉄生駒(いこま)線→
鉄橋の上を轟音を響かせて走る列車姿はいいな。
(638)奈良県生駒郡三郷町役場→
明治22(1889)年に3つの村が合併したので「三郷村」となる。
でも元々は「みさと」だったらしく、町になった時に今の呼び方になったようですが、「みさと」の方が言い易くない?
約23,000人が暮らす町。
↓役場とは目と鼻の先にある、近鉄・信貴山下(しぎさんした)駅。
大和川の明治橋より→
信貴山はどれかな?と適当に写してみましたが、2つコブがあるのがそれでしょうか?
関西の信仰を集める朝護孫子寺があり、大学1年の奈良でのサークル合宿の時に、先輩に拉致られ車でそこへ連れて行かされた事があります。
でも何を見たのか全く覚えておらず、当然阪神タイガースの選手が必勝祈願するという有名な虎も・・・。
橋を渡れば王寺町。商店街を抜けて王寺駅へ→
昭和57(1982)年8月1日、台風10号によって葛下川(かつげがわ)が氾濫して王寺駅周辺が水没し大災害となったようです。
この日、当時住んでいた仙台から姫路の親戚の家に遊びに行くため、特急「ひばり」と新幹線と乗り継いで移動していたのですが、確かに雨降りでした。
でもすぐ近くでこんな大事があったなんて全然覚えていません。
姫路で合流した愛媛のいとことの山陰旅行をこの後に控えていましたし、よっぽど浮かれていたのだな。
この年には長崎でも大水害があったし、よくよく雨に祟られた年だったんですね。
町のわりにそんじょそこらの市よりも遥かに都会の王寺駅周辺→
南口側の出入り口へ→
↓今の教育現場風に言えば厩戸皇子と、一匹のワンが描かれたパネルが迎えてくれます。
まずはこのワンですが、「雪丸」という王寺町公式マスコットキャラクターで、ゆるキャラにはあまり興味のない私にとって数少ないお気に入りの一つ(単に私がイヌ好きだからか?)。
イヌだけあって、翌日(1月1日)になれば1つ年齢を重ねます。
かつては「ゆるキャラグランプリ」でも全国11位に入った事のある実力派?で、地上だけでは飽き足らず最近ではドローンの世界にも進出して「雪丸ドローン」として空をも闊歩するようになったんだとか。
その「雪丸」ですが、パネルにもあるように厩戸皇子=聖徳太子の愛犬で、日本最古の犬のペットとされていて、雪のように白くとても賢い犬だったらしいです。
足跡がありますが、王寺駅から達磨寺までの約1kmのウォーキングコース「雪丸ロード」を示すもの。
そして王寺町と聖徳太子との関わりですが、それは後ほど。
では、足跡を辿ってみましょう。
(639)奈良県北葛城郡王寺町役場→
大阪市のベッドタウンですが、正直、市になっていないのが意外で、人口は三郷町と同じくらい。
地名は、葛下郡品治(ほむち)郷の地から転訛されたものだという。
間には葛下川が流れてます。
左は平成元年に設置された「和(やわらぎ)の鐘」。
十七条憲法の「以和為貴(和を以て貴しと為す)」の精神に由来した鐘との事ですが、もうちょっと見栄えのするものを造っても良かった気がする。
町のキャッチフレーズも南口階段にもあり、文字が小さくて見にくいですが役場建物に書かれているとおり「和の鐘が鳴るまち王寺」。
いたずらされないようにね→
足跡の終わりはこの達磨寺→
ここは聖徳太子が飢人伝説に基づいて開かれたとされるお寺さん。
そしてその伝説とは何ぞや?ですが、それについては寺のHPにはマンガが掲載されていますので、興味のある方はそちらをご覧下さい。
本堂→
達磨大師のお墓と伝えられる古墳の上に築かれているそうです。
お寺さんには、木造達磨坐像・木造聖徳太子坐像などの重要文化財があるのですが、恐らく本堂の中にあるのでしょう、見ることができませんでした。
でも雪丸クンはしっかりといましたよ→
参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→
大晦日、つまり平成28年の最終日です。
そんでもって関西も最終日にして、千葉への帰路につきます。
尤も2日間をかけての「のんびりゆっくり」したものですが。
この日の出立は新大阪駅から→
天王寺駅へ向かい、JR関西線に乗り換えて奈良県入り。
8時すぎに三郷駅にて下車→
関東の人なら「みさと」と呼びそうな駅ですが、さんごう駅。
これより三郷町(さんごうちょう)と王寺町(おうじちょう)をウロウロするつもりですが、これらは2年前に訪問しようとしていたところ、大雨で関西線が麻痺した煽りを受け断念した町。
敢えて早々と再チャレンジの機会を設定しました。
駅ホームの立て看板にもある「龍田大社」へ行きます→
ま、言わば1年のお礼参りですな。
朝廷からも深く信仰された由緒ある神社で風の神様。
でもまだ神様はお眠りになられていたのか無風。
時期も時期ですし早朝ですから元気元気していたらとても困っていたわ。
「ぼけぼけ大祭」かと一瞬思ってしまう→
みんな一斉にすっとぼけた事をやるお祭りかと。私の方こそかなりぼけていました(苦笑)。
「いつまでも健やかに心楽しく過ごしていただけるようにと祈願するお祭り(神社HP)」なんだそう。
お祭り当日は大根料理が振舞われるそうなんですが、なぜか絵はカボチャ。
初詣でに向けて用意は万端のよう→
拝殿→
今年(平成28年)もありがとうございました。全く冴えない年ではありましたが。
大和川のほとりに来ました→
一頃「日本一汚い川」として名を馳せていましたが、近年は汚名返上とばかりだいぶ改善してきているようです。
恐らく汚いのは大阪府の方で、奈良県側は見た目全くそんな風に感じません。
向こう岸は王寺町。
視線を左にやると近鉄生駒(いこま)線→
鉄橋の上を轟音を響かせて走る列車姿はいいな。
(638)奈良県生駒郡三郷町役場→
明治22(1889)年に3つの村が合併したので「三郷村」となる。
でも元々は「みさと」だったらしく、町になった時に今の呼び方になったようですが、「みさと」の方が言い易くない?
約23,000人が暮らす町。
↓役場とは目と鼻の先にある、近鉄・信貴山下(しぎさんした)駅。
大和川の明治橋より→
信貴山はどれかな?と適当に写してみましたが、2つコブがあるのがそれでしょうか?
関西の信仰を集める朝護孫子寺があり、大学1年の奈良でのサークル合宿の時に、先輩に拉致られ車でそこへ連れて行かされた事があります。
でも何を見たのか全く覚えておらず、当然阪神タイガースの選手が必勝祈願するという有名な虎も・・・。
橋を渡れば王寺町。商店街を抜けて王寺駅へ→
昭和57(1982)年8月1日、台風10号によって葛下川(かつげがわ)が氾濫して王寺駅周辺が水没し大災害となったようです。
この日、当時住んでいた仙台から姫路の親戚の家に遊びに行くため、特急「ひばり」と新幹線と乗り継いで移動していたのですが、確かに雨降りでした。
でもすぐ近くでこんな大事があったなんて全然覚えていません。
姫路で合流した愛媛のいとことの山陰旅行をこの後に控えていましたし、よっぽど浮かれていたのだな。
この年には長崎でも大水害があったし、よくよく雨に祟られた年だったんですね。
町のわりにそんじょそこらの市よりも遥かに都会の王寺駅周辺→
南口側の出入り口へ→
↓今の教育現場風に言えば厩戸皇子と、一匹のワンが描かれたパネルが迎えてくれます。
まずはこのワンですが、「雪丸」という王寺町公式マスコットキャラクターで、ゆるキャラにはあまり興味のない私にとって数少ないお気に入りの一つ(単に私がイヌ好きだからか?)。
イヌだけあって、翌日(1月1日)になれば1つ年齢を重ねます。
かつては「ゆるキャラグランプリ」でも全国11位に入った事のある実力派?で、地上だけでは飽き足らず最近ではドローンの世界にも進出して「雪丸ドローン」として空をも闊歩するようになったんだとか。
その「雪丸」ですが、パネルにもあるように厩戸皇子=聖徳太子の愛犬で、日本最古の犬のペットとされていて、雪のように白くとても賢い犬だったらしいです。
足跡がありますが、王寺駅から達磨寺までの約1kmのウォーキングコース「雪丸ロード」を示すもの。
そして王寺町と聖徳太子との関わりですが、それは後ほど。
では、足跡を辿ってみましょう。
(639)奈良県北葛城郡王寺町役場→
大阪市のベッドタウンですが、正直、市になっていないのが意外で、人口は三郷町と同じくらい。
地名は、葛下郡品治(ほむち)郷の地から転訛されたものだという。
間には葛下川が流れてます。
左は平成元年に設置された「和(やわらぎ)の鐘」。
十七条憲法の「以和為貴(和を以て貴しと為す)」の精神に由来した鐘との事ですが、もうちょっと見栄えのするものを造っても良かった気がする。
町のキャッチフレーズも南口階段にもあり、文字が小さくて見にくいですが役場建物に書かれているとおり「和の鐘が鳴るまち王寺」。
いたずらされないようにね→
足跡の終わりはこの達磨寺→
ここは聖徳太子が飢人伝説に基づいて開かれたとされるお寺さん。
そしてその伝説とは何ぞや?ですが、それについては寺のHPにはマンガが掲載されていますので、興味のある方はそちらをご覧下さい。
本堂→
達磨大師のお墓と伝えられる古墳の上に築かれているそうです。
お寺さんには、木造達磨坐像・木造聖徳太子坐像などの重要文化財があるのですが、恐らく本堂の中にあるのでしょう、見ることができませんでした。
でも雪丸クンはしっかりといましたよ→
参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→