ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

156日目 蒸し暑かったこの日はお隣さんへ

2016-07-30 23:19:46 | 南関東
2016年7月13日(水)


私の住んでいる稲毛からそこそこ距離があるので、別世界にある感じの町。
だけど有料道路を使って車を飛ばせば30分程度で行けてしまうので、そういう意味では遠いどころかとっても近い。
そんな遠くて近い千葉市の東側に隣接する大網白里(おおあみしらさと)市に、仕事ができたので車で行ってまいりました。
もちろん、町中をうろついたのは仕事が済んだ17時頃から。

(601)千葉県大網白里市役所
東西に細長い自治体で、人口は約5万人。
つい最近、平成25年になったと同時に晴れて町から市に昇格。
「町」に長い間慣れていたので、どうもにも「市」に違和感があります、正直。
この間なんか郵便の宛先を「町」で書いてしまっていたし。
ところで、私がここを訪れた前日に亡くなった大橋巨泉さんの最後の居住地がここ大網白里市だったという。ふむう。

JR大網駅→
奥が千葉方向で、左は外房、右は東金の方。
駅ホームは二手に分かれている変わった作り。何でこんな風になっているかというと・・・。

↓東金方向の線路に沿って大網駅から北東へ4~500メートル程度行くと、こんな場所があります。

ここはかつて大網駅があった所(奥が東金方向)。
私の記憶ですと、そう遠くない頃にまだ昔の駅舎・ホームが放置されていた気がします。
昔の外房行きの列車はここでスイッチバック。それを解消するために外房線の新線を作り駅を今の場所に移したワケです。

旧駅からちょっと大網駅寄りにある踏切→
右のちょん切れた線路が外房への旧線。

旧駅舎跡地は今は公園→
因みに千葉駅も大網駅と似た感じの構造なのですが、千葉駅も房総半島へ向かう列車のスイッチバック解消のため、現在地に移転した経緯があったりします。

↓旧駅近くの、恐らく昔は大網の中心をなしていた商店街。

駅が近くから消えた(?)せいか、すっかり廃れてしまっています。

再び大網駅前→
大網シンボル(?)の高層ツインビルが迎えてくれます。

県道20号線を跨ぐ外房線の高架線→
この高架線を向こう側に、これまた最近まで旧外房線の線路があって踏切もあったのですが・・・。
今はですっかり一掃されて、そのカケラも見当たりません。

↓高架線をくぐると、ロードサイト店舗っぽいのが立ち並んでいたりイオンがあったりと、今では市の中心部っぽい様相を呈しております。


でも、ちょっと離れるとこうなっちゃう→
商売って厳しいのお。

さて、県道20号線を東にひたすら進むと海に辿り着きます(途中で県道83号線になりますが)。
せっかく車で来ている事だし、行ってみます。10km程度なんで。

海までの途中にある増穂地区→
ここらは住宅・商店が広がっていますが、それ以外は田んぼばかりの地区。

ところで察しはつくと思いますが、「大網白里」は「大網+白里」、つまり2つの自治体が合併してできたものと思うでしょう。
でも正解は「大網町+白里町+増穂村」。昭和29(1954)年に合併して、前身の大網白里町が誕生する。
「大網白里増穂町」ではさすがに長すぎる。そこで唯一村だった増穂にご退場いただいたのでしょうが、弱肉強食は世の常ですな。

↓正面の壁っぽいのをくぐると、そこは地の果て。


その名は「白里海岸」→
全国に通じる名前で言えば九十九里浜
白里地名の由来は知りませんが、九十九里浜に面している集落。
仮に「九十九里=百マイナス一(いち)里=白里」(白寿が九十九歳であるのと同じ理屈)だったとしたら、昔の人の洒落っ気に感心するワケです。

↓2つ上の写真の壁は「九十九里有料道路(通称・波乗り道路)」の盛り土。

ただ、かさ上げ工事のため今年の4月から来年3月いっぱいまで閉鎖中。

↓夏は海水浴場客で賑わう海岸ですが、この日は人っ子一人いません、当たり前か。

あれから2週間あまり、梅雨も明けたし暑くなったしで、いよいよ夏本番!
そして「海の家」で働く人は多くの人が来てくれないかと、こう歌っているハズ(?)。
♪ああ神様お願い~

ぱやぱや。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→

155日目 神奈川の陸の孤島へ上陸

2016-07-26 23:51:17 | 南関東
2016年6月11日(土)


山を下りてくれば、その後は普段見慣れている関東平野の平坦地へ。

(599)神奈川県愛甲郡愛川町役場
町内には鉄道も駅もないけど、相模原市など大きな都市と接しているためか、人口はかなり多い4万人あまり。
このまま順調に増えれば市への昇格もあり得たのですが、近年は頭打ちのようです。
「愛」を二つも持っている町、というワケで、♩きっとここから愛なんだ~、と思わず歌いたくなる所(私だけ?)。

役場前の道路(県道65号線)→

↓役場前にある、よくありがちな商売広告の地図。


よーーーく見ていると、面白いもの発見!→
内陸にありながらおかしな地名。
もしかして大昔、ここらはそういう場所で今では地面を掘ると多くの貝殻なんか見つかるんかなと。

興味があったので帰宅して調べてみる。
まずは読み方は普通に「かいてい」。
と思いきや何と、おぞこというらしい。
かつては手漉き和紙の産地だったという。

さらにはタコやカニなんかしか使ってくれなさそうな海底橋などという名前の橋もあるという。ただ、今は壊れてボロボロになっているようですが。

↓明治16(1883)年に豪農によって建てられた、国登録文化財「古民家山十邸(やまじゅうてい)」に興味があったので、ちょっと顔を出してみます。

終戦後の東京裁判の公判中、東条元首相のハゲ頭を叩く(叩きたくなる気持ちは何となく理解できなくもない)など、奇行が目立ち○チガイ扱いされたA級戦犯大川周明が、昭和19(1944)年にここを買い、昭和32年に亡くなるまでここに住んでいたという。

辺りには誰もいないようですが・・・→
実はお役人様らしき4~5人が、一生懸命掃除しておりまして・・・。
休日出勤、お気の毒と思ったのですが。

翌日のこれに備えていたのです→
古めかしい佇まいの中、ワケ分からん奇抜なコスプレ連中がゾロゾロいるとしたら、それはそれで非常に違和感ある。

でも町肝煎りのイベントのようで、「明日、是非来てください!」と懇願されたのですが、「千葉から来てましてね、今日中に帰るんです・・・」と私が答えると、非常にガッカリされる。スマヌ。
それでも「わざわざ遠い(?)所からよくお越し下さいました」と非常に感謝される。
で、結局、このイベントは盛大のうちに終わったのかな?

↓建物内部



今年3月放送のドラマ「さよならドビュッシー」のロケに使われたようです。

さて、話しは変わりますが、「あやせ」をご存知でしょうか?
女優なら知ってるよ!、でしょうが、ここでの問いは地名でして、恐らく首都圏に住む人にはかなり聞き馴染みがあると思います。
「東京都足立区」「千代田線」をイメージする人もおるかと思いますけど、今回はラジオなんかでよく耳にする方。

愛川町の次に来たのは海老名市や厚木市といった知られた町をすっ飛ばして、やや離れた綾瀬市なのですが、それには理由があります。

さて、綾瀬の名所と言えば・・・→
大東亜戦争終結後、マッカーサー元帥が偉そうに威風堂々とパイプ片手にタラップを降りてくる写真が撮影された基地。そう、有名な海上自衛隊厚木基地の正門。
名は「厚木」なので、厚木市にあるかと思えば、どういうワケだか綾瀬市とお隣・大和市に跨る航空基地だったりする。
所在地は「神奈川県綾瀬市無番地」なんだとか。

↓ひょっとしたら一番知られている名所かも知れない(?)東名高速「綾瀬バス停」。

「綾瀬バス停を先頭に○○キロ渋滞」ラッシュ時や行楽・帰省シーズンなんかのこうしたお決まり渋滞情報にイライラした人も多かろう、とっても恨めしい場所。
東京に向かって登り坂になっているために引き起こされる車の溜まり場であります。

(600)神奈川県綾瀬市役所
人口約85,000人。
それなりに(首都圏では)耳にしていても、実際どこにあるのか知らない人がほとんどなのでは?

東海自動車道を走っていると「神奈川県のほぼ真ん中 綾瀬市」の横断幕が飾られております。
実際に地図を見てみると、どうしたって真ん中ではないので、「ほぼ」を「ド」と言えないところが切ないんだけど、アピールに一所懸命な市の姿が伝わってきます。

役所敷地内にある「防火たぬき」→
「かちかちやま」をヒントに防火を呼びかけるためのもの。

役所のウラ側は一面畑→
日没時間になったので、一層寂しい場所と化しております。
この道の先には、「東山ふれあい展示即売所」があって、かなり美味との噂の綾瀬名産「高座豚」が売られているらしいのですが、16時で閉店・・・、無念なり。

↓最後に、市の南部に東海道新幹線が走っているのでそれを見に行きます。

暗くなった中、光を放ちながら颯爽と駆け抜ける姿が美しい。
新幹線はわずか1.5キロほどしか市に掛かっておらず、20秒程度顔を出すだけ・・・。

私が今回わざわざ綾瀬市に来た理由ですが、車で「ゆっくりのんびり~」旅をする際は、務めて優先的に鉄道駅のない自治体を廻るようにしております。

そう、鉄道が走っていながら、駅のない市、それが綾瀬市なのです。
もっと言うなら、高速道があってもインターチェンジがない上に、渋滞で謂れのない恨みを買い(?)、さらには基地騒音はあるし・・・。
ちとお気の毒。

↓帰りに寄った「大黒PA(横浜市鶴見区)」。

昔も今も変わりなく、車でギッシリ(ガラの悪そうなのが多いのも同じ)。

これは変わってもーた・・・→
ベイブリッジが見えんし。そこの白いの、バカヤロー!!

この日の走行距離、ちょうど400km!

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行った所

155日目 神奈川県民の命を守るでっかい水がめ

2016-07-23 23:51:43 | 南関東
2016年6月11日(土)


引き続き国道413号線で山ん中をひた走り、神奈川県入り。
↓神奈川とは思えん景色が続きます。
 
おまけに相模原市というれっきとした政令指定都市だったりする。

突如目の前に橋が現れる→
「虹の大橋」という、両側のフェンスに虹が描かれているという橋(ここも相模原市)。

橋からの眺め→
川ではありませぬ、相模原市・愛川町・清川村に跨る宮ヶ瀬湖という面積4.6km2で、県人口の9割に水を供給しているというダム湖。

真下をアップ→
地肌が露わになっているし・・・。

今年の関東は、水がピンチ!と、この頃あたりからマスコミが大騒ぎしていたのですが、あれから1カ月半、パタッと聞かなくなりました。
その間話題が盛りだくさんだったというのもあるかとは思うけど。
でも最近取水制限3割にするとかという、こっそり書かれたような小さな新聞記事も見た気がするし・・・。

水は一体どーなってるの?というワケで、本日の貯水率(利根川水系のですが)を見てみると、約60%でたいして変わり映えない感じですが、注目すべきは前年同時期比較。
約90%となっているので、実は楽観的に構えていても(当面は)いいんでないかい?
いつ間に降ったんだろうね?

神奈川県は首都圏の中でも水不足には案外強いのですが、それはこの巨大な湖があるからと思われます。
でも有名な箱根の芦ノ湖は神奈川県にありながら、その水は静岡県民が専ら使い、神奈川県民は使えないのは意外。

いったん湖を離れます。
(598)神奈川県愛甲郡清川村役場
左の茶色い建物が役場で、目の前のは昨年11月に登録されたばかりの、県内3番目の道の駅「清川」。
何と、全国都道府県で人口第2位の神奈川にも「村」があったりする。
そして人口はわずか約3,000人。重ね重ね神奈川とは思えん所です。
村のキャッチフレーズは「水と緑の心の源流郷」。

↓道の駅の中にある売店には、村のゆるキャラを動員したにもかかわらず、このとおり大量にアイスが売れ残っています。

気の毒になったので買いましたが。

特に見たい所なし(ダム以外)→
なので、この周辺を宛てなくブラブラします。

強烈な香ばしい匂いが辺りに漂っています。
ここがその源→
ウチの愛媛の田舎の近所にもブタ様を飼っている施設があったので、故郷を思い出す懐かい匂い、と思いたいけどただ単に臭いだけ。

のどかな村です→

↓右の看板は注意を喚起しているコヤツに破壊されてしまったとの情報が・・・。

あるワケないし。
でも、こんな人里にコヤツが出てくるなんて、考えただけでも恐ろしや。

再び湖畔に戻り、15時すぎに「宮ヶ瀬ダム・水とエネルギー館」の門を入ります。
↓そしてしばし、ダムを堪能します。





宮ヶ瀬ダムは平成13年にできた比較的新しいダムで、重力式(ダムの重さで水を堰き止めるタイプ)のダムとしてはコンクリート使用量日本一、高さは国内6位の156m、総貯水量は1億9300立方メートルを誇っており、水・電力の供給、治水等の役割を担ってます。

そして周辺は一大リゾート地となっており、湖畔遊園地では年末になると巨大なクリスマスツリーが飾られるので有名。
因みにダム辺りは清川村と愛川町の境界線が走っております。

渇水の影響?→

見晴らしよろし→

↓遠く横浜みなとみらい地区の摩天楼もかすかに見えます。

夜景はきっと素晴らしかろう。

下を覗く→
こえ~。高所の超苦手な私が、へっぴり腰になってどうにか収めた一枚。

↓下へ行くには、無料のエレベーターと有料のインクラインを使う2通りありますが、まずはエレベーターを使って下へ。

ここは完全に愛川町。

見上げる→
観光放流がされる日があるのですが、通常4~11月の水曜、第2・4金曜、第2日曜の11時と14時。曜日も時間も完璧に外してしまってます。

↓貸し切り状態のインクラインでゆっくり4分かけて上へ。


首都圏にある超大型ダム。車でないと行きづらい所ではあるのですが、特にダム萌えの方、ぜひ迫力をご体感あれ。

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155日目 5回目金運神社参拝と山梨の横浜村

2016-07-19 23:48:44 | 甲信越
2016年6月11日(土)


以前も予告しましたが、毎度お馴染み・新屋山神社参拝へ今年は日帰りで行ってまいりました。これまでの参拝→1年前2年前3年前4年前

5時半に出れば渋滞にハマらずに済むだろうと思いましたが、そうは問屋が卸さず(?)、恒例行事の中央自動車道の渋滞に飲み込まれてしまう。
↓渋滞の巻き添えを食らって、合体してしまったお気の毒な車もあったし。


↓千葉から100kmの藤野PA(神奈川県相模原市緑区)で小休止。

2時間半もかかりました。中央道イヤすぎる。

「緑のラブレター」がPA目前にあります→

尻隠して頭隠さざる富士山→
手探りで適当にデジカメをいじって写したら、奇跡的にうまい事撮れておりました。
この後富士山は、ガスを全身に覆っての隠遁術で二度とお目にかかれず・・・。

↓9時にやっとこさ河口湖ICを降りて、まずは新屋山神社本宮へ。

昨年から祝詞台にも入れなくなったばかりか、お祓いすらもしてくれずにけんもほろろな扱いだった神様でしたが、今年はお祓いして戴けました。
でも一方で、富士山型の羊羹やお菓子のお配りはなくなった模様。

次に奥宮へ。
↓一週間前の6月5日に起こった、マイクロバスとワゴン車との衝突事故現場。

危ないんだよな~、ここらへんの交差点。
実際、別の場所ですが、以前、脇から出てきた車にヒヤリとしたことがあったし。

新屋山神社奥宮→
超霊力たっぷりの環状列石(ストーンサークル)が今年の5月31日に撤去されてしまっていました。
それでもがめつく、跡地でグルグル3度廻って拝んできましたが(ご利益あるよね?)。

参拝後にはイギリスの例の件があってイヤ~な感じでしたが、この間の参院選で与党が圧勝したし、近いうちに金融緩和しそうだし、秋になれば経済対策と称してお金を蒔いてくれそうだしで、何となく気分的に上げ潮の雰囲気。
経済に詳しい知り合いの会社社長は、これから株が上がると言って、せっせと漁り始めたので、我も一丁、乗ってみるか!
もし儲かったら、神様、スゲーぞ。

↓山中湖の北側を走って、国道413号線で道志村(どうしむら)入り。


↓国道沿いにある「道の駅どうし」に立ち寄ります。





道志川っぺりにある道の駅。鮎釣りにしている人がチラホラ。

↓ちょうどお昼だし、食いもん食いもん・・・。




↓いろいろ目移りしたけど、選んだのはやっぱり鮎。

ところで、これって、天然だよね?、天然のハズ・・・。

↓和出村(わでむら)地区





通りかかった際に景色が気になったので車を停めました。
春は桜、秋は紅葉でキレイらしく、道志川に架かる橋がいい味を出しております。

(597)山梨県南都留郡道志村役場
1700人あまりが住む自然豊かな村。
ローマ字表記「どし」がちょっと笑える。

↓村の全容はこんな感じ(道の駅にあった案内板)。

左下から右上に向かう一本のスジが国道413号線で、別名・道志七里。

明治30(1897)年から横浜市が道志川の水を取り始めて以来、道志村と横浜市とは友好な関係が続いていて、村のキャンプ場や公衆浴場などを横浜市民が使うと割引サービスがあったりするほどの仲の良さ。
両自治体の関係については村のHPにも詳しく載っております。

横浜と言わず、首都圏の骨休め場所としてもいいと思いますよ、道志村。
温泉もありますし。
是非お越しあれ!

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4年目の集計

2016-07-08 23:44:30 | その他
お暑うございます。

いつか投げ出すんじゃないか、そう思いつつも何とか4年間生き長らえた市区町村巡りの、年1回の進捗状況報告でございます。


市区町村(前年比)行った市区町村数/市区町村数    割合 

合 計(+95)      642/1916   33.5%

市町村(+88)      596/1741   34.2%
政令市(+7)        46/175    26.3%

北海道(+13)       41/179    22.9%
札幌市(+2)         2/10     20.0%

青森県(+2)        17/40     42.5%
岩手県(+3)        11/33     33.3%
宮城県            17/35     48.6%
仙台市             1/5      20.0%
秋田県             0/25        0%
山形県            21/35     60.0%
福島県            23/59     39.0%

茨城県            16/44     36.4%
栃木県            11/25     44.0%
群馬県            17/35     48.6%
埼玉県            20/63     31.7%
さいたま市           5/10     50.0%
千葉県            17/54     31.5%
千葉市             1/6      16.7%
東京都(+3)        17/62     27.4%
(うち特別区          5/23     21.7%)
神奈川県           13/33     39.4%
横浜市             4/18     22.2%
川崎市(+2)         5/7      71.4%
相模原市            0/3         0%

新潟県            14/30     46.7%
新潟市             0/8         0%
富山県(+2)        12/15     80.0%
石川県(+8)         8/19     42.1%
福井県             2/17     11.8%
山梨県            16/27     59.3%
長野県            22/77     28.6%
岐阜県(+3)        20/42     47.6%
静岡県(+3)        19/35     54.3%
静岡市             3/3     100.0%
浜松市             4/7      57.1%
愛知県(+8)        14/54     25.9%
名古屋市(+1)        1/16      6.3%
三重県(伊勢・志摩)(+2)  7/22     31.8%

三重県(伊賀・紀伊)      2/7      28.6%
滋賀県             9/19     47.4%
京都府             7/26     26.9%
京都市             1/11      9.1%
大阪府(+3)        10/43     23.3%
大阪市             5/24     20.8%
堺市              2/7      28.6%
兵庫県(+14)       17/41     41.5%
神戸市(+1)         3/9      33.3%
奈良県            10/39     25.6%
和歌山県           11/30     36.7%

鳥取県             4/19     21.0%
島根県             0/19        0%
岡山県(+6)        17/27     63.0%
岡山市(+1)         3/4      75.0%
広島県             6/23     26.1%
広島市             3/8      37.5%
山口県             9/19     47.3%

徳島県             9/24     37.5%
香川県(+7)         7/17     41.2%
愛媛県             9/20     45.0%
高知県            11/34     32.4%

福岡県            21/60     35.0%
北九州市            1/7      14.3%
福岡市             2/7      28.6%
佐賀県             9/20     45.0%
長崎県             8/21     38.1%
熊本県            15/45     33.3%
熊本市             0/5         0%
大分県             5/18     27.8%
宮崎県             6/26     23.1%
鹿児島県            8/43     18.6%
沖縄県(+11)       11/43     26.8%


実感は全くないのですが、何だかんだで3分の1に到達しました(よくこんなにほっつき歩いたもんだけど・・・)。
このペースで行けば8年後には終わってしまいますが、たっぷり離島なんかを残していたりと、それは1万%以上不可能ではありますが、でもまあ、そんなに慌てる必要もないので、次の4年間で全体の半分をクリアできればいいかなと。
そんなワケで5年目に突入でございます。

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153・154日目 大阪の山を下りたらそこは旅の終着地

2016-07-07 23:53:03 | 近畿(大阪・兵庫)
2016年5月6日(金)・7日(土)


能勢町と大して変わり映えのない感じの豊能町(とよのちょう)が次の目的地。
(595)大阪府豊能郡豊能町役場
ここ10年で5,000人位減ったとはいえ、それでも約2万人を抱える町。役場周辺を見る限りそう見えないけどね。
キャッチフレーズは「人とみどりが輝くまち とよの」で、「住みたいまちナンバーワン」を目指している志の高い町であるのだけど・・・。

地図をよ~く見ると、役場東側の山奥に何故かポツンと巨大な住宅街があったりする。
違和感を覚えるこの団地は、「希望ヶ丘」という地区の「北大阪ネオポリス」。
もちろん鉄道など来てはおりませんので、唯一の公共交通機関であろうバスを使っても一番近い駅まで余裕で1時間はかかるんじゃないか?そのくらい利便性がハンパなく悪い場所(に思える)、これこそまさに「陸の孤島」。
故に、笑っちゃいけないのだけど、「望ヶ丘」と揶揄されているらしい。

ま、案外あちこちでこんな住宅街を目にするので、ここだけが犠牲者というワケでもないんだろうけど・・・。

鉄道の駅は町内にあるのだけど、役場周辺から相当遠い町の西の端っこで、そこへ行くのにまともな道路一本すらなく、よその市町を廻らないと辿り着けない有り様。
能勢電鉄の駅から役場を結ぶ快適道路を作らないと町が荒む一方なんじゃないかと。

どこか見所がないかと目を皿にする→

↓でも「これは!」と思う所もなく、雨風強い中、役場のある余野地区をブラブラしてみます。


役場前の道路(国道423号線)→

↓のどかな町です。




↓思いがけず出会ったこの看板にビックリする。

「関西人は納豆が嫌い」というのは、実は都市伝説なのでしょうか?

高山地区→
江戸時代の禁教令によってマニラに追放され、そこで病死したキリシタン大名・高山右近の出生地。
役場に飾られている垂れ幕にもあるとおり、右近の没後400年にあたる昨年、日本のカトリック教会が彼を殉教者として「福者」に認定するようバチカンに働き掛け、今年になって晴れて認定。
因みに「福者」とは、最高の崇敬対象となる「聖人」に次ぐものらしい。

↓細い山の中の道路を走って箕面(みのお)市に入り、日本の滝百選の一つ・箕面大滝の駐車場に到着。

ゴールデンウイーク期間中は17時まで有料のところ、それを過ぎた時間にやってきたのでロハ、ラッキー。
秋になると辺り一帯は紅葉が素晴らしいようです。

「出くわさザル」が一番いいのだけど→
箕面と言えばサル。
研究と観光を目的に昭和29(1954)年にニホンザルの餌付けを始め、昭和31年には天然記念物に指定を受ける(餌付けした動物を天然記念物とは変な気がする)。
ところが、察しは付くと思いますけど、餌付けに慣れたサルは次第にエスカレートして、(人間にとって)いろいろな迷惑行為をしでかすようになったので、平成22年に「箕面市サル餌やり禁止条例」が施行される。

↓もう一つ、箕面と言えば(知らなかったけど)「もみじの天ぷら」。

それを買いたいと思っていたのですが、お店やってないし・・・。
片方の看板の「モンちゃんせんべい」とは、サルの焼き印が入った瓦せんべいなんだそう。

ここを下りて行きます→

マイナスイオンたっぷり浴び・・・→
た気がしません。曇天なので。人もポツリポツリで寂しいし。

「宝くじ発祥」の瀧安寺(りゅうあんじ)も行くつもりだったのですが、ついつい忘れてうっかり山から市街地に下りてきてしまう。

阪急電鉄・箕面駅前→

↓面白い形の駅前だなと思ったら、これ見て納得。

昔は線路が音符みたいな形をしていて、降車と乗車場所が別々だったという。

滝の道商店街→
ここの「もみじの天ぷら」屋さんもお休みかよ・・・。
その名のとおり、ここから歩いて滝に行かれます。その途中に箕面とどういう関係があるのか知らないけど、あの野口英世博士の像があったりするらしい。
約3kmの緩やかな坂道みたいなので、ハイキングがてら自然を楽しみながら登っていくのもまたよし。

ところが、コンビニであっさり「もみじの天ぷら」を発見!→
モノホンのもみじの葉っぱを揚げた、かりんとうのような感じの甘いお菓子。
お土産に買って帰ったのですが、家の人にはかなり受けのいいお菓子でありました。

みのお本通り商店街→

↓有名ドーナツ屋さんの、栄光の「1号店」。

私はこのお店に滅多に入らないのですが、敬意を表して珍しく購入する。

箕面公園通り→

街中をウロついているうちにあたり真っ暗になってもうた市役所。
(596)大阪府箕面市役所
人口は約13万3千人ですが、何といっても「大阪の高級住宅街」として名高く、著名人も多数お住まいのようです。そのせいか財政力指数は大阪府でも上位。
ところが、今月1日配信のyahooニュースでは、「落ちぶれる大阪の高級住宅街」として箕面市が紹介されておりましたけどね・・・。

これで、後は千葉に帰るだけです。
20時10分に茨木ICから高速道路に入り、途中の土山SA(滋賀県甲賀市)、浜松SA、海老名SAでの休みを挟んで、ヘロヘロのフラフラになって帰宅したのは、街がボチボチ活動を開始し始めた7時12分。
♪つらし、ねむたし 朝帰り たまにはこんなムチャクチャいいワ(?)

前日からの走行距離675km、都合1,661kmの旅でございました。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→

153日目 兵庫県ばかりじゃ芸がないので・・・ 

2016-07-02 23:54:11 | 近畿(大阪・兵庫)
2016年5月6日(金)


県道68号線の山ん中を突き進み、宝塚市を経由して猪名川町(いながわちょう)へ。

道の駅いながわ→
旨い蕎麦が食べられるというので立ち寄ってみたワケなんですが・・・。

見事な肩透かしじゃ→
連休の谷間だし、サービスを提供する側も休んでおかないと過労死まっしぐらだから仕方ない・・・。

石像となっている「いなぼう」とは、この町のマスコットキャラクター。
猪の子どもの「うりぼう」をモデルとして、猪名川の「いな」と、うりぼうの「ぼう」で「いなぼう」。

斜め向かいにあるコンビニで一服し、再び街中に向かって走らせます。

高さ30mの岩壁「屏風岩」→

(593)兵庫県川辺郡猪名川町役場
川辺郡に属するたった一人ぼっちの自治体。昔は宝塚だとか尼崎だとかの方まで広がっていたのに・・・。

↓見てのとおり、猪の一頭や二頭が出てきてもちっともおかしくない田舎。

ですが、役場から東北方向約2.5kmの川西市との境に駅があり、そこへは行かなかったのですが、もしかしたら駅周辺は普通に街っぽいのかもしれません。
なので人口も31,000余人と、なかなか多いです。

町の歴史は古く、役場HPによると「その昔、東大寺大仏鋳造の際に、銅を献じたと伝えられている多田銀銅山を中心にひらけ、その名が示すように多田源氏ゆかりの地として武家文化の栄えた所」とあります。

↓役場の横に古い立派な茅葺きの豪邸が佇んでいたので潜入を試みます。


↓静思館(せいしかん)



冨田熊作さんという町の大富豪が総工費約10万円(当時は中谷村といったらしいですが、村の予算の倍以上!)を費やして、昭和7(1932)年から3年をかけて建てられ、昭和59年に町が譲り受ける。
入館無料。その名のとおり、心静かにしばし思いを巡らすには持って来いの場所で、この日のような雨の日は特にいいかも知れない。

猪名川町の名所といったら、何といっても町のHPでも触れた鉱山の、その跡地。
今年3月10日に国史跡に指定されたばかりのほやほやで、もちろん無視する訳ありません。

↓猪名川町銀山という地名の場所にある「悠久の館」。

ここは資料館にもなっていて、鉱山についての様々な展示物を見ることができます。

多田銀銅山とは、今の兵庫県・大阪府に跨る東西20km、南北25kmのムチャクチャ広い鉱山で、10世紀の終わり頃から本格的に採掘され、それは昭和48(1973)年まで続く。
そして特に品質のいい銀が取れたのが、ここ猪名川町銀山地区。
豊臣秀吉は直轄鉱山としたので、今でも秀吉ゆかりの間歩(まぶ・坑道のこと)が残っています。
そして何といっても、日本最大の埋蔵金伝説の地
秀頼の将来を案じて秀吉が4億5千万両を分散埋蔵したとされてる、夢のまた夢の地でもあります。

その裏手にある「代官所跡」→

↓悠久広場にある、明治時代に操業された「堀家精錬所」跡地。


アテなく埋蔵金を探しに、さらに山奥へと続く道を行きます。

銀山の最盛期には「銀山数三千軒」と言われるほどの賑わいを見せていたようですが、でも今では見る影もない、空き家ばかりの落ちぶれた集落。

金山彦神社は鉱山の神様→

さらにここから先にも史跡はあるようだけど、車一台通るのがやっとの細道。
この先、車を反転させられるスペースがあるかどうか怪しいのでここで引き返します。
雨さえ降っていなければ、ハイキングがてら埋蔵金探しに行ったのだが。
いつか本格的に探しに来てやる。待ってろよ、埋蔵金!
ただ、クマが怖いけど(いるかどうか知らない)。

長~いお付き合いだった兵庫県はこれにて(ずっと兵庫も飽きた)。じゃあね。
というワケで大阪府に乗り込みます。

↓軽くうどんか何かを食べようと思って来てみた「道の駅能勢(のせ)」。



能勢、お前もか! ここも絶賛閉店中・・・。

↓(594)大阪府豊能(とよの)郡能勢町(ちょう)町役場

地図をご覧になると分かるのですが、大阪府の北部には兵庫県と京都府の間をムリクリ割り込んだいったような場所があります。そこにあるのがここ能勢町。

↓とても大阪府とは思えない田舎町。



東京で言えば奥多摩のような所か?
町のHP内では、「町全体が田園と自然のギャラリーのようなものです」と言い切っているのだから、掛け値なしの田舎です。でも人口は1万人もいたりする。

長時間滞在は無用なので、さっさとお隣の町へ向かいます。

能勢町・猪の子峠手前の府道4号線→
実はこの道路、4年前に走った事があって、再びこうしてまた通るとはその時には正直思いもしませんでした。
その時に一部未舗装部分があってビックリしたのですが、あれからちっとも整備が進んでいません。

横は崖だったりする→
でもそんなに怖くありません。それよりも・・・。
対向車来るなよ!

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行った所