ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

85日目 湘南と言えば、サザンでしょ?(5)~茅ヶ崎

2014-07-30 23:33:41 | 南関東
2014年5月24日(土)


この日のラストは茅ヶ崎、桑田氏の出身地。
そんな事情ゆえ、ここはサザンワールド炸裂の街。神社がある、ビーチがある、通りがある・・・などなど。

↓まずはサザンを感じさせる駅南側からではなく、駅北口から。


正面に伸びるは「茅ヶ崎中央通り」→
ここをまっすぐ進むと、旧東海道(国道1号線)と交差し、さらにちょっと行くと市役所。

(394)神奈川県茅ヶ崎市役所
♪砂まじりの茅ヶ崎~ 「勝手にシンドバッド」
湘南の保養地・住宅地、人口約24万人。

旧東海道を東に歩きます。由緒ある道なので、江戸時代の名残りがチラホラ。

一里塚→
日本橋から14番目の塚。

松並木→
安藤広重の「東海道五十三次」にも描かれているという黒松。

↓国道1号線のこの交差点からはこの道を南に。


この通りの名は→
♪呼べばすぐに会える でも見つめるだけでもうだめシスター 「ラチエン通りのシスター」

この交差点に面する工場にて→
この辺りにはアブナイ人が多いのか・・・。
と、一瞬笑ってしまったけど、きっと大型車が曲がる時に車体後部が大きく振られるので、それに注意しろと言っているんだろう。

↓海までまっすぐ伸びるこの道は何てことない、商店と住宅が並ぶだけ。


開高健氏は茅ヶ崎にゆかりがあるらしい→

えらい長い(ホント長かった!)ラチエン通りは国道134号線にぶつかってお終い。

その交差点にあるマンション→
♪砂の上で口づけした 真夏のPacific Hotel~ 「HOTEL PACIFIC」
ここはその跡地みたい。

砂浜に出ます→

↓烏帽子岩に向かって突き進むサーファーたち。

♪エボシ岩が遠くに見える~ 「チャコの海岸物語」
正式には、姥島(うばしま)という。

波音を聞きながら遊歩道を→
我が家の近くの稲毛海岸とどことなく似た雰囲気がしないでもない夕暮れ。でも稲毛海岸は茅ヶ崎より相当格落ちの感は否めないけど・・・。

↓今はきっと海水浴客で大賑わいでしょう、ここ。


ビーチ内のモニュメント→
人が座っていて、とっても邪魔。看板に隠れるように撮るしかない・・・。

↓19時に近いので、サザンストリートを通って駅に戻ります。


実は鎌倉時代から残っている橋脚(源頼朝はこの橋の竣工式出席後に落馬し、それが原因で死亡したとされる)を見ておきたかったけど、そんな時間はとうになくなった。
それにしても足(特に膝)が痛すぎ。何でこんなに痛いんだろうと、よくよく考えてみたら、逗子で行動を開始したのが6時半。それ以降、食事やちょっとした休憩合わせて1時間も座っていなかった・・・。
半日近くずっと歩いていたことにようやく気づく。。。ああ、バカよね、オイラ。

↓サザンストリートの突き当たりの「アルコナード南本通り商店街」

これをまっすぐ行くと茅ヶ崎駅です。

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ

85日目 湘南と言えば、サザンでしょ?(4)~藤沢

2014-07-27 00:14:52 | 南関東
2014年5月24日(土)


↓のんびりコトコト走る江ノ島電鉄で、13時半すぎに藤沢市の江ノ島駅へ。


↓ちょっとお昼を過ぎてしまってはいるけど、某食事処で休憩。

生しらす定食(\1,500)。
正直あまりおいしいとは思わなかった・・・。なので、余計に値段が高く感じる。

湘南すばな通り→
江の島に続く商店街。「すばな」とは、境川(下の写真)の鼻先という意味だそう。

↓片瀬川とも呼ばれる境川に架かる弁天橋を渡った所

♪江ノ島に明かりが灯る頃 色づくは片瀬川 「SEA SIDE WOMAN BLUES」
因みに境川の由来は武蔵国と相模国の国境をなしていたから。

背中にあるのはこれ→
竜宮城のような小田急「片瀬江ノ島駅」。
ここを左に行けば「江ノ島水族館」がありますが、今回は省略。

↓「江ノ島弁天橋」を渡って島へ行きましょう。

♪江の島が遠くに ボンヤリ寝てる~ 「夏をあきらめて」

明治時代に木橋が架けられるまで、島までは干潮時に現れた陸路で渡っていたという。

↓島に入ると「江の島神社」の参道になります。まずは「青銅の鳥居」をくぐりましょ。

奥に伸びるは「弁財天仲見世通り」、人混みの中を歩くの、いやだなぁ・・・。

江の島神社は日本三弁天の一つ。弁天とあるくらいなので、本来は学芸の神様なのでありますが、今やご利益は何でもあるよ!と、参拝客を呼ぶため?にバナナの叩き売り状態。

瑞心門を見上げる→

逆に見下ろしてみます→

辺津宮(へつみや)→

↓辺津宮の境内には、二つの幹が一つの根で結ばれる「むすびの樹」と呼ばれる大銀杏のご神木があります。

ご覧のとおり、桃色の絵馬を奉納し良縁成就を願うのです。

まだまだ伸びる道というか、境内→
これ、結構歩くのございます。いい加減疲れてきました。おまけに膝に激痛が走るようになる有り様。最近上半身に脂肪を蓄えてしまった影響もあるかと。情けなや・・・。

奥津宮(おくつのみや)→

奥津宮の隣にある龍宮(わだつみのみや)→
ドラゴンボールの世界を感じさせる場所。
さて、「恋人の丘龍恋の鐘」だとか、「稚児ヶ淵」だとかいう名所があり、すぐ近くなのですが、もういい加減やめます。行きません。しんどい・・・。

足が棒の状態で藤沢駅へ→

↓行ったらたまたまやっていた「ふじさわ元気バザール」



何となく察しのつく催しかとは思いますが、興味のある方はコチラをどうぞ。→ http://www.fujisawa-genki.com/ 年に1回だけなのかどうか分かりませんが、もしそうなら気長に来年まで待ってください(笑)。

前のパチンコ屋の屋上→
パチンコとかけてゴリラと解く。その心はなんだろうね?(いまだ解けず)

(393)神奈川県藤沢市役所
人口約42万人を擁する神奈川県第4位の都市で、江戸時代は東海道の宿場町。

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85日目 湘南と言えば、サザンでしょ?(3)~鎌倉

2014-07-22 23:37:46 | 南関東
2014年5月24日(土)


かなりご無沙汰だった鎌倉へ。
前回来たのは、そう、サクラが舞う中でのデートだったんだよな・・・、あれからずいぶん経ったもんだな~と感傷に耽る。
横須賀で軍艦を見るのも良かったのですが、やっぱりこっちに。

鎌倉駅→

駅を降りてからは、お決まりのコースを辿ります。

↓若宮大路の「二の鳥居」と「三の鳥居」



♪二の鳥居 通りゃんせ(略)三の鳥居 通りゃんせ 「通りゃんせ」
「一の鳥居」は駅より海側にあって、そこを往復するのが面倒だから行かないし。
大路の真ん中の段葛(だんかずら)を進んで、行き着いた先の「三の鳥居」は鶴岡(つるがおか)八幡宮の入口です。
その段葛は源頼朝が北条政子の安産祈願のために造ったものといいます。

境内へ→
いつ来ても相変わらずの人、人・・・。

神前結婚式が行われていましたよ→
そっか、この日は大安。いい天気でよかったね。
若宮大路で式を行ったばかりとおぼしき花嫁さんも歩いていましたし、ここでもそうですが、とても目立ちますな。
それよりも、周囲の若い女性が羨ましそうな眼差しで見つめていたのが印象的。

↓4年前の3月10日に倒れてしまったここのシンボル・大銀杏の今。


上から→
右にあるのは新しい芽。

↓鶴岡八幡宮を背に右に行き、少し歩くと「小町通り」。

とにかく、八幡宮正面から小町通りまでの道路の渋滞が酷すぎ。
ついでに小町通りでも渋滞していて、さらに輪をかけて超狭いからとっても危険。
という訳で、このところの市内の渋滞の酷さゆえ、その緩和策としてロードプライシング(道路課金)の導入が検討されているようですが、わざわざ車で行かんでも、電車で来て、健康のために歩いて廻ろうぜ!
しかも、酒も飲めるんだし・・・。

↓そこで、公共交通機関で来た者の特権として、インビス鎌倉で鎌倉ビール(\750)を戴こう。

初めて飲んでみましたが、あまり好みではなかった・・・。

大賑わいの小町通り→

再び鎌倉駅に戻り、足は西の方向へ。

(392)神奈川県鎌倉市役所
♪鎌倉よ何故 夢のような 虹を遠ざける 「鎌倉物語」
この市について特に解説する必要もないでしょう。

↓駅から1.5キロくらいのところにある高徳院入口。

ここも人が多いです。
というのも、これがあるからね→
高さ13.35メートル。

後ろから見ると、えらい猫背!→
大仏様の周りの礎石は、有名な事ではありますが、以前あった大仏殿のもので、それは津波で流されてしまったといいます。

由比ヶ浜(ゆいがはま)へ→
♪由比ヶ浜 鍵屋 たまや 「愛の言霊~Spiritual Message」
風がいつの間にやら強くなっていて、サーファーはさぞ大喜び?
ですが、砂が舞っていてこちらはあまりいい気分ではないけど。
学生の頃、毎年初日の出を拝みにここへ来たものでしたが、苦労してやってきたにもかかわらず、満足に拝めた記憶がない(苦笑)。

↓風が強く暑い中を稲村ヶ崎まで歩きます。




稲村ヶ崎の鎌倉海浜公園より→
♪(メロディーのみ) 「稲村ジェーン」
時は680年ほど前、鎌倉を攻めにここに進軍してきた新田義貞は、幕府軍の逆茂木(さかもぎ)による柵と軍船による防御により足止めを食らう。
そこで黄金の刀を海に投じて、海神様に潮が引いてくれるよう祈ったところ、見る見るうちに引いて干潟ができ、軍船も矢の届かない沖に流され、鎌倉に突入できるようになったという。

稲村ヶ崎駅から江ノ島電鉄に→
次に行く所ですか?あそこに決まっているじゃないですか!

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85日目 湘南と言えば、サザンでしょ?(2)~葉山

2014-07-18 00:14:24 | 南関東
2014年5月24日(土)

バスで葉山町へ。

(391)神奈川県三浦郡葉山町(まち)役場
人口は約3万4千人。関東では海水浴場・保養地・別荘地のイメージでよく知られている町。

海岸廻りで逗子駅までの6キロ位かな?文明の利器に頼らずに歩いて行くことにします。
街並みをゆっくり見たいし、何より相模湾を堪能したかったからね~。
国道134号線を海岸部に向かいます。

ソフトクリームが大氾濫しているお店→
開いていれば買うんだけど・・・。

大峰山(標高148メートル)→

葉山御用邸前に来ました→
おまわりさん、退屈?それとも神経使う?とにかく暑い日差しの中、ご苦労な事です。
ここから右へと伸びる県道207号線を北へ。

葉山御用邸付属邸跡地に開設された公園→
有料(\300)だし、興味ないので入りません。

公園の入り口にある碑→
年も押し迫った大正15(1926)年12月25日、大正天皇はここ御用邸で崩御され、即日「昭和」に改元されました。
そういえば昭和最後の64(1989)年も昭和元年と同じく一週間しかなかったからですからね、思えばすごい偶然だよなあ。

これは県立近代美術館→

一色海岸、長者ヶ崎海岸と続く海岸線→
奥の突き出た岬みたいなのが長者ヶ崎、その向こう側は横須賀市。

ここは三ヶ下(さんがした)海岸→
別荘を多く見かけます。しかも立派で、かなり裕福そうな感じの人達の。
羨ましッス・・・。

↓真名瀬(しんなせ)海岸



鳥居が立っている所、龍神が祀られているそうです。灯台は「裕次郎灯台」というそうな。

森戸神社(森戸大明神)の鳥居→
源頼朝により創建された神社で、恋愛成就のパワースポット!

↓葉山元町あたり



昔の名残りを残す街並み。
でも道が狭く、おまけにバスやトラックがやたら往来するので危険極まりない。

逗子市境近くまで来ました。
幼稚園の頃、親の勤めていた会社の葉山の保養所に行った記憶があり、密かにそれを探したのですが、結局それがどこだったか思い出せる手掛かりは全く見つかりませんでした、残念。

葉山アリーナ→
日本ヨット発祥の地であるヨットハーバー。
江ノ島や裕次郎灯台を巡るクルーズも発着するらしいので、今のシーズンには持って来いですね~。

↓江戸時代初期の創業といわれる超老舗日本料理店

♪日陰茶屋で~は お互い~に声をひそめてた 「鎌倉物語」
そう、あのお店です。
せっかく目の前まで来たのですけど、こういう所ですからね、一人で食べてもなぁ。
入るのならやっぱり手弱女とね。

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85日目 湘南と言えば、サザンでしょ?(1)~逗子

2014-07-17 00:16:48 | 南関東
2014年5月24日(土)


解説は特に不要かな? ま、タイトルのとおりです(笑)。
いつもの市町村訪問ついでに、無茶苦茶ファンというわけではないのですが、歌のゆかりの地を訪ねるというものです(もちろん、地名が出てくる彼らの歌すべてをしらみつぶしに調べられるほど私も暇人ではないので、紹介できる歌はごく一部)。
それで今回の訪問予定の市町村は、♪気分しだいで責めないで、ならぬ、気分しだいで攻めて、と極めてテキトー。

↓稲毛駅4時49分の総武線快速初電に乗り、6時25分逗子(ずし)に到着。


↓早朝の逗子駅前はまだ活動前






駅近くの松屋でエネルギー補給をして行動開始!

↓駅前から伸びる銀座通りもまだいねむり中




(390)神奈川県逗子市役所
人口は5万8千人程度で、今年市制60周年。

市役所横の神社→
この日は骨董市が開かれるのですが、まだ準備中。

市役所近くにある京浜急行の新逗子駅→

さて、ひとまずバスに乗って隣の葉山町へ行き、海沿いを歩いて再び逗子に戻ってきました。
葉山町の事は次回にて。

逗子海岸→
花火大会も早いけど、関東ではいの一番、6月27日に海開きされた海岸。
早いことがどうもお好きな土地柄らしい。
それより、今年から飲めや歌えやのドンちゃん騒ぎ?ができないなど、いろいろ規制が設定されて話題を振りまいております。

↓昔は都知事、今は国会議員であられるあの大センセーの芥川賞受賞作。

この碑の文字はセンセーの自筆。
因みにこの本、読んでいないんだな。でも10年位前だったか、タッキー主演のドラマはしっかり見てたけどね・・・(汗)

↓国道134号線の渚橋(2つ上の写真の橋もそう)

♪情けない男と言われても~ 振りかえる渚橋~ 「SEA SIDE WOMAN BLUES」
まずはこの曲から。

↓冬ならくっきりはっきり見えるんでしょうけど。

日差しが眩しくて、きちんと撮れていたのか確認が難しかったのですが、とりあえずは富士山と江ノ島が両方入っているのが撮れていてヨカッタヨカッタ。

↓賑わい始めた駅前




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83・84日目 南部の南部ぶち抜き(4)~岩手郡

2014-07-13 23:29:29 | 北東北
2014年5月5日(日)・5月6日(月)


今まで触れてはいませんでしたが、実はこの日が東北ドライブの実質最終日。
後は岩手郡の葛巻町(くずまきまち)と岩手町に行って終わりになります。

葛巻町役場に16時20分頃到着。

(388)岩手県岩手郡葛巻町役場
町のHPによると、人口約7千人で、キャッチフレーズは「北緯40度ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち 」。

役場裏手に流れる一級河川、馬淵川→
音は川のせせらぎのみの、ひっそり静かな所。

↓田舎にしては、やったら長~い国道281号線沿いの商店街。



昔はそれなりに賑わっていた(であろう)雰囲気のある商店街。

まちの駅くずまき→
産地直売施設であるのと同時に、建物に「JRハウスくずまき」とあるように町のバスの拠点。

その敷地内にある看板→
いつからあるのか、建物が前に建てられて最早その用をなしていない年季の入ったボロボロの案内板。
地方で結構多く見られるこうした朽ち果てた様を見るたび、ちょっぴり切なくなる。

そのまま国道281号線を走って、岩手町役場には17時50分頃到着。

(389)岩手県岩手郡岩手町(まち)役場
庭にもあるとおり、彫刻に力を入れているという町で、人口約1万4千人。

↓なので、役場のすぐ近くにある「道の駅石神の丘」には彫刻美術館が併設されています。



既に閉館しているけど、はなっから興味なし。

ここから市街地がよく見渡せるます→
左にあるは「いわて沼宮内駅」。

↓という訳でちょいとばかり「いわて沼宮内駅」を冷やかしに。


↓新幹線が止まるとは思えない駅前。



さもありなん、何てたって一日の新幹線の乗車人数が100人に届かないのだから。しかも全国の新幹線駅で最低の数というオマケ付き。
でももうすぐ北海道新幹線が開業し、もっとローカルな駅ができるので、その不名誉から脱出できる(はず)、ヽ(^o^)丿。
因みにこの駅に乗り入れているIGRいわて銀河鉄道の方は約1,000人。
目の前の小さい川は、あの北上川です。

いよいよ名残惜しくも千葉に向けて帰る時がやって来てしまいました。
後ろ髪を引かれる思いで18時51分に駅を出発し、国道4号線を南下。

↓19時23分、滝沢IC(岩手県滝沢市)から東北縦貫自動車道に乗って、行きとは逆ルートで帰りますよ。


↓長者原(ちょうじゃはら)SA(宮城県大崎市)、20時59分着・21時51分発。

ほぼ満杯、その大部分が首都圏ナンバー。一応Uターンラッシュの最中ではあるのですが、難なく帰れそうな時間帯を選んだので、渋滞にどっぷり嵌る事態は避けられそう。
そんな中、首都圏NO.1のひきこもり(だと思っている)・千葉ナンバーはやっぱり全く見かけないね~(笑)。

仙台を過ぎたあたりから、強烈な暴風に見舞われる。
よく煽られるので、注意して運転しないと・・・。
さらに神経を集中しないとならなくなり、その結果心身ともに大いに消耗。疲れた体には堪えるわ。

↓安達太良SA(福島県本宮市)、23時35分着・1時57分発。

軽く夜食を食べて、仮眠をね、ちょっと。

↓目力が異様に強い仁王立ちのウルトラセブン。

ちょっと不気味だ・・・。

↓友部SA(茨城県笠間市)、3時51分着・4時23分発。

もうちょい!

6時2分、行きと同じく雨の中を無事に帰還。

おつかれさん!→
都合2,256キロの長旅はようやくここに完結!
長い事お付き合い戴き、ありがとうございました。

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83日目 南部の南部ぶち抜き(3)~九戸郡

2014-07-12 23:49:59 | 北東北
2014年5月5日(日)


↓階上(はしかみ)町で今回予定していた青森県の全ての市町村訪問は終わり、舞台は岩手県に変わります。


これから廻る岩手県の町村は、普通の人は余程の事がなければまず足を踏み入れることのないであろう所。
そういう場所ゆえ?これといって行きたくなるような観光名所はなく、従いまして街中の様子を淡々と紹介するだけ。
投稿している私としても全く張り合いがなく、そういう訳で今回と次回はハッキリ言ってつまらないものに成り下がるので、せっかくお越しになられた方には申し訳ないけど、テキトーに見て、或いは見ないで他のブログに行ってしまわれてよろし。

「道の駅はしかみ」を13時15分に出て、県道42号線・国道340号線を通って、ぴったり1時間かけて軽米町(かるまいまち)に。

(386)岩手県九戸(くのへ)郡軽米町役場
「かるい+まい」といった訓読み+音読み(遠い昔習ったいわゆる湯桶読みってヤツ)の地名。違和感あり・・・。
ただ単に「カルマイ」という地名に適当に漢字を当てはめただけかも知れないけど。
人口は1万人前後くらい。

荒町商店街→

仲町商店街→
どこ見ても誰もいません。
寂しすぎる商店街・・・。

↓町中心部に流れる「雪谷川(ゆきやがわ)」


街中で見かけた古い赤煉瓦倉庫?→

↓町の生活文化博物館
 
商家の土蔵と旧役場の赤煉瓦書庫。
明治から昭和初期の町の生活に関する資料が展示されているとの事。

まちかど煉瓦館→
自販機じゃますぎ・・・。
実は密かに軽米町は赤煉瓦の町。至る所に赤煉瓦の建物などがあるようで。

30分弱ブラブラして、次の九戸村には15時すぎに到着。

(387)岩手県九戸郡九戸村(むら)役場
人口は6千人程度。

↓村を南北に流れる「瀬月内川(せつきないがわ)」

のどかだな~。

↓「伊保内(いぼない)商店街」と呼ばれている国道340号線






街の駅「まさざね館」→
平成23年7月にオープンした地元特産品販売所。
「まさざね」とは、村のシンボルキャラクターになっている九戸政實という戦国武将。
彼は城に立て籠もって、相手となった豊臣軍の10分の1以下の兵力で互角以上の戦いをしたものの、最後は策略にはまり、斬首されてしまったといいます。
ほらっ、青や緑の垂れ幕にも描かれているでしょ。でも悲しいかな、キャラクターとしたわりにはあまりにも知名度がない・・・。

適当に歩いて、16時ちょっと前にここを後にします。

町を出てすぐの所→
あ~あ、惨めな姿を晒しているよ~、お気の毒に。

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83日目 南部の南部ぶち抜き(2)~種差海岸・階上

2014-07-05 01:16:56 | 北東北
2014年5月5日(日)


蕪島(かぶしま)から南東に延びる海岸を「種差(たねさし)海岸」といいます。
かの司馬遼太郎氏は 『陸奥のみち』という作品の中で、「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした。」とここを紹介しています(Wikipediaより)。
砂浜や奇岩が見られる磯が続く12キロに及ぶ海岸線で、昨年、三陸復興国立公園に編入されました。

さて、その種差海岸巡りの始まり始まり~。

↓10時に蕪島を出まして、ここは走りだしてすぐの所。

何だろうね?荒波にでも遭ったら呑み込まれそうな、この趣きのある建物は?
その時は遠くから見ただけでしたが、千葉に帰ってから調べてみる。

「小舟渡」という、海を眺めながら海の幸を堪能できる食事処らしい。
穏やかで美しい海を見ながらの食事は最高なんだろうけど、たまたま行った時が大荒れだったということもあり得る。

↓お店のHP(http://www.kofunato.co.jp/)より

これは怖すぎ!
こんな中で落ち着いてゆっくり食事ができる度胸のあるヤツはなかなかいそうにないな。
でも、品書きを見るととっても旨そう。いい掘り出し物を見つけた!
また八戸へ行く時の楽しみが一つできた~。

↓そのまま沿岸を走ってやってきたのは「葦毛崎(あしげざき)展望台」

チェスのルークみたいな展望台。
大東亜戦争中には海軍通信部隊基地の防空電波探知機が設置されていたという。
なるほど、どことなく軍事的なかおりがしますな。
「葦毛」とあるように、馬に因んで名付けられたと言われ、実際に八戸一帯は古くからの馬産地であったといいます。
近くには競馬好きなら知名度のある「タイヘイ牧場」があります。

展望台からの眺め→

下を覗き込む→
こえ~

別の角度から→

↓「日本の灯台50選」にも選ばれている「鮫角(さめかど)灯台」も見えます。


中須賀(なかすか)→
展望台から続く遊歩道を通れば、植物の鑑賞も楽しめます。

白浜海水浴場→
「快水浴場百選」に選ばれている2.3キロ続く、いわゆる「鳴砂の浜」。

↓種差天然芝生地



種差海岸の紹介といったら、まず間違いなく登場する元放牧地。
ここで遊んだり、ボーッとしたり、いい場所だなー。

これで種差海岸巡りは終わりです。
曇ってはいましたが、まずは来られたことに満足。でもやっぱり晴れていないと・・・。
2年前に来た時も曇りだったし、晴れの「エイリアンにお見せできるような美しい風景」に早く会いたいなあ。

八戸市を去り、隣接している階上(はしかみ)町に入ります。

大蛇漁港の集落→
津波の被害に遭ったようで、基礎だけが残っている建物跡が見受けられます。

ここから内陸部に進路を向けますので、今回の旅では長く見続けた海とはお別れ。

JR八戸線・階上駅→
2年前に来た時はローカルな造りの古い建物だったのですが、今は違う駅舎になっていました。
その日は、折りしも八戸線が久慈(くじ)駅まで復旧した日でした。

しばらくすると撮りテツっぽい人たちが集まってくる。なんなんだ?
こんな列車が通り過ぎていく→
この列車が何だか分からないけど、行ってしまった後は素早く皆去ってしまい、日常のひっそりした風景に戻る。

駅前の商店街→

↓ここ駅周辺はそこそこ高い所にあるんですけどね・・・。


↓(385)青森県三戸(さんのへ)郡階上町(ちょう)役場


「道の駅はしかみ」で昼食→

↓「階上早生(はしかみわせ)」という品種の蕎麦を使用しているという、「ざるそば(大盛り・\1000)」を注文。

ここではソバの実演販売をしており、ソバは町の特産との事なのでかなり期待していたのですが・・・。
正直、特においしいとは思いませんでした、申し訳ないけど。

「麦もち田楽」で口直し→

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ

83日目 南部の南部ぶち抜き(1)~八戸

2014-07-02 23:17:38 | 北東北
2014年5月5日(月)


6時半頃に「道の駅ろくのへ」を出発、旧・七百駅に寄ってから、五戸町を通って八戸市へ。
私は青森県の市町村では八戸が一番のお気に入りなので、朝からハイテンション。

7時半に八戸駅東口側に→
新幹線が通る前の、あのボロいローカルチックな駅の頃を考えると随分立派になったよなぁ。

が、駅前通りは相変わらずショボい→
市街地はもっと遠くに離れていて、元々ここは郊外(尻内という。かつて八戸駅は尻内駅といった)だから仕方ない。
このブログで行った似た感じの都市と言えば、宇部(山口県)が思いつくなあ。

では、その八戸の中心街に。
と、その前にその道すがらにある「根城(ねじょう)跡」に寄るため、八戸市博物館の駐車場に車を止めます。

根城跡の中→
日本百名城の一つ、建武元(1334)年に南部師行(なんぶもろゆき)によって築かれ、寛永4(1627)年に廃止。南部氏は以前行ったことのある山梨県南部町出身の御家人。

木橋を渡ると、本丸→
いろいろと建物がありますが、全部復原されたもの。

鍛冶工房の中→

馬屋→
馬は本物、ではなく模型。

主殿→
まだ開館1時間前でしたが、受付の女性が「掃除中だけど、それでもいいなら見てもいいよ」と主殿の中に入れてくれました(入場料250円)。ぅぅ、優しいなあ。

↓正月11日の儀式の様子が再現されている広間

一杯の盃より金をくれ。

繁華街へ→
「中合三春屋店」前あたり。先に見える「さくら野百貨店」を左に曲がると市役所。

(384)青森県八戸市役所
人口約23万人。四を除く一から九まで続く「戸(へ)」の町の親玉的存在(四戸もかつてあったらしいけど)。毎年「戸のサミット」を開催して情報交換などをしているとの事。
日本有数の漁業の町であるとともに、工業が発達した都市。
ご当地グルメ「せんべい汁」はあまりにも有名ですが、他にも「いちご煮」「ひっつみ」などおいしいものいっぱい。
夜に来たならば、8つある「横丁めぐり」でもするのですが、こればかりは今回はできない。
ならば、朝市という手があるのですが、この日はやっているかどうかわからないし、そもそも全く興味なし。

本八戸駅→
繁華街の最寄りの駅だけど、ちっぽけ。
ショボい町並みの駅周辺・立派な駅のある尻内とは対照的。

工業地域へ→
震災から1年後に来た時には廃船がごっそりあったけど、さすがにもう撤去されている。

↓だけど、道はガタガタ、草はボーボーで埃っぽい。

これは2年前と変わらず。だけど、元々震災前からこうだったのかも知れないけど。
もちろんここは浸水域。

↓八太郎(はったろう)大橋・八戸大橋を渡って、漁港の方へ。

震災の当日、津波で水浸しになったこのあたりの様子がNHKで中継されていました。

鮫駅前→
大口を開けている獲物を待っている?鮫がユーモラス(笑)。

お次は最近パワースポットとして、人気がうなぎのぼりの蕪島(かぶしま)に9時半着。
島の上には弁財天を祀る蕪嶋神社があります(「嶋」の字は誤字ではありません)。
昔はまさに島だったようですが、埋め立てで地続きに。

↓さあ、雨は降っていませんが、これを持っていかないと。

なぜ?

↓商売繁盛、漁業安全の守り神として昔から信仰のある神社


近寄ってもどこ吹く風→
今は抱卵時期、3万羽が飛び交っているので、いわゆる「うみねこ爆弾」、つまりフンよけに傘は必需品。
でも現地では漁場を教えてくれる、とってもありがたい存在だそう。
そうそう、それをモチーフにした「八戸うみねこバクダン」なるお菓子が売られており、取り出し口はお尻にあるというなかなか凝った一品。

↓金運もそうですが、縁結びのご利益もあるという。

なので、アベックや女性だらけですよ。場違いだったか・・・
島を3週廻って参拝する「運開き巡り」というのがあるのですが、鳥だらけの中なのでそういう気が全く起こらず。


この蕪島も震災で高さ3分の1ほどが水に浸かってしまい、周辺には建物の基礎だけが残っている跡なども確認できるのですが、そうした中、ウミネコはその日は朝から一羽も神社にいなかったという。
恐るべし、動物の予知能力!

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ

82日目 まさかり半島ひた走り(13)~おいらせ・六戸

2014-07-01 00:52:36 | 北東北
2014年5月4日(日)


三沢を経由して、おいらせ町に入りました。
長く付き合っていた下北半島を去って、何となく下界に下りて来た気分。

国道338号線を走っていると、ん?ガンダムがうじゃうじゃいるぞ・・・。何なんだ?
寄ってみよう。





当然、車を止めてカメラを向ける人多し→
道路から目立ちますしね、ついつい見てみたくなってしまうわなぁ。
難を言えば国道の道幅が狭く、路肩に止めると通行の妨げになってしまうことか(かく言う私もその悪行をしてしまいました、スミマセン・・・)。
お台場のガンダムより小さいのは仕方ないけど、それでも個人でここまで凝れるとは立派すぎます、いや~素晴らしい。
しかし、実際ガンダムカットとはどういうカットなのだろう?
ガンダムの頭そっくりにされちゃうのかね・・・。それはイヤだな。

さ、ここで一気にワープ!

↓アメリカ・ニューヨークへ来ちゃいました?

いやいや、お台場?

↓そんな訳なく、ここは、おいらせ町の「いちょう公園」

本家本元の4分の1の大きさで、高さは台座を含めて約20メートル。
おいらせ町(建てた平成2年当時は百石(ももいし)町)がニューヨークと同じ北緯40度40分だからというので、大きさも「4」にこだわったとの事。

↓公園から歩いてすぐの所にある「長寿日本一のいちょう」



樹齢1100年以上で、安産の守り神とされています。
高さは31.6メートルで、周囲は16メートル。
でっ、でっけー。ただ、長寿だけあって、くたびれ感も半端ない。

(382)青森県上北郡おいらせ町(ちょう)役場
平成18年に下田町・百石町と合併して成立。
町名は町を流れる奥入瀬(おいらせ)川に由来しているのは当然ですが、それは山奥の渓流のイメージが強く、どうもこの名前には違和感ありあり(個人的な感想です)。

「道の駅ろくのへ」18時15分に到着→
本日の宿泊地はここ。
同業者が続々やって来る。早めに着いておいて良かった・・・。
日が落ちないうちに町を見て廻ろう。

↓(383)青森県上北郡六戸町(ろくのへまち)役場

人口約1万人の町。元々下田町・百石町と合併する予定だったのが、途中で離脱してしまう。

役場前の道路→

↓町の商店街





ひっそり、寂しすぎる・・・。
道の駅に寝泊りする人の数の方が多いんじゃないか?(そんな訳ない)
上の写真右にチラリと見える「宝温泉」、町を見て廻った後に入りに行きましたが入湯料金\210という安さ!
外装も内装もお世辞にも綺麗とはいえず、いかにも町の銭湯って感じですが、正真正銘の温泉のよう。
ただ、入った時には番台に誰もおらず、風呂から上がってしばらくしてノコノコと無愛想なおばちゃんがやってきたというノンキなもの。
しかもこんなに安いし、余計なお世話かも知れないけど、これからやっていけるのか、そちらの方が非常に気になる。

↓こちらは翌朝に行った、2年前に廃止された十和田観光電鉄の旧「七百(しちひゃく)駅」

右に流れている川は、人工河川「稲生(いなおい)川」。
不毛地帯だったこの地域に水を引こうと、江戸末期から開削が始まり、およそ110年かけて完成したといいます。

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