ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

124日目 多摩川を遡上する~川崎

2015-07-26 01:14:40 | 南関東
2015年6月13日(土)


四国から帰ってきてからは全く出掛ける気が失せ、仕事もそこそこ忙しかったのもありますが、どこか抜け殻と化しておりました。
でもこのせっかく日の長い時期に勿体無いと、重い腰を上げ、梅雨に入ったばかりのこの日に近所に出掛けました。

↓稲毛駅4時49分発の横須賀行き快速電車に乗り、5時46分にこの日の起点となるJR新川崎駅へ。


広~い新川崎駅横の新鶴見信号場(横浜方向)→

朝っぱらから特にすることもないのだけど、とりあえずは、四国で動物園が気に入ってしまったので、駅西側にある「夢見ヶ崎動物公園」へ。

↓いきなり加瀬山という山を登らないといけません。ああ、しんど。



果たしてどんな動物がいるんでしょうか?→
後で知ったことですが、開園時間は一応9時から。でも開けっぴろげ状態。

ヒマラヤの動物→

シマウマ→
コイツ、暇なのか、いい遊び相手に思われたのか、私が来るや否やいきなり私に向かって威嚇してくる。不届きなやつ。

シカ→

これは一週間前に生まれたばかりのバンビ→

オウム→
「おはよ、おはよ」とだけ馬鹿の一つ覚えように連発。
こちらが「おはよ」と言えば、もちろん「おはよ」のオウム返しとなります。

ちっとも珍しくない草食動物・小動物・鳥しかいないので、正直つまらん動物園でした。

↓新川崎駅の東側、目と鼻の先にあるJR南武線・鹿島田駅前の商店街。


↓雨がパラパラ降ってきて、一向に止む気配がないので、仕方なく324円出してコウモリを買う。

梅雨入りしたとは言え、実はこの日の東京の天気予報は「晴れ」。
なので、それを100%信用して折りたたみすら持ってきていなかったワケなんですが、買ったとたん雨が上がるし・・・。
しかも、以後開くことは数回あった程度で、傘がなくても耐えられる程度の振り。結局はただの厄介な荷物と化しただけでした。捨てるのももったいないし、ホント、アホな私です。

〔40〕神奈川県川崎市幸(さいわい)区役所
今年5月7日にオープンしたばかり、出来立てホヤホヤの庁舎。
人口は16万人。区のHPには、歴史や区名の由来やら細かく載っかっております。

多摩川のほとりに来ました(下流方向)→
首都圏に住んでいる人にはお馴染みの川。対岸は東京都大田区。
源流は山梨県の笠取山で、空港のある羽田で海に注ぐ全長123kmで、上流部は丹波川(たばがわ)、河口付近は六郷川(ろくごうがわ)ともいいます。
最近は水質が向上、しかも川底には藻が多く繁殖しているらしいので、たくさんのアユが戻ってきている一方で、外来魚を放流する心無い輩が多くいて、「タマゾン川」などと揶揄されている有り様。困ったもんです。
釣ったアユですか?もちろん食べられるそうですよ。

↓ただ、私にとっては多摩川とくれば、これしかありません(yahoo画像より)。

昭和49(1974)年、まだその頃は相当小さかった私ですが、台風により堤防が決壊し、テレビに映る、家が飲み込まれていくシーンは強烈な印象として、その数日前に発生した「三菱重工爆破事件」の飛び散ったガラス片で阿鼻叫喚と化した場面と共にまだ脳裏に焼き付いております。
決壊したのは東京都狛江市ですが、今回は行きません。いずれ、その場所は今どうなっているのか訪れてみたいとは思っておりますが。

ほとりにはこんな一角があります→
地元の人には有名みたいです、戸手(とで)4丁目。
どこぞの半島出身の方が不法占拠しているらしい一区画で、実際上から眺めてみても薄気味悪い雰囲気。
入ってみたい気はあるのですが、身の安全の保証はないのでやめときます。

矢向(やこう)駅から乗った電車が平間-向河原間でいきなり停車する。

要点検ということで車掌さんが見て廻る→
乗った電車は立川行きだったのですが、急遽中原駅止まりとなる。比較的列車トラブルに見舞われる事の少ない(と自負している)私にはある意味新鮮な出来事。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→

3年目の集計

2015-07-21 23:14:03 | その他
お暑うございますが、みなさま如何お過ごしでしょうか?
と、昨年に2年目の集計を披露した8月11日にも同じような件で書き始めましたが、昨年も今年同様、厳しい暑さだったようです。

それはそうと、台風が我が物顔で日本列島に上陸した3連休は、よせばいいのに遠出してきました。
なかなか難儀だった時もあったですが、それは後日。

6月1日で我がテーマの旅も満3年になりましたので、年1回のご報告したいと思います。


市区町村(前年比)行った市区町村数/全国市区町村数   割合 

合 計(+124)     547/1916      28.5%

市町村(+114)     508/1741      29.2%
政令市(+10)       39/175       22.3%


北海道            28/179       15.6%
札幌市             0/10           0%

青森県            15/40        37.5%
岩手県             8/33        24.2%
宮城県            17/35        48.6%
仙台市             1/5         20.0%
秋田県             0/25           0%
山形県            21/35        60.0%
福島県            23/59        39.0%

茨城県(+1)        16/44        36.4%
栃木県(+4)        11/25        44.0%
群馬県            17/35        48.6%
埼玉県(+8)        20/63        31.7%
さいたま市(+2)       5/10        50.0%
千葉県(+2)        17/54        31.5%
千葉市             1/6         16.7%
東京都(+2)        14/62        22.6%
神奈川県           13/33        39.4%
横浜市(+1)         4/18        22.2%
川崎市             3/7         42.9%
相模原市            0/3            0%

新潟県(+8)        14/30        46.7%
新潟市             0/8            0%
富山県            10/15        66.7%
石川県             0/19           0%
福井県             2/17        11.8%
山梨県(+1)        16/27        59.3%
長野県(+3)        22/77        28.6%
岐阜県(+11)       17/42        40.5%
静岡県(+3)        16/35        45.7%
静岡市(+1)         3/3        100.0%
浜松市             4/7         57.1%
愛知県(+1)         6/54        11.1%
名古屋市             0/16           0%
三重県(伊勢・志摩)      5/22        22.7%

三重県(伊賀・紀伊)     2/7         28.6%
滋賀県             9/19        47.4%
京都府             7/26        26.9%
京都市             1/11         9.1%
大阪府             7/43        16.3%
大阪市(+3)         5/24        20.8%
堺市              2/7         28.6%
兵庫県             3/41         7.3%
神戸市              2/9         22.2%
奈良県(+7)        10/39        25.6%
和歌山県(+4)       11/30        36.7%

鳥取県             4/19        21.0%
島根県             0/19           0%
岡山県            11/27        40.7%
岡山市             2/4         50.0%
広島県(+3)         6/23        26.1%
広島市(+1)         3/8         37.5%
山口県(+1)         9/19        47.3%

徳島県(+9)         9/24        37.5%
香川県             0/17           0%
愛媛県             9/20        45.0%
高知県(+11)       11/34        32.4%

福岡県(+15)       21/60        35.0%
北九州市            1/7         14.3%
福岡市(+2)         2/7         28.6%
佐賀県(+9)         9/20        45.0%
長崎県(+8)         8/21        38.1%
熊本県(+2)        15/45        33.3%
熊本市             0/5            0%
大分県(+1)         5/18        27.8%
宮崎県             6/26        23.1%
鹿児島県            8/43        18.6%
沖縄県             0/41           0%

3年目は西ばっかりに目を向けておりましたが、そろそろ北が恋しくなり始めております。
ただ、最近は旅行熱もだいぶ冷めてきているのも事実(出掛けすぎも良くない)。
とりあえず0の部分を解消する事に努めたいと思っております。
4年目もどうぞよろしくお願いします。

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122・123日目 ゴメン、これにて南国土佐を後にする

2015-07-13 23:51:51 | 南四国
2015年5月4日(月)・5日(火)


このGW中の市町村訪問もいよいよ終わりが近づいてまいりました。
そして、最後を飾るのはココ。

(508)高知県南国市役所
何と、役所の出入り口に「とさでん」という路面電車の踏切があったりする。危険極まりない役所出入り口グランプリでもあったなら(恐らく)ぶっちぎり優勝かと。
役所から手前の道路(国道195号線)に出る時に道路が混雑していて立ち往生、そんな時に電車がやってきた! なんて事は考えたくないね。
でもご心配なく。反対側にも出入り口がありますんで。

ところで、この3週間後の5月25日にたまたま見たNHK番組「鶴瓶の家族に乾杯」は、南国市がロケ地。
鶴瓶さんは「ここは、なんくし、やろ」と地元民に聞いているのに、「なんくし」と言い返されている場面がありまして、それには笑いました。
正式には「なんくし」。市のHPには市名の由来がツラツラと書かれているけど、意味不明。
どう見たって「ご」の方が言いやすいだろ・・・。
人口は約48,000人ですが、これでも高知県第二の都市。
逆に高知県の人口の少なさを示した形になってしまっております。

「鶴瓶の~」で、地元民が異口同音に「何にもない」と言っていたにもかかわらず、鶴瓶さんがしきりに行きたがっていた「後免(ごめん)」の街散策をして、旅を締めくくります。

↓JR後免駅



ごめん・なはり線の起点駅でもある鉄道の要衝。

後免町商店街→
別名「やなせたかしロード」。
後免は氏が少年時代に過ごした町。そこで大苦戦中の商店街の一助にでもなればと、アンパンマンに出てくるキャラ石像7体を設置したのですが・・・。

↓何の打開策にもなっていないようで、オワコンの感ありあり。



石像なんて一度見てしまったら、二度と見たいものでもないからね。費用倒れだったと思われ。

商店街にある「中村時計店」→
ここは2階が博物館。もちろん展示品は時計。各国の時計や柱時計・置時計など多数が無料で見られるという。ただ、閉店してしまっております・・・。

↓ごめん・なはり線の「後免町(ごめんまち)駅」

「ごめん駅があれば、ありがとう駅もほしい。ごめん駅とごめん町駅では、まぎらわしい」ということで命名された愛称「ありがとう駅」。名付け親は勿論やなせたかし氏。

この駅のイメージキャラ→

↓駅ホームから見る「とさでん」の終点「後免町」電停

電停にしては珍しい、コンビニと一体となった駅。

後免東駅近く→

↓電車はずっと、「ごめん」言いながら?走っております。

逆に東へ向かって走る電車の行き先のほとんどが「伊野電停(高知県吾川郡いの町)」。
「ごめん、いーの」と、ちゃんと会話しとります。

後免の街はこれくらいにして、最後に、少し離れた長宗我部氏の居城・岡豊城(おこうじょう)跡にある高知県初の歴史博物館「高知県立歴史民俗資料館」へ。
とっくに閉館しているのですが、どうしても見たいものがありまして。

それがこれ→
長宗我部元親飛翔之像。
像の下の文字が小さいので見えないですが、建立日は前日の5月3日で、NHKラジオ放送(ローカル番)ではさかんにこの像ができた事を報道していたから。
でも実物を見てちょっとガッカリ。人の背丈くらいしかない小ささ。もっと大きいものだと思っていましたので・・・。
飛翔というより、岩の上にうまいことバランスをとって乗っかって「どうだ!」と自慢げにしているように見えてしまうし。

↓真っ暗になった高知自動車道・南国ICを19時49分に入ります。

さよーなら四国。

川之江東JCT(愛媛県)より徳島自動車道を経て、後は行きとほぼ同じ経路で千葉に帰ります。

↓吉野川SA(徳島県三好郡東みよし町)、20時50分着・21時47分発。


↓淡路PA(兵庫県淡路市)、23時38分着・0時42分発。

ここから見る「明石海峡大橋」。

↓桂川PA(京都府京都市南区)、1時59分着・4時4分発。


↓浜松SA(静岡県浜松市浜北区)、6時38分着・8時7分発。


↓駿河湾沼津SA(静岡県沼津市)、9時19分着・10時10分発。


GWの渋滞をどうにか避けつつ、帰宅できたのは12時40分頃でございました。

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行った所

122日目 高知県立のいち動物公園へ

2015-07-09 23:30:24 | 南四国
2015年5月4日(月)


西へ西へ、そして香南(こうなん)市へ。

(507)高知県香南市役所
夜須町(やすちょう)・香我美町(かがみちょう)・赤岡町(あかおかちょう)・吉川村(むら)・野市町(のいちちょう)が、平成18年に合併してできた、現在34,000人ほどの市。
特に赤岡町は日本の市町村で一番面積の小さい自治体で、僅か1.6k㎡と、一辺が1.3kmの正方形にすっぽり入る小ささ。

市の中心である「のいち駅」→

駅のイメージキャラクター→
パッパラパーでピエロのような格好をしていますが、野市で開催される「全日本素人ちんどんコンクール」に由来したもの。

駅周辺を40分程度ウロついておりましたが、街の様子は省略。

お次は香南市の観光看板施設へ。

「NOICHI ZOO」入口→
駅から歩いても行ける山の上の動物園(20分くらいはかかりそうですが)。
入場料460円。ジャフ会員証を見せた私は360円。安すぎるぞ!
人の流れを見ると出てくる人ばかり。というのも、ここに来た時間は既に16時ちょっと前。閉園まであと1時間しかありませんので速攻で見ることにします。市街地散策なんかは適当に済ませてさっさとここに来れば・・・、なんですけどね。

アシカ→
暑いし、あと1時間で終わるし。やる気起こらんわ。

↓凛々しい表情の、人気者・レッサーパンダ

一点を見つめ、何をか思う。

やおら立ち上がる→

のそのそ歩き出す→
ギャラリーもいるし、ちょっとばかり動いてやるか・・・。ああ、しんど。
と、思ったかどうかは知らないけど。

カワウソ→
日本のは平成24年に絶滅種に指定されてしまいました。
ただ、今だに目撃情報があるようなので、それが本当であって欲しいし、是非とも生き抜いていてとも思う(切実な願い)。

↓明るい時間から仲の良いところを見せつけるチンパンジー

ガラスの汚れが、ちょうど良いモザイク代わりとなった(笑)。

案外可愛い顔のハイエナ→

↓虎視眈々と魚を狙う、最近人気急上昇中の「動かない鳥」ハシビロコウ

面白い顔すぎる(笑)。確かにあまり動かないですが、それは魚を待ち伏せている時だけで、そこそこウロウロしておりました。
以前、千葉市の動物園で鳥が逃げ出して近所で大騒ぎになった事があり、それはてっきりコヤツだと思っておりましたが、今調べてみましたら、それはアフリカハゲコウでござんした。

ゆっくりですが、結構動いていたナマケモノ→

かっこいいウンピョウ→
活発に動いていて、撮影が難しい。結局こっちを向いた瞬間を撮れず。
インド、東南アジア、シナ南部に生息するも、生息数は減少の一途。
こうした野生動物の危機について、胸を締め付けられる思いの私ですが、かと言って何ができる訳でもなく、せめてWWF(世界自然保護基金)に毎年僅かですが寄付をしております。

ムチャクチャかわいすぎるぞ!、フクロウ→
まだ行ったことはないですけど、フクロウ喫茶へ行って癒されてみたい・・・。

↓本日のノルマ完了、とばかりゾロゾロねぐらへと急ぐペンギンたち


他の多くの動物も写しているのですが、キリがないのでこれくらいに・・・。
でも癒されました。たまにはいいな、動物園。

ところで動物園入口写真の山の上には、小さくお城のようなものが写っています。

拡大すると→
とっても気になったので、駐車場で車の誘導をしていたおっちゃんに聞いてみました。
かつては遊園地だったのですが、閉園してしまい、お城っぽいのだけが取り残されてしまったという。
そして、おっちゃん曰く、「夜になると出るそうだよ」。
本当かどうかは知りませんが、心霊もの好き、廃墟好きに是非お薦めしたいところですが、今はそこまで行けないのだと(残念)。

↓蝋人形で龍馬の生涯を再現した「龍馬歴史館」入口

動物園から車ですぐの所で、もちろん駅からもすぐ。
事前に調べてみたら夜9時まで開いているというから(結果的には勝手な思い込み)、先に動物園を見て、その後ここをゆっくりと拝観しようとたくらんでいたのですが・・・。

なんでやねん・・・→
実は3年前からリニューアルのために休館していたのだと(全く調べておりませんでした、お恥ずかしい限り)。
おまけに私が四国を去った11日後の5月15日に、「世界偉人館」や「世界クラシックカー博物館」など他7の施設とともに「創造広場アクトランド」としてオープン。
どうやら、「夜9時まで開館」というのはリニューアルオープン後の「アクトランド」のサイトを見て、そう思い込んでいたようです。
それにしても、GW中にオープンしなかったんだろう?(怒)

今回のブログはあたかも動物図鑑のようになってしまったな・・・。

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行った所

122日目 藩政時代の薫りと三菱源流の家と世界的に珍しい地層

2015-07-06 22:42:01 | 南四国
2015年5月4日(月)


市街地を離れ、田園風景の広がる郊外へと車を走らせ、鉄板の安芸市観光名所へ。

まずは「野良時計」→
野良犬とか野良猫と同じく、そこら辺をウロウロしている時計という意味ではもちろんありません。
明治20(1887)年頃に当時の地主さんが制作したもので、ヨーロッパから取り寄せた八角時計でその仕組みを覚え、すべての部品を手作りで作り上げたという。
その頃は時計を持っていない人がほとんどで、周辺で野良仕事をしている人たちに時間を知らせるのに役立っていたから「野良」時計なのでしょう。
というか、写真に見える時計の針はそれぞれ違うし、この時12時半ちょっと前で、それに合っている時計はなしと結構いいかげん。今では誰でも時間はすぐにわかるとは言え、ここはキチッと揃えて欲しかったところ。

↓時計の前ではちょうど野良豚、いやいやペット豚のお散歩中。

時計やこの後もいろいろ見て廻ったけど、これを見られたのが一番良かったわ。

↓次に少し歩いて「土居廊中(どいかちゅう)武家屋敷」へ。



ここは重要伝統的建造物群保存地区に選定された、江戸時代の面影を残す、情緒ある武家屋敷が建ち並ぶ一帯で、一軒だけが内部公開されております。

安芸城へ→
延慶元(1308)年築城。今は堀や土塁などしか残っておりません。

↓入ると、手前に見える建物は「歴史民俗資料館」

資料館の後ろには、全国で初めての公立の「書道美術館」があり、さらに奥は「藤崎神社」、左手には土佐藩家老「五藤家安芸屋敷」があります。

次にここから離れた所にある安芸市出身の大英雄の生家へ。

その駐車場→
奥にちっさく見えるのがその偉大なお方。

近づいてみましょう→
右腕を広げて、横綱土俵入りの雲龍型でせり上がったような姿勢の風格ある岩崎彌太郎さん、以前は前々回に曲碑を紹介した「江ノ川上公園」にあった像です。
長崎で土佐商会で辣腕を振るった後、明治6(1873)年に大阪で三菱商会を設立し、諸外国の汽船会社との戦いを制し、「東洋の海上王」の異名をとる、三菱グループの礎を築いたそのお方。
像の前の日本列島の意味するところは? それはのちほど。

生家→
三菱さんの所有物件で入場無料。

彌太郎さんが少年時代に庭に造ったという石組み→
天下飛雄を託し、「日本列島」を模したと言われるもの。

↓土蔵には三菱マークが見え、その上の鬼瓦には岩崎さんちの紋で三菱マークの原型の「三階菱」があるそうな。


ところで、前に私は「龍馬伝」をほとんど見ていなかったとお話ししましたが、なぜだか岩崎彌太郎さんがボロボロの服を着て、さも貧相で極貧の家の出身のキャラ設定されていたのは何となく覚えております。
ところが実際には、実家はそんなに金持ちではないのですが、かと言ってムチャクチャ貧乏でもなく、ドラマによって違う印象を世間に持たれてしまったと、案内していたガイドさんは困惑気味でした。

安芸市観光はこれにて終わりで、また国道55号線で西へ。

安芸市・赤野自転車道休憩所→
眺め、超良いので、思わず停車し撮影。

↓(506)高知県安芸郡芸西村(げいせいむら)役場

村のキャッチフレーズは、「小さくても元気で輝くむら」。
ビニールハウス栽培が盛んな所で、ピーマン・赤ピーマン・ナスなどの野菜、ダリヤや平成23年には世界切花コンテストで優勝したブルースターなどの花卉が特産。

この村では特に見たい所はないのですが、少しは村の様子を紹介しておきます。

ごめん・なはり線沿いの道路を走り、→

↓地元産の野菜・鮮魚などが売られている「琴ヶ浜かっぱ市」へ。


ここでご当地限定のジュースで一服→
ユズ果汁飲料ユズカン東部缶限定缶(\160)、後味がほどよい、おいしいジュース。
「高知家まるごと東部博」開幕を記念したもので、それぞれの自治体の名物が描かれており、芸西村はナス。

琴ヶ浜松原の海岸線→

西分(にしぶん)漁港へ→
ここの防波堤で釣りが楽しめ、特にイカがよく捕れるそうです。

↓漁港に来た理由は、この岩の塊を見に来ただけ。

でも笑うなかれ。メランジュという、1億3千万年前から7千万年前までの地層や岩石が入り乱れた世界的にも珍しい混在岩の地層なのだそう。
この「世界的」というのに惹かれて何となくやって来た訳ですが、でも地質学には全く疎い私、見てもこの価値を全然理解できず・・・。

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行った所

122日目 安芸市街とことこ散歩

2015-07-03 23:53:33 | 南四国
2015年5月4日(月)


今日午前中の千葉市は、ムチャクチャで凄まじい雨降りでございました。
なので、我が家の真ん前を流れる用水路(とマスコミでは言っておりましたが、その実は汚ったないドブが溢れんばかりになったので避難勧告が出されました。
「危ないですから避難した方がいいですよ~」と懸命に?行政が呼びかけたにもかかわらず、素直に耳を傾けた人は誰一人としていなかった模様。ワロタw

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この日の午前中いっぱいは専ら安芸市街をブラブラしておりました。

↓「金魚の昼寝」の曲碑のある公園の前にある「江の川橋」より

安芸市の町中を流れる「江の川」です。

↓川の南側にある旧街道(本町商店街といったかな?)を西の方向に歩きます。

昔ながらの商店が建ち並ぶ通り。

東陽館→
最初何のしもた屋か分からず、しばらく眺めていたものの結局分からなかったので、近くの「安くて新鮮で珍しいものがある」と評判のお魚屋さんで聞いてみたら、昔は食堂だったと教えてくれました。
そしてこの建物の裏には宿があって、以前は某野球チームのキャンプ時に使われていたという。
安芸市でキャンプを張る球団?
そう、黄色がイメージカラーの、大阪のあの球団です。
(それはそうと、今日はセリーグ全球団負け越しという、あまりに情けない記念すべき日になったんだよなあ。オモシロスw←独り言)

↓次第にかなり古い建物も目に付くようになる。



んっ!? 向こうに見えるレールっぽいのは何だ?

近づいてみます→
どうやら酒か何かの液体を流すパイプらしい。

ここは「菊水酒造」という、日本酒をはじめ焼酎や梅酒などのリキュール類も製造・販売をしている会社。
いつだったか、かなり最近ですが、テレビでこの会社が取り上げられている番組を見まして、ちょっと興味を持ったので来てみたのですが(酒は買わない)。
この会社は伝統的なしきたりを重んじる業界にしては珍しく、若い女性のみならず、外国人をも採用しているという内容の番組でした。

↓この建物は今は何に使われていると思います?


メニュー表示がどことなく昭和っぽい→

その喫茶店をさらに西の方向→

ここで引き返し、市街地東側の方へ。

↓こちらは飲食店が多く建ち並ぶ所。





右に見えるハイヤー屋さんは、特殊な性的嗜好を持つ人たちだけを相手にしている訳ではないですからね!(笑)

国道55号線→
すっぽり黒い幕に覆われた建物は「ホテルTAMAI」。安芸市きってのホテルのよう。

↓さて、この旅が始まってから一切ご当地グルメが出てきませんでしたが、遅ればせながらようやく登場でございます。

安芸釜あげちりめん丼。
さも特別な丼もののように思われますが、ご飯の上に茹でたシラスをのっけて、ぽん酢(もちろん馬路村のもの)をかけて食べるという、実は普通の家でも簡単に作れる一品。

このグルメと認定されるには5つの条件があるようで、それさえクリアすればどのようにアレンジしても構わず。なので、お店ごとに独自の特徴があるようです。
詳しいことは、ここをどうぞ→安芸『釜あげちりめん丼』楽会公式ホームページ

↓お店にいたわずか30分の間にウソみたいな晴れに。

だが、蒸し暑すぎ・・・。曇りも鬱陶しいけどさ。

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