ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

35日目 大晦日の愛媛 その6~八幡浜

2013-02-16 20:29:02 | 北四国
2012年12月31日(月)


再度やってきた八幡浜、ここも前年に訪れている所です。
駅前の通りを海の方に向かって歩きます。

↓駅前の通り(国道197号線)




↓途中から裏通りに入ります→


八幡神社 (はちまんじんじゃ)→

↓そのままアーケード街に繋がります。




二宮忠八(にのみやちゅうはち)翁とは、人類初の動力飛行機を飛ばしたとても偉いお方です。
八幡浜は最近でこそ陰りがあるらしいものの、「伊予の大阪」と呼ばれるほど商業の発達した町で、このアーケード街にそれを見て取れます。
さすがに今日はお正月に備えてか、ほとんどのお店は閉めており、歩行者もまばら。ま、仕方ないですな・・・
昨年来たときは、「土曜夜市」が開かれていたので、それはもう夜遅くまで大賑わいでした。

(187)愛媛県八幡浜市役所

↓八幡浜は山が接近していて平野部が少なく、山を何とか有効活用しようという苦心の跡が見えます。


漁港から見る夕暮れ→
この時、17時ちょいすぎ。
日没は17時10分頃なので、平成24年の「終の日の入り」を見るのにバッチリのタイミングなのですが、水平線に沈む夕日が見えず、非常に残念。

それにしても、漁港で見る夕暮れもなかなか絵になりますな・・・
沖に向かう一隻の漁船が侘しさを引き立てます。

八幡浜のご当地グルメと言えば、「八幡浜ちゃんぽん」となるわけですが、この日はちゃんぽん屋さんはおろか、普通のご飯屋さんですらほぼ店じまいの有様。
大晦日ゆえ、あまり期待はしていなかったけど、一軒も開いていないのを目の当たりにすると、さすがにガッカリする。
よって、開いていたお店で適当に済ませる。
ま、去年食べているからいいけどさ・・・

さて、今晩はホテルには泊まりません。
では、どうやって夜を過ごすのか?

とりあえず、市内に一軒だけあるインターネットカフェに、閉店の24時までしばらくボーッと過ごす事にします。

インターネットカフェ→

閉店になり外に出ると、除夜の鐘が鳴り響いていました。

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35日目 大晦日の愛媛 その5~卯之町

2013-02-09 13:33:00 | 北四国
2012年12月31日(月)


伊予大洲駅14時46分発の普通列車宇和島行きに乗ります。
この列車、時刻表を見ると八幡浜(やわたはま)止まりになっていますが、
列車番号を変えて、引き続き宇和島まで行きます。まぁ、どうでもいいことですが・・・

八幡浜駅→

駅前→

↓ここですぐに後からやってくる特別急行「宇和海17号」に乗り換えます。

先頭に「ばいきんまん」が描かれたこの車両、「ばいきんまん号」と言うらしい。
「ばいきんまん」をよく知らない人から、名前が汚らしいからやめてくれという苦情はないのだろうか・・・

やっぱり特急列車は気持ちいいよなぁと思ったのも束の間、一区間約15分で降ります。

卯之町(うのまち)駅→

駅前の観光案内用の看板→

卯之町、大洲・八幡浜や宇和島に挟まれ、存在感の薄い印象の町ですが、どっこい、駅近くには重要伝統的建造物群保存地区があります。
早速、行ってみましょう。
と、その前に役所です。

(186)愛媛県西予(せいよ)市役所
平成16年に5つの町が合併し成立しました。

実は卯之町には前年(2011年)夏にも来ていまして、その時はまだ建設中でした。
成り行きでここに来てしまいましたが、まさか2年続けて来るとは夢にも思っていませんでした・・・
その間に立派なハコが建ったもんです。

↓役所前の国道56号線



↓「重要伝統的建造物群保存地区」の町並み







主だったものを取り上げてみます。

↓開明学校


四国最古の学校です。

それにしても入れません。去年も日が暮れようとしていた時間に来たので入れませんでした・・・

校舎の右側にある申義堂→

↓松屋旅館


←門から覗いてみよう。
綺羅、星のごとく居並ぶビッグネーム。
そもそも、これらのお偉方は何用でこの地に来たのでしょうかねぇ。
お宿のホームページを見ると漬物も売りにしているよう。
かなり良さげなお宿です。

↓高野長英の隠れ家


詳しくは案内板を読んで下さいまし。


去年来た時もそうでしたが、今回も時間・時期が悪かったとは言え、あまりに観光客がいなさすぎる。
折角、重要伝統的建造物群保存地区といういい観光資源がありながら、同じように古い町並みの大洲や内子に客を奪われている感が否めない。
観光客誘致については行政はどうしてもあまり熱心でないように見え、実に勿体無いことである。

短い時間しかいなかったくせに、文句だけはいっちょまえの私は不満を抱きながら3度目があるか分からない卯之町を後にします。

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35日目 大晦日の愛媛 その4~大洲

2013-02-04 09:38:00 | 北四国
2012年12月31日(月)


大洲(おおず)市に来ました。
「伊予の小京都」と呼ばれるだけあって、情緒あふれた城下町です。

↓伊予大洲駅とその駅前



市の中心部は離れているので歩きます。

↓駅近くから続く商店街



↓肱川(ひじかわ)橋の向こうに市街地が広がっています。


肱川橋からの眺め→
下流の方向へ大洲城を見る。
左の屋形船は「鵜飼い」の時期になると、これに乗って鵜飼いを見ながら郷土料理が堪能できます。何と贅沢で優雅な事か!


↑上流側、富士山に似ていることから付けられた士山。
しかし呼び名は「とみすやま」だったりする。
やはり「ふじさん」を名乗るのは畏れ多かったか・・・

↓商店街をくぐり抜け、



大洲城へ行きます→
今の天守閣は平成16年に復元されました。

↓城から見る下流側の風景

こっちは上流側→

(185)愛媛県大洲市役所

↓大洲まちの駅「あさもや」、市内観光の拠点。

「あさもや」とは大洲で秋口からよく起こる朝霧のことで、これが河口まで流れていくのですが、それを「肱川あらし」と言います。

↓ここで、ちょっとつまみ食い。「じゃこカツ」と「大洲いもたきコロッケ」を注文する。

「じゃこ天」はおいしいけど、ムチャクチャ好きというわけではない。
だけど、愛媛に来たからには名産の「じゃこ天」を食べないといけないよなあ。でも、あえて「カツ」を・・・
「じゃこ天」とは、小魚をすりつぶして油で揚げたもの。
「いもたき」とは大洲の名物料理で、これを基に作られたコロッケがそれ。
コロッケは今ひとつ・・・だが、「カツ」の方は素晴らしくおいしい!

↓おはなはん通り


NHK朝の連続ドラマのロケ地

おはなはん通りを出てすぐの所→
「東京ラブストーリー」でリカがカンチに別れのハガキを投函したポストがあります。
これを見て、あれっ?、こんなにすっきりした場所だったっけ?、たしか劇中では背後に民家の生垣があったよなぁと思ったけど、帰宅して大昔に録画してあったものを見返すとやはりそうでした。
このドラマは海辺のシーンは松山、学校は久万高原町、その他は大体この大洲で撮られたようです。

↓ポコペン横丁



昭和30年代の薫りがプンプン漂う横丁。

おおず赤煉瓦館→
煉瓦壁に瓦葺の和洋折衷の建物。かつては金融機関などに使用され、現在はギャラリーなどに使われています。

古い看板などが見られる昔の名残りをとどめた町並み



もっと町を散策していたいのですが、時間も押してきましたので駅に戻ります。
次も古き時代の町並みの残る町に行きます。

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35日目 大晦日の愛媛 その3~伊予灘・肱川を眺めながら

2013-02-02 08:51:00 | 北四国
2012年12月31日(日)


午前中は冴えない行程でしたが、今回は車窓のみの美しい風景をお届けします。

郡中港駅の目と鼻の先にJR予讃(よさん)線の伊予市駅があります。

↓伊予市駅と駅舎の中



駅員さんは休憩中ということもあり、ガラーンとしています。

↓これから右の宇和島行き気動車に乗ります

左にチラリと写っているのは松山行き特別急行「宇和海10号」

↓伊予市駅を出てのすぐの車窓(進行方向右手)


↓さらに少し走ると海が接近してきます。


←向こう側は山口県





下灘駅→
昔から「日本一海に近い駅」として有名な駅です。
晴れていれば青い海が眼前に広がり、特に海に沈む夕日は素晴らしいらしいです(まだ私は見たことがないですが)。
映画やドラマのロケ地にもよく使われます。

伊予長浜駅→

伊予長浜駅から海と別れ、山間部に入っていきます。

↓肱川(ひじかわ)



愛媛県一の大河。

雪が降り始めます(外は寒そうだ!)→

↓いきなり日が差す伊予大洲(いよおおず)駅に13時すぎに着きました。


ややこしい天気みたいですが、ここで降りて、市内巡りをしようと思います。

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