平成29(2017)年5月4日(木祝)
南九州旅5日目、長かったような短かったような旅もようやく最終日。
熊本県球磨(くま)地方を廻って、鹿児島空港で車を返すことになります。
↓朝から厄介な雨降りの中、宮崎市を出発、まずは西米良村(にしめらそん)を目指します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/8d/cb8a1893a50c8a249344a1e098024c2b.jpg)
↓村へは国道219号線をひたすら山奥に向かって走ればいいのですが、あっちも行きたいこっちも行きたいの、いつもの悪い病気が発生、ガイドブックを見ていて何となく惹かれた「巨田(こた)神社(宮崎市)」で道草を食う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b1/e51d7ebaf5b575067fdfbb80009465cd.jpg)
古くは宇佐八幡宮の荘園の鎮守で、文安5(1448)年に再興されたという。
↓社殿は室町時代当時のままか知りませんが、一見廃神社の如きかなりくたびれた神様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1d/1861b2a6b52c7772cab56f66cb5fa4d2.jpg)
でも、朽ち果てんばかりのこのボロさが、とてもいい味を醸し出しております。
それに雨はイヤだけど、社殿に当たる雨粒の音が雅やか。
結果的に横道にそれてよかったわ。
杉安峡(西都市)→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/98/b46954cd55357257d408828e7fcef970.jpg)
一ツ瀬川(ひとつせがわ)の風光明媚な峡谷で、秋は紅葉が綺麗なんだそう。
昔は「日向の嵐山」と呼ばれたくらい活況を呈していたみたいですが、ダムが建設されたことと国鉄妻線の廃止で一気に落ち目になったという。
↓さらに奥へと走って走って、やって来た西米良村はまさに秘境。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/49/7cc64a2dad1133bb60cf44da441e90e1.jpg)
↓もうすぐ村の市街地に入らんとする手前の、川の駅「百菜屋」で一旦停車。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/0c/36686fc4eeb0f457d33bf77d13f73feb.jpg)
得てしてこういうお店は、地元で採れた野菜や、ばあさま・おばちゃんの作った加工品が売られているのが相場で、実際ここもそうなのですが、申し訳ないけどそれらの買い物の為に寄ったのではありません。
かりこぼうず大橋→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/07/43c38aa8f0a194c2e46caf2c2b40130f.jpg)
川の駅の横にあるこれを見たかったから。
宮崎県産スギを主に使って造った車道橋で、橋の長さ140mは木造のそれとしては日本一。
写真では△は2つしかありませんが、右側にもう一つあります。
(666)宮崎県児湯(こゆ)郡西米良村役場→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1f/3180b4e53828f62b71b4dbcd2ff980ec.jpg)
一ツ瀬川を跨ぐ村所橋の上流側より、右の建物が役場。
国道219号線が通っている村所橋→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d1/38197efbc9b7d1418d0fada2e793098b.jpg)
昔は肥後国に属していたので、今でも熊本県球磨地方との結びつきが強く、それはお隣り熊本県湯前町(ゆのまえまち)へ村がバスを走らせているくらい。
なので、タイトル中の「くま」はここも含むってことで・・・。
因みに東米良村もあったのですが、現在は消滅(西都市に呑み込まれた)。
人口は1,200人程で、宮崎県内の自治体では最少。
秘境にある村なので仕方ないけど、財政力指数は宮崎県でドベ、全国でも下の方。
でも、したたかに頑張っております→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b4/d169f3f355c37ac9005f1aa88edfc760.jpg)
全国に先駆けて始めた滞在型体験農業「西米良型ワーキングホリデー制度」があったりします。
キャッチフレーズは「カリコボーズの休暇村・米良の庄」→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/97/c5bbc10c79b445d92aa21ee052a89191.jpg)
橋にもつけられ、村のイメージキャラクターにもなっており、米良地方で語り継がれている守り神のような存在「カリコボーズ」。
猟の時に獲物をかりだす役目である「狩子」に由来し、「ほいほい」と言いながら山の尾根を行き来しているのだという。
↓川の左岸側に広がる商店街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3d/e712c0c31075175bc974ec5484ae6e39.jpg)
↓適当にフラついた後、再び車に乗り込み、熊本県が目前(厳密には既に熊本県に入ってしまってますが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/06/abc46da4da13f06a36f24bcccfe32fa0.jpg)
3年半振りに来た「ひむかの国」ですけど、今度来るまでかなりの間が開きそうな予感。
ですので、しばらくお別れになります。さよなら宮崎県。
↓眼下に見る雄大な眺めが素晴らしく、人吉盆地が一望。
さて、湯前町と言えば・・・。
3年半前、湯前駅の案内板に騙された?挙句、徒労させられ(勝手に一人で)大激怒したあの町です。
あの時見たかったけど、断念したのが以下の3箇所でした。
「世界一」の大水車→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7e/54c81b269423834803e2c6f0d5a3ed2a.jpg)
湯前町シンボルで「ゆのまえグリーンパレス」にある通称「みどりのコットンくん」。
親子水車で、親は直径14.1m、子は直径5m。
でも「世界一」とは完成した当時、平成5年の事で、今では岐阜県恵那(えな)市にあるのが国内最大らしいです。
ぎこちない音を出しながらゆっくり回っておりました。
↓潮(うしお)神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7f/4d7ecbf92519cdd14a50e05c56fd439d.jpg)
敷地内では潮吹き潮水が湧き出ています。
愛称は「おっぱい神社」、子宝や子育てにご利益があるという。
塞(さい)神社→![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0b/6b8147e89424787505b4089e2826883b.jpg)
男の神様ですが、女性向けの神様に比べると相当に見劣り。
↓祠はちっさいですが、近くに一本だけやたら目立っている男のシンボルが如き立派な巨木があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/26/fae44ba646c34a2fa7d1e2c755588133.jpg)
男は寧ろこの木を拝んだ方がいいかも(笑)。
因みに両方の神社に参拝すると、夫婦円満・縁結びにご利益があるんだとか。
3年半という思いのほか短い期間でリベンジでき、喉のつっかえが取れたようなさっぱりした気分。
![](http://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_2049_1.gif)
カッコしてあるのはこれまで行った所→
南九州旅5日目、長かったような短かったような旅もようやく最終日。
熊本県球磨(くま)地方を廻って、鹿児島空港で車を返すことになります。
↓朝から厄介な雨降りの中、宮崎市を出発、まずは西米良村(にしめらそん)を目指します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/8d/cb8a1893a50c8a249344a1e098024c2b.jpg)
↓村へは国道219号線をひたすら山奥に向かって走ればいいのですが、あっちも行きたいこっちも行きたいの、いつもの悪い病気が発生、ガイドブックを見ていて何となく惹かれた「巨田(こた)神社(宮崎市)」で道草を食う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b1/e51d7ebaf5b575067fdfbb80009465cd.jpg)
古くは宇佐八幡宮の荘園の鎮守で、文安5(1448)年に再興されたという。
↓社殿は室町時代当時のままか知りませんが、一見廃神社の如きかなりくたびれた神様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1d/1861b2a6b52c7772cab56f66cb5fa4d2.jpg)
でも、朽ち果てんばかりのこのボロさが、とてもいい味を醸し出しております。
それに雨はイヤだけど、社殿に当たる雨粒の音が雅やか。
結果的に横道にそれてよかったわ。
杉安峡(西都市)→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/98/b46954cd55357257d408828e7fcef970.jpg)
一ツ瀬川(ひとつせがわ)の風光明媚な峡谷で、秋は紅葉が綺麗なんだそう。
昔は「日向の嵐山」と呼ばれたくらい活況を呈していたみたいですが、ダムが建設されたことと国鉄妻線の廃止で一気に落ち目になったという。
↓さらに奥へと走って走って、やって来た西米良村はまさに秘境。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/49/7cc64a2dad1133bb60cf44da441e90e1.jpg)
↓もうすぐ村の市街地に入らんとする手前の、川の駅「百菜屋」で一旦停車。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/0c/36686fc4eeb0f457d33bf77d13f73feb.jpg)
得てしてこういうお店は、地元で採れた野菜や、ばあさま・おばちゃんの作った加工品が売られているのが相場で、実際ここもそうなのですが、申し訳ないけどそれらの買い物の為に寄ったのではありません。
かりこぼうず大橋→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/07/43c38aa8f0a194c2e46caf2c2b40130f.jpg)
川の駅の横にあるこれを見たかったから。
宮崎県産スギを主に使って造った車道橋で、橋の長さ140mは木造のそれとしては日本一。
写真では△は2つしかありませんが、右側にもう一つあります。
(666)宮崎県児湯(こゆ)郡西米良村役場→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1f/3180b4e53828f62b71b4dbcd2ff980ec.jpg)
一ツ瀬川を跨ぐ村所橋の上流側より、右の建物が役場。
国道219号線が通っている村所橋→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d1/38197efbc9b7d1418d0fada2e793098b.jpg)
昔は肥後国に属していたので、今でも熊本県球磨地方との結びつきが強く、それはお隣り熊本県湯前町(ゆのまえまち)へ村がバスを走らせているくらい。
なので、タイトル中の「くま」はここも含むってことで・・・。
因みに東米良村もあったのですが、現在は消滅(西都市に呑み込まれた)。
人口は1,200人程で、宮崎県内の自治体では最少。
秘境にある村なので仕方ないけど、財政力指数は宮崎県でドベ、全国でも下の方。
でも、したたかに頑張っております→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b4/d169f3f355c37ac9005f1aa88edfc760.jpg)
全国に先駆けて始めた滞在型体験農業「西米良型ワーキングホリデー制度」があったりします。
キャッチフレーズは「カリコボーズの休暇村・米良の庄」→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/97/c5bbc10c79b445d92aa21ee052a89191.jpg)
橋にもつけられ、村のイメージキャラクターにもなっており、米良地方で語り継がれている守り神のような存在「カリコボーズ」。
猟の時に獲物をかりだす役目である「狩子」に由来し、「ほいほい」と言いながら山の尾根を行き来しているのだという。
↓川の左岸側に広がる商店街。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/78/d5e42d7eeb8500bc17713ffbb74f3d25.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3d/e712c0c31075175bc974ec5484ae6e39.jpg)
↓適当にフラついた後、再び車に乗り込み、熊本県が目前(厳密には既に熊本県に入ってしまってますが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/06/abc46da4da13f06a36f24bcccfe32fa0.jpg)
3年半振りに来た「ひむかの国」ですけど、今度来るまでかなりの間が開きそうな予感。
ですので、しばらくお別れになります。さよなら宮崎県。
↓眼下に見る雄大な眺めが素晴らしく、人吉盆地が一望。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c1/b0293086af9380a664ec43f8e51c5c4e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/39/c2832ce0d7661a51593cc18f37090939.jpg)
さて、湯前町と言えば・・・。
3年半前、湯前駅の案内板に騙された?挙句、徒労させられ(勝手に一人で)大激怒したあの町です。
あの時見たかったけど、断念したのが以下の3箇所でした。
「世界一」の大水車→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7e/54c81b269423834803e2c6f0d5a3ed2a.jpg)
湯前町シンボルで「ゆのまえグリーンパレス」にある通称「みどりのコットンくん」。
親子水車で、親は直径14.1m、子は直径5m。
でも「世界一」とは完成した当時、平成5年の事で、今では岐阜県恵那(えな)市にあるのが国内最大らしいです。
ぎこちない音を出しながらゆっくり回っておりました。
↓潮(うしお)神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/2e/9d127e853f4d269c3e84ce3c8bfc0723.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7f/4d7ecbf92519cdd14a50e05c56fd439d.jpg)
敷地内では
愛称は「おっぱい神社」、子宝や子育てにご利益があるという。
塞(さい)神社→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0b/6b8147e89424787505b4089e2826883b.jpg)
男の神様ですが、女性向けの神様に比べると相当に見劣り。
↓祠はちっさいですが、近くに一本だけやたら目立っている男のシンボルが如き立派な巨木があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/26/fae44ba646c34a2fa7d1e2c755588133.jpg)
男は寧ろこの木を拝んだ方がいいかも(笑)。
因みに両方の神社に参拝すると、夫婦円満・縁結びにご利益があるんだとか。
3年半という思いのほか短い期間でリベンジでき、喉のつっかえが取れたようなさっぱりした気分。
![](http://travel.blogmura.com/hitoritabi_kokunai/img/hitoritabi_kokunai125_41_z_snowtree.gif)
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カッコしてあるのはこれまで行った所→
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/34/93a5d9c7b82b3c49edaf9caddf61cb5d.jpg)