ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

178日目 GW大隅半島ドライブ~本土最南端を目指そう

2017-08-07 23:52:12 | 九州南部
平成29(2017)年5月1日(月)


霧島市・国分を宿泊地とした大ポカが為に夜が明けないうちに出発しないといけなくなり、ムチャクチャ眠くて大いに涙目でございます。
さて、九州上陸2日目一番の楽しみは大隅半島の突先である佐多(さた)岬で、それを見た後は適当にウロチョロと寄り道しながら国分に戻ります。

↓朝の垂水市と鹿屋市での事は前に書いたとおりで、国分から約2時間かけてやっとこさ錦江町(きんこうちょう)に突入。


この町での最初の訪問地は「神川大滝公園」。
「大滝」と名前にあるくらいだから、どんだけ豪快な瀑布が見られるのかな?と大いに楽しみ。
駐車場からすぐ近く、早速、滝が現れました→
高さは確かにそこそこある。けど、「大滝」にしてはちっぽけすぎやしないか?

ありました、大物が奥に→
高さ25m、幅30mの、かなり豪快な神川大滝。

↓遥か頭上には高さ68m、長さ130mというつり橋「虹の吊橋・大滝橋」があります。

高い所は大の苦手ではありますが、せっかく来たのに上がらないのも・・・という事で上がります。

滝を上から見るなんてそうはないぞ→
眺めが素晴らしい。
だけど、へっぴり腰気味なので、心の底から素晴らしいと感動している余裕がありませぬ。

錦江町を流れる神ノ川には「神川七滝」と言われる大小7つの滝があってこれが最大のもの。
ん?最初の滝は何ですか?ですが、あれは「小滝」。

「公園」とあるとおり、ここは子供向けの遊び場もあったり、茶屋でソーメン流しを楽しめたりと、一大レジャー施設になっています。

町中心部へ。
(652)鹿児島県肝属(きもつき)郡錦江町役場

↓大根占港(左)があったり、大根占バス停があったりと、錦江町の中心部は「大根占」という地区。
 
その名のとおり、大根を使った占いが盛んな地域のようです。
んで、その大根占いとは一体どのような占い?
さては、横に切った模様で占うんだろうか?或いは苦味とか。

実は「大根・占」ではなく「大・根占」と区切ります。つまり「おおねじめ」という地名で占いとは関係なさそう。
なので大根にも縁がないと思いきや、切り干し大根の産地だったりするんだとか。

錦江町は平成17年に大根占町と田代町が合併して成立した、基幹産業が農業の町。
合併した当時は1万人いたみたいですが、今では8,000人を割り込んでしまっています。
それでも町のHPには町長さんの志しは高く「小さな町から日本へ、世界へ情報を発信できる町、日本一住みやすい町」を目指すと宣言しております。

↓大根占バス停の近く(バス停の写真の赤い鐘楼のようなものの下、電柱に一部隠れています)にはこういったものがありました。

「敵艦見ゆ」
皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」
本日天気晴朗なれども波高し
日露戦争での作戦命令暗号、命令電報、各地での勝利、ニュースなど、すべてここ大根占電信局発、受信であったという。

次にお隣、南大隅町の根占地区へ。

(653)鹿児島県肝属郡南大隅町(ちょう)役場
ここも平成17年に根占町と佐多町が合併してできた町。
人口も錦江町と同じくらいの約7,600人。
どうせなら大根占町と田代町とも一緒になればいいのにと思うのですが、一部仲の悪い町があってうまくいかなかったようです。

町のマスコットキャラクター→

↓役場敷地ウラには仁王様の墓場のようなものがあったりする。

木々で鬱蒼としているし、かなり不気味。

役場のお隣には図書館の入口看板→
これには驚いた!1~3番目はどこかは知らないけど、こんな田舎でこれは大いに威張れるな!

雄川(おがわ)に架かる根占大橋から河口部を望む→
向こうに見えるは薩摩半島、砂蒸し風呂で有名な指宿(いぶすき)市。

橋の右手にはコンビニがあります→
大隅半島最南端のコンビニで、釣り餌までも売っていたりする。
さらに南へ向かう人でコンビニズブズブの人は、ここで調達しておかないと後々困るハメになる。

左手には根占港→
対岸の山川港とを結ぶ「フェリーなんきゅう」が発着していて、ちょうど山川からの一番船が入港。

着くや否や慌ただしく山川に向けて出港→

「西郷どん」が西南戦争直前まで滞在していた木賃宿→

個人的には、根占大橋から見た海、川、山がとても綺麗で、とても印象に残る風景でした。

 



カッコしてあるのはこれまで行った所→


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