ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

46日目 オホーツク廻りで道央へ(4)~遠軽

2013-06-10 23:35:48 | 道東
2013年5月3日(金)


北見より遠軽(えんがる)行き鈍行列車に。

↓徐々に山を登っていきます。




金華駅→
列車はこれより常紋峠に挑みます。

と、その前に「常紋トンネル」(大正3(1914)年完成)について触れない訳にはいかない。
このトンネルは多くの幽霊話や怪談話がある事で知られています。
トンネル建設は難工事であり、過酷な「タコ部屋労働」によって造られたといいます。
重労働と栄養失調による重病人や斃れた人をそのまま穴に遺棄したとか、労働者の頭をスコップで叩いて、逃亡防止の為のみせしめにトンネル内で塗りこめられて人柱にしたとか、その他いろいろ現在では信じられないような事が起こりました。
この旅行中に、ある町を訪れた際、何故このような非人道的な労働がなされたのか分かる施設にたまたま行きましたので、その時にまた触れたいと思います。

列車は唸りを上げて、息も絶え絶えのごとく登ります→

←常紋トンネルを出ました、工事で斃れた労働者たちに心の中で合掌。

遠軽駅に到着→

この駅はスイッチバックですが、かつてはそうではなく、スルーで延びていた部分が廃止されたので結果的にこうなってしまいました。

↓ここから先、ずっと線路が伸びてました(ピンボケ、申し訳ない)。


遠軽駅正面→
次の列車が来るまでの40分間で、急ぎ足ですが、日が暮れつつある町を廻ってみます。

↓町の様子
←駅前通り(連隊通り)



←飲食店が軒を連ねる通り
こうした看板のネオンは、何故だか文字の一部が欠けていたり、何文字かが消えていたりと、寧ろ満足に灯っている方が珍しい気がするんですが・・・。

←国道242号線

(246)北海道紋別郡遠軽町役場
地名はアイヌ語「エンガルシュペ(眺望する所)」より、人口2万人余り。

19時5分発、特急・オホーツク8号札幌行き→

定刻より20分近く遅れて21時20分頃、旭川駅に到着。

↓高架駅になって初めてやってきた旭川駅
 

特急列車の中でビールを飲んでいたので、すでに出来上がっています。
よって、締めに入りますが、となると、やっぱりラーメンですな!
旭川ラーメンは、北海道三大ラーメンの一つで、醤油が有名。

←平和通り買物公園

↓飲み屋街
 

↓右上の写真の「男山」のネオンの下にある、ホテルの人に紹介されてやってきたお店


ねぎ塩ラーメンを薦められたので、それにしようと思っていましたが、メニューを見て気が変わる。

鮭ぶし塩ラーメン(\900)→

これは、うまい!
鮭のほのかな風味漂う、あっさりしたスープ、絶品です。
くどいですが、もう一回いいですか?旨すぎる!

北海道14振興局(旧支庁)のうち、上川振興局だけは今まで宿泊した事がなく、これで蝦夷国取り物語はここに完結!

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46日目 オホーツク廻りで道央へ(3)~美幌・北見

2013-06-07 23:35:54 | 道東
2013年5月3日(金)


網走から石北(せきほく)線の特急列車に乗り換えました。

発車してすぐ右手に網走川が見えます→

やがて私の好きな湖の網走湖が→
ここらへんの車窓はかなりお気に入りなのですが、つくづく曇りが恨めしい・・・

↓網走湖に食い込んでいる呼人(よびと)半島付け根辺りを走行中。

日本最大といわれる水芭蕉の群生地、今年は生育が遅れているのも恨めしい・・・

特急列車は25分乗っただけですぐに降ります。

美幌(びほろ)駅で特急を見送る→

美幌駅→

駅横にある銅像→

↓中心街に向けて国道240号線を歩きます。


←レトロなものばかり揃えた骨董品屋さん







「大通北2」という交差点を左に曲がって少し歩くと役場があります。

(244)北海道網走郡美幌町役場
地名はアイヌ語「ピポロ(水多く、大いなる所)」に由来。
その当時は「ビホロ」で良かったのかも知れませんが、今現在はそのまま「ピポロ」の方が受けはいいような気がするんですが。

美幌町は一番の見せ場は誰が何と言おうと、町の南部にある美幌峠ですね。
展望台からは屈斜路(くっしゃろ)湖、斜里岳などを眼下に望め、視界を遮るものが全くない360度大パノラマは圧巻です。
現時点では、私個人的には日本で一番の絶景だと思っている場所です。
皆様には機会があれば是非ご覧戴きたいと思っています。
ただ、風がとても強いことが多いのが難点・・・

↓こちらは飲み屋が集結している所



「銀座通り」と聞いたら華やかなイメージがありますが、地方の「銀座通り」は、うらぶれ、廃れた通りが多く、何とも皮肉な事よ・・・

続いて訪問したのはオホーツク地方最大の都市、北見市です。

↓北見駅構内と駅舎
 
駅のすぐ横には「まちきた大通ビル」があり、以前は東急百貨店が入っていましたが、いつしか撤退。
では今は何が入っているかと言うと・・・

↓(245)北海道北見市役所
 
4・5階部分を役所として有効活用。
かつて駅前のデパートだった建物を役所として利用している例は、宮城県の石巻市で見たことがあります。
駅前商店街の空洞化が叫ばれている中、こういう利用方法はいいと思います。
否が応でも人はやってきますからね。
だた、少しでもいい方向に持っていけるかどうかは、最低限近くに大きな駐車場がないとダメでしょうが。

北見市は昔、ハッカで相当潤ったといいます。
今は玉ねぎ生産が盛んで、それとオホーツク産のホタテを使ったご当地グルメ「オホーツク北見塩やきそば」があります。

↓シャッター街化が進む?市街地







それとも連休中だから、休んでいるだけ?
そうは見えず、やはり役所を持ってきただけでは、もはやどうにもならんか・・・
最初に訪れた時は、もっと人で溢れていた印象があったんですけどね、残念です。








飲み屋さん、焼肉屋さんが非常に多いです。

午後5時頃の気温ですよ、これ→

北見は好きな町で、もっといたいのですが、1時間半程で後にします。

再び駅前→
次に北見駅を降り立った時には、正面に大きなホテルを目にする事となるんでしょうな。

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46日目 オホーツク廻りで道央へ(2)~釧網線沿線

2013-06-05 23:32:30 | 道東
2013年5月3日(金)


東釧路駅から釧網(せんもう)線の快速「しれとこ」に乗ります。

↓車窓です


←何川って言うんだろ?

←右下に見えるはブツブツは水芭蕉ですかね。

←シラルトロ沼だったかな?




日本最初のラムサール条約登録地・釧路湿原、約2万9000haの湿地帯。
ところが、枯れていてさほど綺麗には見えず、やっぱり青々としていないとなあ。
ここに来るなら6月以降だな、やっぱり。

↓茅沼駅
 
タンチョウ鶴が来る駅として有名ですが、この日はいませんでした。

摩周駅の横にある足湯→
この駅からバスで摩周湖へ行けます。
摩周湖へは3回行った事があり、うち1回は例の霧で覆われていました。

この釧網線、釧路湿原の中を通り、他に摩周湖やクッシーで知られる屈斜路(くっしゃろ)湖、硫黄山といった観光地の近くは通るのですが、それらへのアクセスは今ひとつよろしくない。
もし、これらにできるだけ近い所を走っていたら、観光路線としてもっと使えて、乗客も増えたと思うんですがね。
嗚呼、計画した人の何と不明な事よ・・・

再び車窓→

↓峠を越えるぞ~
 

「しれとこ」にトコトコ乗ること2時間、体調が悪くてしんどいですが、清里町駅で下車します。

清里町駅→

どれが斜里岳?→

雨がショボショボ降る寒い中を歩きます。
雨降りは厄介ですが、この日は風がないだけマシ・・・

(243)北海道斜里郡清里町役場
清里と言えば、関東では山梨県八ヶ岳山麓のリゾート地となるのですが、ここの清里はそれとは全く関係なく、当時の小清水村と斜里町から分村したので、それぞれの「清」と「里」から採ったといいます。

清里町で最初の手作りパン屋さんという「麦香房」→
このように健気に頑張っているように見えるお店を見るとツイツイ買ってしまいたくなる私です。
やっぱり今回も、かぼちゃアンパンと「春よ恋」という北海道産小麦を使った蒸しパンを買ってしまった・・・

町中の公園?だったか何だったか忘れた(笑)→

↓町のコミュニティーセンター
 
地元出身の岡崎朋美らのオリンピック選手の品が展示されています。

清里町にいること1時間、次の列車に乗ります。

かぼちゃアンパンでござる→

↓オホーツク海



いかにも寒そうだよなー

原生花園→

網走駅に着きました→


↑網走は無視して、そそくさと13時29分発・特急「オホーツク6号」に乗り込みます。

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46日目 オホーツク廻りで道央へ(1)~釧路

2013-06-01 23:23:53 | 道東
2013年5月3日(金)


朝、起きる。
ノドが痛い。しかも、やや熱っぽい・・・
マズイよな~。
やっぱり昨日さんざん体を冷やしてしまったのがよくなかったな・・・
夜は風呂にお湯を張り、加湿器も付けっぱなしにしていたのですが、全く効果なかったようです。

でも、こんな事ではめげません。
寒い中を気合いで早朝散歩します(体調不良なのに、果たしてそこまでする必要あるのかという疑問が頭の片隅にあるのも事実・・・)。

(241)北海道釧路市役所

↓以下、昨晩来た幣舞橋と炉ばた屋さんです。










↓こちらは幣舞橋を渡った所

↑渡ってすぐにあるロータリー。国道38号線の終点・国道44号線の起点。


↑南大通、「啄木通り」の愛称が付いています(左上に啄木の顔の入った懸垂幕が見えます)。
昔は釧路の繁華街だった所で、歌人・石川啄木は2ヶ月半ここに滞在し、いくつかの歌を残したようです。

←今日も寒いッス!

↓飲食店の集まる繁華街








↓北大通沿いの建物


 

いつだったか、「死の街釧路」という外国人による衝撃的な動画が投稿されましたが、朝、繁華街を歩いてみても、しもた屋がやたら目に付くので残念ながらそれは感じます。
信じられないかも知れませんが、釧路という知名度抜群の都市にはデパートがたったの1軒もありません。
飲食店とホテルだけはまだ元気みたいですけど。
察するに、釧路とその周辺への観光は全く衰えていないのと、支店がごっそり撤退をして釧路での仕事は本社から出張で対処する企業が増えたという事なのでしょう。
であれば、こうした観光客・出張族は買い物や飲食などの用事は駅周辺しか繰り出す所はないのだから、現地の人のための街というより、こうした人達をターゲットにした街づくりをすべきなのではないかな。
まぁ、いろいろと活性化策は練ったんだろうとは思いますが、もしかしたら最早万策尽きて、事実上放置されたんでしょうか?

和商市場→
勝手丼というここの名物があるのですが、ご飯を買って、様々なお店で好みのネタを買って盛り付けるというもの。

食事処「むらかみ」→
釧路に来た時は、必ずここで夜は食事をしていたのですが、昨晩は浮気しました。
酒は飲まず、ただ北海道の幸を味わえる定食だけでいいという方は、見た目は汚く、入るのにはちょっと勇気がいりますが、ここをお勧めします。

さて、今日は旭川という所で宿泊することは決めています。
問題はどこを経由して行くかです。
昨日通った所を引き返して、富良野あたりをブラブラしてから旭川へ行くか、それともオホーツク側を廻るルートにするか・・・

全く決まらないまま取り敢えず列車に乗り、根室方面へ3つ目の別保(べっぽ)駅へ行きます。

釧路駅→

↓別保駅舎と駅前
 

↓駅舎横の歩道橋より
←釧路方向
←根室方向

(242)北海道釧路郡釧路町役場
釧路市の隣に釧路町?!
同じ名前の市と町が隣り合っているんだったら、一緒になっちゃえばいいのに・・・と、思うでしょう。
元々は同じ仲間であったようですが、現在に至る経緯はコチラをご覧下さいまし。
分かれた経緯が経緯だけに今でも両者(行政は勿論、住民間でも)の関係はギクシャクしているようです。

別保神社→

この別保地区はまさにド田舎ですが、釧路町の釧路市に近い地区では、国道沿いの郊外型大規模ショッピングセンターが連なっています。
この事が釧路市中心部の衰退に繋がったようです・・・

釧路方向に折り返し、結局さんざん悩んだ挙句、東釧路駅で降りてしまいました。
よって、今日はオホーツク経由で旭川に向かいます。

東釧路駅(これは釧路市の駅)→

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45日目 冬戻りなば春遠き道東(5)~白糠・釧路

2013-05-30 23:29:26 | 道東
2013年5月2日(木)

池田駅から特別急行「スーパーおおぞら7号」に乗ります→

↓車窓です。
←太平洋

←湿原

まぁ、乗ったこの特急列車、非常に乗り心地が悪い。
前後ろにガクガク、時にはつんのめる様な感じで、揺れる、揺れる・・・
こんなポンコツを走らせるなんて、私はともかく、きちんとお金を払って乗っている客に申し訳ないと思わないのかねぇ。

白糠(しらぬか)駅で降ります。

↓白糠駅と駅前通り
 

これは知らなかったなあ。まさに「汝、これをしらぬか?」→
飲み屋へ行った時に、たまにお世話になります、「しそ焼酎・たんたかたん」。

(240)北海道白糠郡白糠町役場

国道392号線の跨線橋より駅をのぞむ→

その逆側→
右の途切れた線路は、昔あった「白糠線」なのかな?

↓市街地の様子


 





↓どっぷりと暮れた釧路には、19時16分に着きました。
 
釧路は5回目ですが、一度も霧にお目にかかった事がありません。
ツイているのか、ツイていないのかよくわかりませんが・・・

今日は釧路に泊まります。
それにしても、風は強いし冷たいし、乾燥していて、関東の1、2月位の寒さの感じですわ。

↓釧路駅と駅前通り(北大通)
 
衰退した町の例として、しばしば挙げられる釧路。
そのせいか、来るたびに街の光がドンドン減っていっているような気がします。

ホテルに荷物を置いて、クソ寒い中出かけます。

もぬけの殻のデパート→
とっても薄気味悪い建物と化しています。
10年前、ここでお土産を買ったことあったんだけどな・・・
それを思うと、とてもせつない気がします。

釧路のシンボル、幣舞橋(ぬさまいばし)→

欄干には季節ごとの銅像があります→

川は釧路川。4年前にラッコの「くーちゃん」見たさにどっと見物人が押し寄せた場所です。
↓しっかし、まだこんなの配っているとは思わなかったなぁ。


↓橋より川を見ます。



↑東日本大震災の時、津波で水浸しの様子が中継されていました。

釧路フィッシャーマンズワーフMOO→
飲食店などが入っている商業複合施設です。

寒い思いをして出掛けた目的は、もちろん釧路名物「炉ばた焼き」を味わうためです。

入ったお店→

お気に入りのタレントも来ていた!

人気店らしく、たくさんの人が並んでいる・・・
これがまた寒いんですわ。
冷たい風が店内に容赦なく入ってきて、待機している場所もひんやりしている。
オマケに私は薄着なので、寒さ倍増。

待つ事30分、ようやく空きました。

鮭のザンギ→
なかなかの美味。

ソウハチカレイ→
全国的にはあまり馴染みがないですが、北海道ではよく食べられている魚の一つ。
ただ、旬を過ぎているせいか、今ひとつ・・・

これは絶品でした!→

帰り道→
これ絶対壊れている・・・
数字の前の横棒(マイナス)が足りない、それほど寒い釧路の夜でした。

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45日目 冬戻りなば春遠き道東(4)~十勝中川郡

2013-05-29 23:34:35 | 道東
2013年5月2日(木)


急いで豚丼をお腹に入れ終わったと同時に着いたのが幕別駅。

↓幕別駅ホームと駅舎
 

駅前通り→

(238)北海道中川郡(十勝)幕別町役場
「中川郡(十勝)」の表記については前々回のブログをご参照のほど。
駅から奪ってきた町のガイドブックによると、幕別町はパークゴルフという競技の発祥の地だと大きく宣伝しています。
幕別町は、平成18年に忠類(ちゅうるい)村を編入していますが、私はそちらの方が感慨深いものがあります。
旧忠類村は日本で最初のナウマン像の化石が見つかった所で、道の駅・忠類には「ナウマン像の記念館」があります。
以前、自動車で北海道に来た時に、忠類で夜になったので、道の駅に併設されている温泉に浸かり、車中泊した事が思い出されます。
実はそれより・・・
昔(車中泊より後の事)、看護師を目指していた旧忠類村出身の女のコと仲良くなったことがありまして、今あのコは元気でいるかなぁ、試験は受かったかなぁなどと、寧ろ、こっちの感傷に浸る時間がほとんどでございました・・・。

役場の隣にある幕別神社→

これまた近くの猿別川→

幕別町は30分の滞在で終わらせまして、10分ちょっとまた列車に乗って池田町へ。

十勝川→

池田町は北海道で初めて本格的なワイン造りを始めた町。
なので、「ワインの町」として有名です。

池田駅構内→

↓池田駅正面
 
早速「ワインの町」としての顔が駅前に。
昼間は白ワインをイメージ、夜になるとライトアップされて赤ワインとなるらしい。

↓町の中心街




(239)北海道中川郡(十勝)池田町役場

池田町の観光の目玉はやはりワインをテーマにしたもの。

↓ワイン城(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)



中世ヨーロッパを連想させる建物、町営の施設みたいです。
無料で入れますので、早速入ってみましょう。

↓地下2階は熟成室


 



 

↓屋上展望広場に上がります
 
北海道って感じの風景だよなぁ~



←日高山脈だと思うんですが。

1階は売店→
私は付き合い程度しか飲めませんが、大体の種類の酒は飲みます。
ただ、なぜかワインだけはどうにも苦手なんですね。
それでも、ここに来たからには飲まない訳にはいかない。

↓ところが・・・

残念!
ふと見渡すと、無料試飲コーナーがある。
どれどれと行ってみる。

今度は・・・
↓何やら人がその周囲でマゴマゴしている・・・
 
マジですか?!
やっぱり飲めない奴は飲むなということなんだろうな・・・

同じ敷地に「DCT garden IKEDA」があります→
これは何かと言いますと、「DREAMS COME TRUE」の吉田美和が池田町出身ということで、彼女が使った衣装などが展示されている施設。
私はめちゃファンというわけではないですが、嫌いでもないので入館してみます。
でも、まぁ、はっきり言って、つまらん
速攻で出てきましたわ。
それでも熱狂的なファンにとっては、涎が出るようなお宝なんだろうなぁ。

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45日目 冬戻りなば春遠き道東(3)~帯広

2013-05-27 23:15:55 | 道東
2013年5月2日(木)


12時半頃、帯広駅に着きました→

改札口はホームごとに分けられています→
こういう感じの改札は他には宮崎駅で見たことがあります。

帯広駅北口→

駅前の埋められた線路→
今の新しい駅になる前の地上駅の頃に使われたものと見てよろしいか?

駅前通り(平原通り・道道26号線)→

帯広には1時間半くらいしかいられませんので、古くから開けた方(駅の北側)のみを歩こうと思います。

まずはこちら。
(237)北海道帯広市役所
人口はおよそ17万人。市街地は碁盤目状に区画されています。
明治16(1883)年に静岡県からやってきた、たった27人の入植者による開拓から始まったらしいのですが、かかる規模の町となるまでの先鞭をつけた入植者のご苦労といったら、さぞかし相当なものだったんだろうと思います。
それにしても帯広はアイヌ語の「オペレペレケプ(川尻がいくつにも裂けている所)」が由来のようですが、それがどうやったら「オビヒロ」になるのか理解に苦しむ。
大和民族は耳が悪いのか、ひょっとして?

中央公園→
写ってはいませんが、この公園の左側にはNHKの帯広放送局があります。
この4日後の5月6日に雪が降り、その様子をNHKのニュースで見たのですが(その時には千葉に帰っていました)、まさにこの公園が映し出されたのがすぐに分かり、ちょっぴり嬉しかったのと同時に、雪化粧でアゼンとしたものでした。
この日の気温は12~3度くらい、それでも寒いです・・・
雪の降った日は最高気温5度で、そのさらに4日後の5月10日には20度でサクラが開花するという、よく訳のわからん気候のここ帯広でありました。

広小路→

広小路を遠くから→
左は藤丸デパート

上の同じ地点の南側→
奥に見えるはJRの高架線のシンボルブリッジ
↓どれどれ、拡大してみよう


六花亭本店→
甘い菓子はムチャクチャ好き、という訳ではありませんが、それでも六花亭くらいは知っています。
有名処の菓子だからお土産として買って帰れば大いに喜ばれるであろう。
でもずっと持ち歩くのは荷物がかさばるので実家と知人に宅配便で送る。
それにしても、店内に吸い込まれていくのは騒々しいオバさんご婦人ばかりで、お店に入るのは少々恥ずかしかったが・・・

帯広名物と言えばもう一つ、豚丼!
その元祖と言われる駅前の「ぱんちょう」へ行ってみます。
するとどうだ・・・
この有様→
店員さんは外に出て対応の、恐らくいつもどおりの光景。
まぁ、お昼時だから覚悟はしていましたがねぇ・・・
店内は狭く、すし詰めの状態。
列車の時間もありますし、持ち帰り(\950)を買うことにします。

列車内で豚丼を開けます→
たちまち車内に豚丼の臭いが充満してしまう・・・
お腹空いた人にはかなり気の毒したな。

肝心のお味は・・・?
炭火で焼いた香ばしい豚肉とその脂に甘辛のタレがうまくマッチ、非常に美味!
などと、いかにもグルメ通のような分かったようなことを書きたいところですが、次の駅に降りるまで20分しかなく、アッツアツを大慌ててかきこんだというのが事実で、本当はもうちょっと味わって食べたかったところ・・・
焦げの苦味が気になりましたが、でも、おいしかったですよ!

↓ついでに自分用に買った六花亭の菓子

上、かしわ餅(\90)
左下、べこ餅(\85) 右下、シュークリーム(\80)
至って平凡なもの。なぜって、甘い菓子のこと全然わからんから目に付いたものを適当に買っただけだから・・・

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45日目 冬戻りなば春遠き道東(2)~十勝清水・芽室

2013-05-23 23:18:53 | 道東
2013年5月2日(木)


↓「スーパーとかち」からの車窓です。



川は夕張川です。




占冠(しむかっぷ)を過ぎた所です。川は「鵡川(むかわ)」と思われます。

↓新狩勝トンネルを出て、十勝平野に向けて降りていきます。

トマムの方向の日高山脈です。


十勝平野の方向。

新狩勝トンネルができて新線に切り替り、「日本三大車窓」の一つとされていた旧線での狩勝峠から十勝平野の眺めは見られなくなりましたが、それでも今の眺めもなかなかのものです。
その眺めを見ようと、一度車で狩勝峠へ行きましたが、あいにくの雨で見られなかったので、これはいつか必ず見ないといけないと思っています。
ちなみに狩勝峠は「日本新八景」の平原部門で選ばれています。

十勝清水駅に到着→

駅待合室にあったもの→
これは何だろう?右にクドクドと書かれていますが、字が小さくて読みにくい・・・
よろしい、解説しましょう。
清水町という小さな町で「第九」の合唱ができた。これは快挙である。
この事によって「第九のまちしみず」を広く全国に知らしめることができた、という趣旨です。

十勝清水駅正面→

(235)北海道上川郡(十勝)清水町役場
(註)「上川郡(十勝)」と表記している件について。
明治2(1869)年に北海道に国が置かれた時に、天塩(てしお)・石狩・十勝の3つの国いずれにも「上川郡」が設けられたのですが、それぞれ独立した別個の郡の取り扱いのために、混乱防止のため国名を付けて表すことが多いようです。
ここでもそれに準じて、上川郡(天塩)・上川郡(石狩)・上川郡(十勝)とします。
同じ例は北海道中川郡がありまして、こちらも同様に中川郡(天塩)・中川郡(十勝)と表示します。

↓清水中央公園
 
噴水、からくり時計、カリヨンが同時に楽しめるという・・・
手前の8本建っているのが「ベルスイッチ」らしいのですが、それが故障のみならず、風の便りによるとからくり時計までも故障のようで、何ともおそまつな話しではないか。
↓カリヨンの音色を聞きたい方はコチラをどうぞ
http://www.do-shokoren.or.jp/shimizu/kariyon/shimizucyuuou/shimizucyuuou.htm

↓清水町保健福祉センター前にあるモニュメント
 
いかにも北海道らしいよな~。

↓商店街




駅に置いてあったパンフレットを見ると、2010年7月17日より、新しいご当地グルメ「十勝清水牛玉ステーキ丼」ができたらしい。
興味ある方は、コチラをご覧下さい。→http://tokachi432.com/

次にお隣、芽室(めむろ)町へ。

芽室駅ホームより(十勝清水方向)→

↓芽室駅正面と駅前
 



(236)北海道河西(かさい)郡芽室町役場
芽室町出身の有名人と言えば、芝田山親方(元横綱大乃国)。寧ろ、今では「スイーツ親方」の方が通っているかも知れない。
という事で、それにあやかって、甘味屋さんが多いのかなと思っていましたが、ほとんど見当たらず・・・

↓古い空き倉庫が目につきます。





「スイーツ親方」「古い倉庫」といった人的・物的資源があるのだから、もう少しこれらを活かす手があるのではないかと思うんですけどね。
尤も、帯広のベッドタウンとして人口も増加しているようだし、意外に余裕のある町で、こうした提案は余計なお世話なのかもしれない。

ご当地グルメに目がない方は、是非ご参加あれ→

↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ


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