ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

82日目 まさかり半島ひた走り(12)~六ヶ所

2014-06-29 01:44:59 | 北東北
2014年5月4日(日)


↓13時頃に物見崎を出て、猛烈な強風の中、国道338号線を六ヶ所(ろっかしょ)村の中心部へ向かってまっしぐら。


道路からやけに目立つ、何屋さん?→

13時半に六ヶ所村役場に到着。

(381)青森県上北郡六ヶ所村(むら)役場
人口約1万人。村名は、明治22(1989)年に6つの集落を寄せて成立したことに由来。
エネルギー関連施設を多く抱えているので、財政は豊かな村のよう。

元々は石油化学コンビナートや製鉄工場を大々的に整備する計画だったのが、その後のオイルショックで石油備蓄基地のみの完成で終わってしまう。
それが原子力関連施設進出に取って代わり、昭和59(1984)年に電気事業連合会が、青森県に下北半島でのそれら設置を要請し、六ヶ所村はそれを受け入れ、ウラン濃縮工場・低レベル放射性廃棄物埋設センター・高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターと次々に操業を開始し、再処理工場が目下試験段階で、それらを日本原燃という会社が担っています。
ま、簡単に言えば六ヶ所村はいわゆる「核のゴミ」の一時保管場所?という事ですが、事実上ゴミ捨て場といった方が正しい表現なのかも知れません。
ついでに言えば、六ヶ所村を含め、東通原発や大間原発(建設中)などといい下北半島には原子力関連施設がとても多いのです。

さて、相変わらずの強風に加え、乾燥が甚だしいのですが、付近を歩いてみましょう。

役場前の通り(国道338号線)→

↓南の方に行くと、尾駮(おぶち)沼があります。









面積3.7平方キロメートル、周囲13.5キロ、水深4メートルの沼で、看板にあるとおり、野鳥の楽園。
ただ、その時にいた鳥はよく見られる珍しくも何ともないのばかり。

↓住宅街にはアパートが目立つ。



エネルギー関連会社などに従事している人が多いんでしょう。

↓役場から5キロほど離れた「六ヶ所原燃PRセンター」へ。

ここは原子燃料リサイクル事業を文字通りPRするための施設(無料で入れます)。

↓日本原燃広報キャラクター「ツカッテモ・ツカエルくん」

薬屋にでもいそうなキャラ(笑)。

展望室からは風力発電もよく見えます→

↓展示物を見て廻りましたが、私にはまるで??の世界






超苦手な分野で全く理解不能につき、一通り見てさっさと出ます。

鷹架(たかほこ)沼→
このあたりは先に出てきた尾駮沼も含めて、潟湖(せきこ・湾が砂州によって外海から隔てられ湖沼化した地形。wikipediaより)と呼ばれる沼が多いのですが、いちいち全部は廻りませんので、あしからず。

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↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ

82日目 まさかり半島ひた走り(11)~東通

2014-06-27 23:53:28 | 北東北
2014年5月4日(日)


↓津軽海峡に別れを告げてからは、太平洋沿岸をひたすら南下することになります。


東通村の、とある集落→
絶対読めないよな~。
そもそも「袰」なんて字すら知らなかったわけだし・・・。
ただ、青森や岩手にはこの字を使った地名がかなり多いようです。

青い海が眩しい漁港→
ここは尻労という地区。しりろう?
これまた絶対読めない「しつかり」。

猿ヶ森という地区にある「ヒバ埋没林」へ→

その入り口近くにある見事な建物→
ペシャンコ寸前の、萱葺きの珍しい廃墟。屋根にはどういうわけだかタイヤがいっぱい。

↓林の奥深くへ。



その埋没林ってどれ??
ようわからんし、つまらんので、すぐにこの場を去る。

下田代牧場→
尻屋崎で寒立馬(かんだちめ)を腹いっぱい見たばかりですが、また馬を眺めて癒してもらおう。

小田野沢漁港へ→

風が強く、砂が舞う浜に出ます→

北の方→
何てことない砂浜。
でもここは、我がブログで何回か触れたことのある日本一大きい「猿ヶ森砂丘」。
その広さ、有名な鳥取砂丘のなんと30倍!
小田野沢はその砂丘の南端部になります。
猿ヶ森砂丘?そんなの聞いたことないよ・・・、という方がほとんどでしょう。

それもそのはず、→
拡大してみると、物々しい建物らしきが確認できます。
これは実弾弾道試験場として使われている「防衛省下北試験場」でして、砂丘のほぼ丸ごとそんな重要な軍事施設であるため、当然一般人は入ることができません。
なので、ガイドブックに載っていないのは勿論、さっきの廃墟近くにたまたまいた郵便屋さんに「猿ヶ森砂丘の看板なんかはどこかにありませんかね~?」と聞いてみたところ、「砂丘は聞いたことはあるけど」と言うだけで、ほとんど??と現地の人ですらもこんなありさま。

↓物見崎と白糠(しらぬか)灯台(物見崎灯台)





六ヶ所村との境にある岬で、海岸のここらで見られる奇岩を「タタミ岩」というらしいです。
ま、とにかく険しい断崖絶壁から見る青い太平洋と白の灯台が美しすぎ!

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82日目 まさかり半島ひた走り(10)~尻屋崎

2014-06-20 22:32:14 | 北東北
2014年5月4日(日)


気持ちのいい、ごがつばれの朝です。
これから前日のリベンジで尻屋崎(しりやざき)へ行くわけですが、まずはウォーミングアップとして軽く散歩。

持ち腐れの感が否めない広っぱ→
道の駅にでもすればいいのに、と思うのは私だけ?

↓この下は「ふるさと広場」として憩いの場になっています。


さあ、出発!

↓樹海の中、快適な道路を気持ちよくドライブですよ。


なぜか内陸部に停泊中の船→

三菱マテリアルの工場→

↓さあ、尻屋埼灯台が見えてきましたよ!(大間と同じく「埼」は誤字ではありません)


8時ちょっと前、ゥン年振りの尻屋崎にやってきました。
ここは霧がよく発生するらしく、別名・難破岬と呼ばれる程の難所といいます。

明治9(1874)年に建てられた東北初の洋式灯台→
レンガ造りのものとしては日本一の高さ。

灯台より望む大海原→

右手の方→

門の方→

↓俗化した感じの大間崎より、はるかにこっちの方がいいなぁ、さい果て感たっぷりです。




前回は晩秋に来たので誰もおらず何ともいえない寂しさを感じましたが、今回は晴れていて、しかも人出も多いので、とっても明るい観光地となっています。

↓せっせと海草を摘んでいる家族がいました。


↓採ってはいいのかいけないのか知らないけど、どんなものかちょっとだけ(もし採ってはいけないのならスミマセン)。

何という海草なんだろう?食べてみると、コリコリして旨い旨い。
採ってもいいものなら、いくらでも採って食べちゃうんだけどな。

ところで、至る所に馬糞が落ちています。
ということは、この場に馬が放牧されるわけですが、この時には一頭すらおらず、残念。
なので、尻屋崎のゲートがある所へ。

寒立馬(かんだちめ)→
南部馬の血を引く粗食や寒さに強い農耕馬。
一時9頭までその数を減らしたらしいのですが、その後の保護活動によって30まで増えたという。
名前に「寒」という字を使っているくらいだから、真冬の雪の中に佇む姿を見てみたいなあ。

↓賑やかな団体の邪魔者がいなくなったのでゆっくりと撮影。

撮影慣れしているのか?、堂々とした食みっぷり。

別の敷地にて→

↓お食事タイムです。



というか、いつも草を食んでいるから、ごちそうタイムか・・・。

尻屋岬港→
津軽海峡とはこれでお別れです、残念ですが。
また会う日まで、さようなら。

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81日目 まさかり半島ひた走り(9)~東通

2014-06-19 01:17:29 | 北東北
2014年5月3日(土)


西の大間崎へ行ったので、となると東の突端・尻屋崎(しりやざき)を知らんぷりするわけにはいかない。
が、しか~しです。行ってみると思わぬ落とし穴が・・・。

↓むつ市の大畑地区に入るや、桜並木がお出迎え。



これがまあ、延々と続くんですわ。
「来さまい大畑桜ロード」といい、7.6キロにわたって、1400本のソメイヨシノが並んでいます。この間をひたすら行ったり来たり桜を愛でながらドライブするのも意外と悪くないかも。

16時すぎ、大畑地区の中心部へ。

旧大畑駅→
国鉄の駅であったのが後に下北交通の駅として使われ、平成13年に廃止、現在はバス案内所。

今は昔→
その座を下北駅に譲っています。

↓国道279号線を離れ、県道を進みます。





あたりは原野・雑木林ばかり。ただ、道路自体はよく整備されているのでとても走りやすい。

↓そんな田舎の中、尻屋崎間近という所で突如デンと現れる三菱マテリアルのバカでかい工場。

この地域の、辺鄙なのどかな雰囲気とは、いささか不釣合いな巨大施設。
工場萌えの人には萌え萌えになること、うけあい。

ところで、車と全くすれ違わない。
尻屋崎はそんなにマイナーな場所なのかなと訝しがっていましたが・・・。

↓げ!閉まっているんだけど・・・。

時刻にして18時。確かにガイドブックには「開放時間7時から16時45分、それ以外はゲート閉鎖」としっかり書いてあるよ・・・。全く気にしていませんでした。
なるほどね、道理ですれ違う車がないわけだ。

↓ゲート近くで寒立馬(かんだちめ)が放牧されていたので眺める。


↓私が一人寂しくいて不憫に思ったのか(苦笑)、こっちに一頭近づいてきてくれた。

う~~ん、かわいくていいヤツだ(涙)。
また翌日も来るのでよろしくね。

津軽海峡の夕暮れ→
綺麗だなぁ、ちょっと得した気分。

↓(380)青森県下北郡東通村(ひがしどおりむら)役場

変わった面白い形の建物。左が役場で、右の丸いのが交流センター。
これを見る限り、超リッチな自治体に思えます。
なぜなら、東通原発というのがあって、それ関連のお金が湯水の如く流れているのでしょう。
かつては貧困に喘いでいたというまさに閑村・寒村で、この立派な庁舎が建つ前はむつ市に役場を置いていたという有り様。

↓それが今ではこう。



役場付近は立派なハコが多く建ち並ぶなどきれいに整備されているので、田舎にポツンと小洒落た感じの場所があるのも奇異な雰囲気ですが、人が全くおらず非常に不気味な空間をさらけ出しています。
村の人口は7千人くらいと、以前に比べると減る一方で、いくらこういうものにお金をかけても人口減にはちっとも効果がないのは何とも皮肉なことです。

↓さて、本日の宿泊地は役場前のでっかい広場。

下北半島は道の駅に恵まれておらず、この近辺には一箇所もない。
最初どうしようかと、或いは横浜まで行こうか思案していましたが、いい所がありましたよ!
しかも近くにはトイレ・飲み物の自販機も備え付けられている暖房の効いた豪勢なバス待合所のような建物もあるし。
ただ、役場周辺にスーパーはおろか、コンビニ・商店の1軒すらないので、むつ市に買い出しに行きましたけどね。

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81日目 まさかり半島ひた走り(8)~風間浦

2014-06-16 23:22:19 | 北東北
2014年5月3日(土)


本州北のてっぺん・大間からは国道279号線(別名・むつはまなすライン)を南東に向かって走ります。
この国道、起点は函館で、大間までの間は海の上を通っている、わりとあちこちで見受けられるいわゆる「海上国道」(もちろん車は走れないけど)。

大間から数キロでお隣・風間浦(かざまうら)村に入ります。

蛇浦地区→

↓この地区には「布海苔発祥の地」の碑があります。

布海苔は風間浦村の特産品。2月上旬から3月下旬の間、「布海苔採り体験ツアー」が開催され、極寒の中せっせと布海苔が採れるわけですが、海苔に目がない私には案外魅力的なツアー。

易国間(いこくま)地区へ。

易国間川(上流方向)→

この横には役場。

(379)青森県下北郡風間浦村(むら)役場
人口2千人あまりの、本州最北の村。
(註)村は「むら」「そん」の両方の呼び方があり、今回からどっち読みか分かるようにするようにします。町も同じです(「まち」か「ちょう」か)。過去寄稿した分には順次加えていきます。

この地区のメイン的な通り→

↓下風呂(しもふろ)地区の大湯通り



康正年間(1455~1457年)の地図には「湯本」として記されている歴史のある温泉、その名も下風呂温泉があります。
今までの閑散とした地区に比べ、温泉街ということもあり、比較的活気が感じられる所。

↓2つ上の写真の右折している車があるあたりを左に折れて、坂を登った所からの眺望。


↓その登った所には「海峡メモリアルロード」があります。



温泉場ということで、しっかり足湯も用意されています。


これは完成しなかった大間線の遺構を利用した遊歩道。
大間線とは、戦前、軍事的理由により今のむつ市から大間町まで建設していた鉄道で、路盤のかなりの部分はできていたようですが(実際、車で走っていると至る所で路盤や高架線などを見ることができました)、戦局の悪化により中断、その後はそのまま放置されていました。

「海峡いさりび公園」にある「二見岩」→
左の岩にのっかっている恵比寿神社は、島根県・美保神社の分霊の許可を得て鎮座させたといいます。右の岩はアシカとかオットセイとかのように見える。

↓大湯通りからちょっと奥に引っ込んだ所にあったもの。防空壕跡?


入って階段を登ると、→

↓車を止めた公民館前に出てきます(上の写真の建物は、写真右のマイクロバスに隠れている建物がそれ)

どうやらこれは駅に出入りするためのものであるらしく、鉄道ができていれば、ここは「下風呂駅」だったんでしょう。

風間浦村の3地区を紹介しましたが、この村名はこの地区の合成地名だそうです(下呂・易国・蛇)。

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81日目 まさかり半島ひた走り(7)~大間

2014-06-14 22:59:18 | 北東北
2014年5月3日(土)


いよいよ我が身は本州の最果ての町・大間町に突入です。
となると、まずはさておき目指す地はあそこ。

↓NHK朝ドラのロケ地



私はこのドラマは見ていないので何とも思いませんが、熱を上げていた方はこの写真を見てしばし思い出に耽って下さい。

↓近づいてきましたよ。



大間崎より本州最北端という案内の方が特別な所へ向かっているって感じがしますなあ。

12時45分、ごった返す駐車場に到着、いよいよその場所へ。

↓「マグロの一本釣り」で有名な大間、お昼時も重なりどのお店も行列。


さぁ、左のレストハウスの奥へ→

↓とうとう来ました!

恐山へ行った際にも書きましたが、以前、友人と下北半島へ来た時にここまでも足を伸ばしました。ところが、来た時にはとっくに日は落ち真っ暗で、あたりが全く分からん状態だったので、今回が実質初めて来たと言ってもいいかもしれない。


訪れる人は多く、それらを目当てに商売するお店も所狭しと並んでいるので、最果て、しかも北の最果て=寂しく暗いといった持たれがちなイメージは全くないですね。

みなモニュメントを撮ると、ノルマ完了とばかり去ってしまう。
けど、入れ替わり立ち代り撮影しているので、なかなか邪魔の入らない撮影が難しい。

一瞬だけ人が引けた→

このモニュメントの前というと、→
本州最北端のお店と、しもた屋・バラックが勢揃い。

↓毘沙ノ鼻(びしゃのはな)・佐多岬はまだ到達していないなぁ。

いつかきっと・・・。

↓大間崎から600メートル沖合いにある「弁天島」

島に建つ白黒の縞の建物は「大間埼灯台(「埼」の字は誤って打ったのではありません)」。
かすんではいますが、北海道・渡島連峰が見えます。北海道までの距離、僅か17.5キロ。

↓つぶ貝の串焼きで舌鼓を打っていると、漁師もしているという店のおばちゃんが「こいば見せてあげる」と言って目の前に持ってきたマグロのヒレと釣り糸・針。

ヒレは硬く、釣り糸・針は頑丈そのもの。
200キロを超える本マグロは一匹1億5千万円!することもあるんだと。7月末から1月中旬が漁期だそうです。

さて、大間町の中心部へ行きます。

マグロ一本釣りの館→
40年前に漁師さんが大物のマグロを釣り上げ、それでこの家を建てたのだという。

商店が立ち並ぶ通り→

大間港→
警戒船?何の?
ひょっとして津軽海峡は密かに支那やロシアからの脅威に晒されているのか?
調べてみてビックリしました。
てっきり津軽海峡の全部が日本の領海だと思っていましたが、何と海峡の真ん中は公海で、よその国が艦隊を組んで通っても、潜水艦が潜ったまま進んでも、上空を軍用機が飛んでいくのも自由らしい。こんな状態で国防は大丈夫なのかな?
ま、この警戒船は小さいし、きっと密漁者退治のものなんでしょうけど。

↓港に沿ったこの道は「青空通り」と名付けられています。


稲荷神社の方を見る→

この先に役場があります。

(378)青森県下北郡大間町(まち)役場
ボ、ボロっちい・・・。とても町の顔としてふさわしくない老朽化甚だしいボロボロの建物。
そこそこ知名度のある自治体でこんなにみすぼらしいのは初めてだ(笑)。
建設中の大間原発の交付金をこっちに廻せなかったのかなあ?

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81日目 まさかり半島ひた走り(6)~仏ヶ浦

2014-06-11 23:42:19 | 北東北
2014年5月3日(土)


今回は仏ヶ浦へ行った事を書きたいと思います。

↓佐井港9時発のこの観光船「サテライト号」に乗ります。

前回触れたとおり、山から降りれば仏ヶ浦へ行けたのですが、そこをあえて観光船に乗ったのは、海から下北半島の海岸線を見たかったからです。

港を出たらグングン速度を上げる。
時速約50キロというから海の上では相当の快速。よって揺れる揺れる・・・。

願掛岩→
これまた前回述べましたとおり、縁結びの岩。
ただ、男女が抱き合っているように見えるかどうかのご判断は皆様にお任せしますが。

沖合いに浮かぶ「大漁岩」→
別名、オヨ岩。「およ」とは現地で大漁を意味する方言らしいです。
その名の通りその付近は好漁場との事。
この海域ではイルカの群れを見られ、時には船と併走することもあるらしいのですが、この時は残念。

9時半、仏ヶ浦に上陸→
仏ヶ浦、別の名を「仏宇多・仏宇陀(ほとけうた、ほとけうだ)」。
奇怪な形をした岩々が2キロにわたって続く景勝地で、国の名勝・天然記念物になっております。
長~い、それこそ長~~~~い年月をかけて荒波や風雪によって作られた、自然の神秘・偉大さが感じられる芸術品。
まさに「神の業 鬼の手創り 仏宇陀 人の世為らぬ 処なりけり(文人・大町風月が詠む)」。

ではでは、自然が作り出した極楽浄土をご紹介します。

まずは前回も載せた遠景から→

船員さんがガイドも務めます→

五百羅漢→

↓極楽浜
←右端の岩は「天蓋岩」
←屏風岩

屏風岩を拡大すると、→
左の岩の上は鷹のように見えます、とガイドさんは言ってました。
う~ん、確かに・・・。

↓でっかい岩々が聳え立ちます。



これら、一枚の岩らしいですよ!

右の岩々は「蓮華岩」→

波にさらわれないようにね→

仏ヶ浦に30分滞在して、佐井港には10時半に戻ってまいりました。

↓折り返しの便にこんなに行列を為していました。

私が乗った便は20人位だったかな、混雑しないうちに乗ってしまって良かった・・・。

↓村巡りし終えて、アルサス2階の「食事処まんじゅうや」へ(写真奥のお店)。


大漁丼(およどん)を注文(¥1500)→
まずは朝捕れたてという佐井村名物のウニを一口。

食べた時の気分はこう→

今回の旅行で色々な所を廻りましたが、一番印象的だった所は何を隠そう、ここ佐井村でした。敢えて言うなら下北半島は今後二度と行けなくても、佐井村だけは行きたい、そんな感じ。
海の幸といい、景色といい佐井村は最高、いや、「佐井こー」!

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81日目 まさかり半島ひた走り(5)~佐井

2014-06-09 23:57:08 | 北東北
2014年5月3日(土)


早朝の「道の駅かわうち湖」→
夜は全然分からなかったけど、こういう道の駅だったのね。

かわうち湖→
本州最北のダム・かわうちダムにより堰き止められてできた湖。
モヤっていて全容が分からん。

7時前にここを出発し、県道253号線から途中で国道338号線に入り、車内のビール臭に悩まされながら、時には山の中をクネクネしたり、時には海岸線に沿ったりしてひたすら北上します。

↓佐井(さい)村の牛滝地区の牛滝漁港に寄ってみます。


港そばの通り→
青い空、さざ波の静かな音、カモメの鳴き声、漁船のカタカタエンジン音、風雪に耐え続けているボロ小屋、早朝の小さな集落の港はいいな~。
♪港は~ いつも魚の あぶらのにおい~ 『シーサイド・コーポラス』という曲の歌詞がピッタリな港(勿論、口ずさんでしまいましたが・・・)。

↓牛滝地区を出るとすぐに景勝地「仏ヶ浦(ほとけがうら)」へ行ける駐車場があります。

約15分山を降りれば、そこへ行けるのですがねぇ、やめときます。
例のアイツだ、二の足を踏む理由は(写真、右)。それに後で船で行きますから。

ちょっと離れた「仏ヶ浦駐車帯」から→

磯谷漁港→

左のでっかい岩は「願掛岩」(の一部)→
さらに左にもう一つ岩があって、その二つの岩が男女が抱き合っているように見えるらしいです。なので縁結びの岩として信仰の対象されているみたいです。

↓8時40分、「津軽海峡文化館アルサス」に滑り込みます。

ここは佐井村観光の拠点ともいうべき施設。
9時発の仏ヶ浦への観光船に乗る予定ですが、その時の事は次回にて。

↓中の様子
 
佐井村はウニが名物で今月14・15日に「うに祭り」が開催され、無料で試食できるという。ウニに目のない方、是非どうぞ!

↓以下、素朴な感じの、でもそこがとても良い、村の様子です。






箭根森八幡宮→

三上剛太郎生家→
氏は日露戦争の折、軍医として従軍。
まさにロシアから攻撃を受けんという時に、仮包帯所に手縫いの赤十字を掲げて、敵味方なく多くの負傷者の命を救ったという。

↓無料で中に入れます。



その手縫いの赤十字のレプリカ。
家々に「土」の字みたいなのが書かれている幟を掲げているのを見て、最初は何かと思っていましたが、これだったのね。
下の「-」部分には「手縫いの赤十字旗」と書かれています。

↓生家近くでネコを撮ろうとしたら、決めポーズをしてくれた。

最近、動物を写そうとすると何らかの格好をしてくれるので有り難い(笑)。

(377)青森県下北郡佐井村(むら)役場

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80日目 まさかり半島ひた走り(4)~むつ

2014-06-07 15:08:13 | 北東北
2014年5月2日(金)


恐山を見た後は、この日はむつ市の各地区を廻るだけにします。

まずは、13時半頃大湊地区へ。
第二次世界大戦までは日本海軍の要港で、現在は海上自衛隊の基地が置かれています。
終戦の6日前に大湊が空襲を受け、その時に日本海軍は組織だった戦闘をし、事実上の最後の海戦と言われているようです。

大湊駅→

駅前の通り(国道338号線)→
昔ながら商店が並んでいます。

陸奥湾に沿って南西方向を走り、そして途中から北へ進路を変え、山間部へ。
旧川内町の川内川渓谷の大滝休憩所に15時ちょっとすぎに到着。
恐山で取り憑かれてしまったかもしれない?悪霊を豊かな自然の中で退散させるためにね。

↓大滝(セキレイ橋より上流方向)
 

川の右岸側にある遊歩道→
今回は一部しか歩きませんが、全長4.4キロに渡って整備されています。

あじさい橋より下流方向→
まだ新緑前でしかも曇りなので、景色は今ひとつ。
恐らく秋の紅葉シーズンが一番いいのでは?と思いますが。

案内板に例のごとく「クマ出没注意」とあるので、さっさとここを後にし、続いて下北半島南西部の端っこ・旧脇野沢村へ。

16時、「道の駅わきのさわ」に到着→

ここでは密かなる楽しみがありました。
それは、焼き干ししたイワシの粉末を直接麺にした脇野沢名物のその名も「焼き干しラーメン」。
ところがレストランは15時で閉店・・・。

道の駅の前にあるバラックのような食堂へ→
ここはもっと早い14時でこの日は店じまい・・・(苦笑)。

仕方ないのでそばにある「野猿公苑」へ→

↓ここでは国の天然記念物の北限のサル(ニホンザル)が飼育されています。




↓子ザルが金網をよじ登ろうとしている。ウンショ、ウンショ・・・。


↓ひっくり返ってしまった。まだまだ練習が必要だな(笑)。

どの大人の猿も地面で何かを拾って一所懸命食べるのに専念している。はて?何を食べているのだろう?

脇野沢港フェリーターミナルへ→
青森などへ行く船が一日何便かあるだけ。この時には既に終便が出て行った後でした。

海を眺める→
沖合いにポツンとあるものを拡大してみると・・・。

脇野沢のシンボル・鯛島→
その名のとおり、鯛のような形をした島。
灯台にツバみたいなのを付ければクジラにも変身できそう。

マリンハウスという土産屋さんに入ってみて、焼き干しラーメン食べられるお店はないか聞いてみたら、何と2~3時くらいで全部閉まってしまうという。そ、そんなあ・・・。失礼ながらいくら田舎とは言え、それは早すぎだろ、オイ!

いよいよやる事がなくなってしまったので、ちょっくら町の中心部を散策してから、風呂に入りに行こう。

脇野沢地区の商店街→

道の駅の近くにも銭湯があるのですが、川内川渓谷で見つけた「ふれあい温泉川内」にします。どっちか選ぶのなら温泉の方がいいでしょ。
という訳で、とんぼ返り。

ふれあい温泉川内(18時すぎ)→

ここでさっぱりしてから、川内地区中心部にあるスーパーで夜を過ごすための飲食物を買い込み、「道の駅かわうち湖」へ。

かわうち湖畔にある道の駅→
11月下旬から4月上旬まで閉鎖されるこの道の駅。ということは、山深い所にあるという訳で、事実建物がボンヤリ見えるだけの本当に真っ暗闇の中。
それでも同業者は他に6台いる。1台もないよりは心強い・・・。
さて、どんな道の駅かは夜が明けてからのお楽しみ。

ナイター聞きながら飲み食いしていたら、焼き鳥のタレをこぼしてしまい服はタレまみれ。
さらにはビールをひっくり返し、車内はタレの臭いに加えビール臭も加わり最悪な状態に。消臭剤を撒いてみましたがどうにもならん・・・。
ラーメンも食べられなかったし、やっぱり恐山の悪霊が張り付いていたのかなあ?、川内川渓谷で完全に退散できなかったみたい。

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80日目 まさかり半島ひた走り(3)~恐山

2014-06-04 22:30:19 | 北東北
2014年5月2日(金)


前日(5月1日)に山開きしたばかりの恐山に霊界体験をしてまいりましたので、そこでの一部始終を。

山を降りてきて左に宇曽利山(うそりやま)湖が見え、視界が開けたと思ったらいきなりインパクトあるこれ。

三途川に架かる太鼓橋→
罪人は渡ることができないとされている橋。
難なく渡れましたので、わたしゃ罪人じゃないって証し?(笑)。

11時45分頃、硫黄の臭いが香ばしい駐車場に到着。

↓駐車場前の総門



ほとんどの小さい子は門に来るなりギャーギャー泣き出し、泣く子も黙るどころか、泣く子と地頭には勝てぬ状態になっていて、親が一所懸命なだめている。
そりゃそうだろうな、大人でさえ異様に感じるんだから。

ここで、軽く恐山について。
正式には「恐山伽羅陀山菩提寺(おそれざんきゃらだせんぼだいじ)」で宗派は曹洞宗。
日本三大霊場(他は高野山・比叡山)、口寄せのイタコで知られています。
貞観4(862)年に、天台宗・慈覚(じかく)大師によって開山、一時廃れたものの14世紀に曹洞宗円通寺によって再興されました。

ではでは、しばしの間、来世へ行ってきます。

山門→

地蔵堂→

薬師の湯→
男女交代制の温泉。こんな霊場で温泉とは意外ですが、身を清めるためなのかな?
恐山にはいくつか温泉があり、中には混浴風呂もあるといいます。あ、因みに無料です。

実は大学生時代に友人と一度ここに来たことがありますが、その時の記憶はほとんど吹っ飛んでおり、唯一風呂小屋しか覚えていない。
その小屋は周りには何もない所にポツンとあったように記憶していた(つもり)ので、どうもこの小屋ではないような気がする。

↓いよいよ荒涼とした地獄?にご案内しましょう。




カラカラ風車→
風車にどんな意味があるかは分からん。
何らかの風景を見て思わず歌いだすという私の恥ずかしい癖?があるのですが、
今回のそれは、♪誰か伝えてよ 風にのせ~ カラカラまわる~ 風見鶏~ 『お引越し・忘れもの』。

↓高い所に建っていてひときわ目立つ延命地蔵尊


英霊に合掌→

下へ降りてきました→

↓エメラルソグリーンの湖と白浜の極楽浄土を思わせる美しい風景が見られるのを楽しみにしていたのですが・・・


新しい慰霊塔→
東日本大震災で亡くなった方を追悼するために建立、こちらも合掌。

地獄谷へ→
こんな所にもマムシがいるのね。逞しい生命力だこと。

絶対に召されたくないね、ここ→

見物(我が家の宗派と違うので参拝ではない)が終わり、小腹が減ったのでふと見ると食堂がある。でも、ここでご飯はあまり食べる気にならないよなぁ。

そこで名物という霊場アイス→
バナナ・よもぎ・ブルーベリーの三色盛り、¥300。

恐山を13時前に出て、「かまふせパノラマライン」で下北半島の最高峰・釜臥山頂の展望台へ。そこからの眺めが素晴らしいという。
ところが、雪崩の危険があり山頂へは行けなくなっているので、行ける所まで。

恐山展望台→
ガスが充満して、ご覧のとおり。

↓恐山展望台のすぐ近くの「むつ湾展望台」。この先は通行止め。

ここは一転いい天気。海はもちろん、尻屋崎まで見渡せる。いい眺めじゃ。
また夜景も抜群なようで、市街地の灯りがアゲハチョウに見えるよう。
なるほど、昼間は白い蛾だな。

↓下北の観光総合情報サイト「ぐるりんしもきた」より


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80日目 まさかり半島ひた走り(2)~むつ

2014-06-02 23:50:29 | 北東北
2014年5月2日(金)


↓下北半島の中心都市・むつ市の田名部(たなぶ)地区のここに9時20分頃滑り込みます。

「むつ下北観光物産館まさかりプラザ」、下北半島観光の拠点ともいうべき施設。
ブログのタイトルにも使っています「まさかり半島」とは、下北半島の別名。
形がちょうど「鉞(まさかり)」に似ているからです。

ここ田名部地区はむつ市の中心部。
よって、いつものごと、街を散策します。

すぐ近くにある「むつ労働福祉会館」→
ここは平成13年に廃止された下北交通の田名部駅。

今、構内はこんな感じ→

むつ労働福祉会館を背にして写す→
正面に伸びる旧駅前通りは「たなぶ七福通り商店街」。
これをまっすぐ行きます。

本州最北にあるという百貨店→

↓商店街は国道279号線に突き当たり、そこを南に。




国道338号線と合流します。

↓その合流地点には田名部川に架かる「大橋(という橋名)」があります。

昭和7(1932)年竣工の、わりと趣きが感じられる橋。

橋から見える釜臥(かまふせ)山→
鯉の吹流しはまさに「おもしろそうにおよいでる♪」哉。

↓橋を少し南に進んだ左手には、円通寺(奥にちっぽけにしか写っていないけど)

前日の三沢市巡りで触れた斗南藩の藩庁が置かれた所。
その時には見には行きませんで、後で写真を見ましたが、かなりポンコツなお寺さんの印象。

右手は新町商店街→

田名部神社→

↓この田名部神社周辺には飲食店がたくさん並んでいます。





狭くて薄暗い裏道に、恐らくタバコの煙モワモワの店内、とても標語どおり「明るく健康的な」飲食店街とは言いがたい。

まさかりプラザに戻って、遅い朝食。

↓陸奥(むつ)湾産カレイを使った煮付け定食が目に入り思わず注文。が、しかし・・・。

所詮こういう所で出てくるものなので、さほど期待していなかったんですけど。
にしても、ツユが魚に全く染み込んでおらずおいしくなさすぎ。大失敗・・・。

それと、ここでご当地グルメ・大湊海軍コロッケが売られているのを期待していましたが、あいにく土日のみ販売・・・。売られているお店はそこそこあるものの、販売日が決まっていたり、販売時間が限られていたりで、案外入手困難。

(376)青森県むつ市役所
やたら広い敷地で、おしゃれな建物のお役所。道の駅っぽい。
人口約6万人。今では珍しくなくなった平仮名の市名ですが、むつ市は日本初の平仮名市
昭和34(1959)年、旧田名部町と旧大湊町が合併してやたら長ったらしい大湊田名部市となり、その翌年に今の市名に変わったということです。
書く時も、話す時も楽でいいな!

釜臥山を背景に、むつ運動公園の桜→
この翌日(5月3日)、ここをメイン会場として「第67回憲法記念下北駅伝」が行われる予定。

↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ
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80日目 まさかり半島ひた走り(1)~横浜

2014-06-01 15:19:14 | 北東北
2014年5月2日(金)


横浜と言えば神奈川県のそれであるというのが、たいていの人の認識。
でも、青森県にも横浜という自治体があります。
同じ地名ではありますが、共通点と言えば海に面している以外思い当たらず、両者には全くの関係性はなさそう・・・。
という訳で、この日は下北半島の港横浜?からスタート!

早朝の「道の駅よこはま」→

市街地へ早朝散歩しに行きます→

↓JR大湊線の陸奥(むつ)横浜駅



さすがに「横浜」駅を名乗るのは畏れ多かったようだ。

(375)青森県上北郡横浜町(まち)役場
人口約5千人。人口云々よりも、現時点では終わってしまったのですが、毎年開催される「菜の花フェスティバル」というこの町の目玉となっているイベントがあります。
マラソンがあったり、菜の花大迷路があったり、ステージショーがあったりなどなど。

道の駅に貼ってあったポスター→
写真では黄色い絨毯が広がる綺麗な風景。後でこの菜の花畑へ行ってみることにします。

↓県道179号線に沿って伸びる商店街



昔は国道279号線だったと思われます。

道の駅を7時40分頃出発!

↓稲荷平(いなりたいら)地区だったか?、国道279号線から見る海岸線


↓さてさて、菜の花畑へ。




ところが・・・。

↓「フェスティバル」はここらへんで開催されるのかな? というか、ひとかけらの黄色すら見えず、一面緑色だぞ・・・。



はて?、「フェスティバル」って2週間後だけど、その時にならないと菜の花って一気に咲かないの?
近くで野良仕事をしていた若い兄ちゃんに聞いてみるとやっぱりそうでした。
ちょびっとでも咲いているものかと思っていましたが・・・。

↓しょうがない、開花前でも写しておこう。



丈は20センチくらいか・・・。でも、菜の花ってこんなに低かったっけ?
因みに今年は5月9日に開花宣言が出て、それ以降もさらに一日約20センチも!伸びるんだそう。
まるで筍だな(笑)、てか、菜の花ってそんな植物だとは知らなんだ・・・。
それにしてもたった一週間後だよな、早まりました・・・残念至極、痛恨の極み。

まだ今も咲いているのかどうかは知りませんが、来年是非行ってみたいという方はコチラ↓を参考にして下さいな。
2014菜の花フェスティバルinよこはま→http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000166.html
横浜町HP菜の花情報→http://www.town.yokohama.lg.jp/index.cfm/7,891,19,html

↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ
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