pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ゲット スマート

2008-10-11 17:12:56 | アメリカ映画(か行)



2008年 アメリカ作品 110分 ワーナー・ブラザース配給
原題:GET SMART
STAFF
監督:ピーター・シーガル
脚本:トム・J・アッスル マット・エンバー
CAST
スティーヴ・カレル アン・ハサウェイ アラン・アーキン ドウェイン・ジョンソン


オリジナルのTVシリーズは一切観たことないけど、あまり面白いとは思えなかったなぁ~。ドジなスパイ物と聞いて、ローワン主演の「ジョニー・イングリッシュ」と同じ感じかなぁ~と思ってたんだけど、あたしはとことんドジなジョニーのが好きです。このスマートは、実は有能だからね。
そもそも、評価されてるわりには「40歳の童貞男」もあまり面白いと思えなかったし、スティーヴ・カレルの感性と自分の笑いの感性とは、ちょっとズレがあるんかなぁ。これも40歳の~も、面白いんだけど爆笑にはならない、不発な感じでした。なんと一番笑ったのは、木の幹からひょっこりこんにちはのビル・マーレイでしたから。なんでこんな大物俳優がそんなとこから出てくるのよ!?と。(笑)しかも出番それだけ。アン・ハサウェイは相変わらずキレイだねぇ~!

気にくわない上司のハゲ頭にホチキスガチャン!は、是非ともやりたい( ̄∀ ̄*)イヒッ(コラ)

【字幕翻訳:藤澤睦実 協力:小池正宏】


容疑者Xの献身

2008-10-11 17:09:13 | 邦画



2008年 日本作品 128分 東宝配給
STAFF
監督:西谷弘
脚本:福田靖
原作:東野圭吾『容疑者Xの献身』
CAST
福山雅治 柴咲コウ 北村一輝 松雪泰子 堤真一 ダンカン 真矢みき


かつてファンクラブにも入ってたほど、福山ファンです(*´ェ`*)ポッでもドラマのガリレオシリーズは観てません
そして、東野圭吾さんも大好きな作家さんです。特に最近、小説を買い漁ってます。でもこの「容疑者Xの献身」は未読ガリレオ短編2冊は読みましたけど。
ドラマって、続きを1週間待たなくちゃいけないじゃないですか。しかも、帰りが夜遅い仕事に就いてることもあり、21時って帰宅してない時間帯なんです。ドラマは録りだめて週末観るという同僚の話を聞くけど、それも面倒で、「DVD出たときまとめて観るさ~」なんて言いながら結局観ずに、ドラマにはどんどん疎くなってしまいます。
でも、マシャ兄を大スクリーンで観れるなんて滅多に無いじゃないですか!!これは前売りまで買って備えてましたよ短編2冊読んでるのだから、全く設定が分からないということもあるまい!!

というわけで、福山目当てでいそいそと観に行ったこの作品だけれども、堤真一と松雪泰子さん二人の演技に惹き付けられてしまいました。このお二人はどんな役でもこなす、名俳優だと思います。石神が「この謎を解き明かしても、誰も幸せにならないんだよ。」と湯川に何度か言うけれども、あたしも真実に迫る湯川や内海が逆に悪者に見えてしまうほど、石神と花岡の二人の不器用な関係を守りたくなってしまったよ。
「ここまでやったのに何で?俺がやってきたこと、すべて無意味になってしまうじゃないか。こんな結末を望んでたんじゃない。」ともとれるし、人の愛情を初めて実感し、その優しさにたまらなくなってしまったともとれるラストの石神の悲痛な嗚咽は、思わずコチラも涙を誘われてしまったほど。湯川と同じく、数字や記号で表現できないものには今まで触れたことがなかったんだね。
最後まで観た後だと「容疑者Xの献身」というタイトルが、とても切ないです。

なんてマシャ兄ではない2人に感動したくせに湯川の画像を掲載するあたい…。
だって、やっぱカッコいいもんね~