気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

昨日はクラゲの日、今日は出会いの日♪

2014-05-27 14:06:31 | 生物、自然
朝から生暖かい南風が吹く昨日の朝。いつものようにお城へ向かうと石段の下で、いつものW校の野球部の純朴な兄ちゃんが、犬散歩のおじさんに話しかけられて、困った風に立っている。石段を上がっていくと上からほかの部員が下りてきた。「暇なおじちゃんに捕まってしもうたね。」と下を見やると、「はい、捕まりました。」と素直に苦笑い。時間内に何回と上り下りしないといけないのにね。
この日は大きなミズクラゲがいっぱい打ち上げられてた。
海の家のおばちゃんに言うと、「南風の吹くときは風に向かって来るとよ。網ば引くときはいーっぱい引っかかってみんな捨てよらした。(自分は)クラゲの中に入っとる魚を、分解して取りよった。」「クラゲは魚食べないでしょ?たまに見るけど。」「網ん中でごちゃごちゃなって入るとさ。」

今日は少しひやっとする。満潮で獲物も無さそうだし、おばちゃんとこはパスして先のほうまで歩こう。石垣の道を歩いて、白いホタルブクロの咲くあたりを歩くと、ぼっとんぼっとん、土をこねる音がする。焼き物やってるお家だな。家の前と言わずそこら中に置かれた作品をのぞきながら裏にまわると、おじさんがろくろの前で土をこねてる。おはようございます、と言うと、顔を上げて、ああ、土を作ってるんですよ、と。ワタシの海水ボトルを見て「何ば取りよるとですか?」いつもの質問。「魚のえさ。ヨコエビとか、スナホリムシとか。」「はー、こまか、エビかカニのごたると?何飼っとらすと?」「シマイサキ、コショウダイ、ハゼ…」「フグは?」「フグはなかなか難しいんですよ。」「ヒイラギもおるじゃろ?」「ヒイラギも弱くて。」「へー。」「そこの石垣のホタルブクロやらなんか、おたくが植えたんですか?」「そう、八重のドクダミもね。」今度は外に出て説明してくれる。八重のドクダミは初めて見た。

石垣の上の方に「あ、マンテマですね。」ワタシが見つけると、「あれは外国のじゃけ。」「西の浜に少しあったけど、なくなりました。」「ブルの入るけん。バレー大会じゃなんじゃて。」「花火大会もね。ワタシもいっつも腹かきよる(腹立てる)んですよ。」「ハマボウフウのあるでしょ?あれば、根こそぎごっそり取っていくとのおるとですよ。」「ええ?何にするんですか?」「あのね、よっぽど上等の日本料理店しか出てこんですよ。つまにね。天ぷらとか。」「へー!」「ごっそり取られたら2,3年出てこんですもん、。」そういえば、一度だけ石垣でツガニ見ましたよ、と言うと、昔はうじゃうじゃおった、石垣の上からのぞいたら見えよった、柿のなるころね、海に下りてきて産卵する、春に、これくらいの(親指と人差し指で丸く)かたまりが玉島川やら上っていくと。よう見たらカニの子ぉでね、などと話は尽きない。
魚やカニやヤドカリやいろんな生物の小さい焼き物の中から、これを水槽ん中に入れて、とかわいいカニの作品を2つ取ってくれた。
違う道を通ったおかげで思わぬ出会いが♪
その後の帰り道で、またまた思わぬ出会いがあったけど、これは特記しないでいいや。
日常は時々変えるもんだ。
コメント
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