気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

GW後半の島原、天草♪

2014-05-08 13:00:31 | 旅行
2泊3日の旅。初の(相方は仕事で行っている)天草は一日目本渡の宿。うちらとしてはけっこう早出の9時過ぎ出発、高速に乗ったら、ものすごい渋滞!ほーら、有田陶器市だからね、と言うと、「しもた!」相方の読みが甘かった。降りれないのであきらめ、まあ、夕方に着けばいいやと。高速をやっと降りて走る景色は新緑とこいのぼり。初夏の白い花々、コデマリ、バラ、百花繚乱♪島原は愛野のジャガイモ畑青々と、もう収穫してるとこも。
諏訪の池という自然公園に寄り道、のどかで、ゆっくりしたかったけど、フェリーで天草に渡らねば。
高速に続きフェリーも延々と行列。1時間半待ってようやく乗船。
短い時間でも船はなんかうれしいね♪揺れなければ。
無事夕刻本渡の宿に到着。古くからの旅館で、夕食のごちそうの豪華だったこと。海の幸盛りだくさん、天ぷらも揚げたてアツアツで。
夜中に大雨が降ったような気がしたけど、朝は小雨になってた。
キリシタン関係の博物館?を見てから近くの古いお寺に足を踏み入れると、コロコロコロコロ♪カエルの歌が♪さそわれて裏庭の池に行ってみれば…なんと!サンショウウオが!!!しかもいじゃうじゃ!こんなにたくさんの成体が集まってるのは初めて見た。おー、元気に歩き回って。北海道にいたころは山奥の雪解け水に産んだ卵塊を取ってきて孵化させ、育てたけれど、成体はついぞ見たことがない。あーもう、旅行に来た甲斐があったよお~!


この日は南下して牛深のほうへ。相方が水産会社をやってる先輩に30何年ぶりに会う予定にしてる。東北出身の相方の貴重な九州の知り合い、昼に会えて、海鮮丼をごちそうになって、清水での学生時代の話で盛り上がり、グラスボートまで乗せてくれた。牛深にこんな豊富なサンゴがあるとは知らなかった!そうだよね、緯度でいえば鹿児島に近い。そういえば、沖縄の阿嘉島で昔会った長崎の青年は牛深で潜ると言ってたっけ。
先輩とお別れして行ったのは崎津の教会と集落散策。
美しい場所♪海産物を売ってる店に黄色や赤のヒオウギガイの殻をつないで飾ってあったので「ヒオウギガイですね!取れるんですか?」と声をかけると、おばちゃん、知っとったですか、ここで取るとですよ、と。新物の干しわかめを買って貝殻ひとつもらった。この集落は世界遺産推進してるので、店や民家の道沿いに孟宗竹やタコツボなどに花を植えてかわいらしく飾ってる。古い神社の先に何とかの鐘という看板に誘われ、展望台へと石段を登り始めたら、行けども行けども階段。そして見えたのがこのすてきな眺め♪

木のベンチにぽろぽろと、何か動物のフンが。木の実なんか混じってて、見たことのないフン。落とし主は?と見下ろせば、カサカサと林を踏み分ける音!相方が「おった!茶色い尻が見えた!」ワタシは見逃した、残念!帰りの石段を数えながら降りたらだいたい500段くらいあった。
それから大江の教会(上五島の教会と同じように明るくて美しい)を見て牛深の宿に行く途中、「窯出し」ののぼりにひかれて行くと作家さんがニコニコ迎えてくれた。「どちらから?」「○○です。」「うわー、緊張するなあ。」焼き物の有名な町だから目が肥えてると思ったらしいので、いやいや、住んでるだけで素人ですよ、と安心させ、ゆっくり見せてもらった。説明してくれて、お茶にお菓子に、今日はどこにお泊りですか、ああ、そこならゆっくりしていって、とお気に入りの陶器を出して見せてくれたり、焼き物話。コーヒーまで出てきた。そのうち民宿のおばちゃんから何時ごろ来れますかと電話が入ったので、湯呑をひとつ買ってお別れ。

牛深の漁港の古びた民宿がまた面白かったね。続きはまた。
コメント (2)
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