かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

メンテナンスの余波

2010年07月04日 18時15分22秒 | 医者仕事
当直帯には思わぬ陥穽があった。というのはたまたまオーダリングシステムのメンテナンスの時期に当たってしまい、オーダリングシステムがほとんどの時間全く使えなかったのである。その時間中の検査や処方はどうするかというと、昔ながらの紙伝票である。幸いというか、検査といっても採血とX線程度のものであり、入院もなかったので特に心配はいらなかったが処方箋を手書きするというのはなかなかないことであった。そもそも、最初の4文字を入力するだけのオーダリングに慣れているといざ薬の名前を書くときにちょっと困る。あるいは剤型の問題で、同じ錠剤でも何mg錠だったかを忘れていることも多い。
結局それほど混むことはなかったものの、いなくなることもなく時間は過ぎていき、眠ることなく朝になってしまった。
帰ってきた後倒れ込むようにして眠ってしまい、日曜日を棒に振ったような複雑な気分である。

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