かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

突如として飛んだ円盤

2009年10月08日 18時57分05秒 | 医者仕事
昨日の夜から今朝にかけて当地は台風の影響を受けて強い雨が降っていた。風については夜よりも朝以降のほうが強いような気がした。出勤する身としてはなかなか辛い状況であったが、白衣を来ていざ仕事に行こうとしたときには雨はやんでおりそれどころか晴れ間さえ見えるような有様であった。
今日の外来は来ない患者が多いのかと思いきやしっかりと皆来ていて、天候が回復したせいだろうか。ただ、電車が止まった影響は確かにあるようで、少なからぬ患者からそういう話を聞いた。入院患者についてはとくに動きはない。
午後は外来で手術。今日は皮膚の腫瘤を切除する手術であった。淡々と作業をこなしているのを横で見ているだけであってみれば、特に問題はなかった。
仕事は3時過ぎに終わったのだが、仕事も終わろうとした頃に事件は起こった。身をかがめたときに音がして、軽いものが床にあたる音がした。音の正体はというと白いボタン。ふと自分の白衣を見てみると、あるはずのボタンがない。
帰ってから裁縫箱を出してボタンを縫いつけた。他のボタンも取れないように祈るのみである。

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