かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

研修医の卒業式

2011年03月26日 23時55分39秒 | 医者仕事
我々の病院では2年目研修医が最後に学会形式で発表をする催しがあり、その後で研修修了証を渡されることになっている。今日がその日である。
私の順番は最後から2番目という相当なじらしを伴うものであり、当然のように出番は午後3時過ぎであった。このため、午前中はそれまで住んでいたマンションの最後の清掃にあたった。というよりも、業者の作業を見守っていたというほうが適切であろう。
予想に反して時間がかかり、途中で抜けてきて着替えて病院に行くハメになった。
私の発表は脳梗塞急性期の症例をあつめた集計の報告である。目新しい内容と言うほどのこともないが、電子カルテを駆使してデータベースを作った末に生み出したもので。時間はかなりかかった。が、やはり準備不足というのは自分でもよくわかっていた。予演をしなかったこともあり、誤字に気がついたがすでに手遅れであった。
演者として壇に立った後は時間はあっという間に過ぎ、程なく発表は終わった。質問で大して突っ込まれることもなく無難に終わった。
その後はセレモニーで、当然のように私は何の受賞もなかった。
一年生主催の二次会では少し話をして、それで終わった。最後に寄せ書きを渡されたが、そこに書いてあったコメントは感激ものであった。それはそれはうれしかった。

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