かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

入院してやることかどうか

2013年05月07日 23時42分10秒 | 医者仕事
回診は先週見そびれた人を。左優位のparkinsonismではあるのだが、それだけでは特定の診断には至らない。パーキンソン病でも左右差のあるparkinsonismはよくあるし、parkisonismを呈する疾患などいくつもある。
そもそも、この人はそういうことは今回の入院のきっかけとは関係がないので、入院中にどこまで検査で詰めるかというところは少し考えなくてはいけない。入院する必要がなければ、後は外来でやるのが当然のことだからである。