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房総紅葉紀行・・・例年より2週間近く遅い紅葉

2015-12-07 04:29:00 | 自転車/マラソン
 


■ Vブレーキが引けるドロップハンドル用レバー ■ 




フルリジットMTBながら、ドロップハンドルに魔改造されたラレー君。実は9月に五寸釘を踏んで後輪がパンク(ブロックタイヤも五寸釘には勝てませんでした・・・)。後輪を外す時にカンチブレーキを壊してしまい、どうせならVブレーキに交換する事に。ところが、Vブレーキを操作出来るドロップハンドル用のブレーキレバーがほとんど存在しません。

テクトロのRL520の評判が良いのでネットで注文しましたが国内在庫切れで11月末にようやく手に入りました。Vブレーキ本体はDEOREにしました。

イヤー、「止まれる」って本当に素敵ですよね。カンチブレーキは効きが悪くて雨の日の急な下り坂ではフルブレーキでも自転車が静止出来ませんでしたから・・・。DEOREのブレーキもニュルニュル効く感じで私好み。

実はクロモリ極太チューブMTBのラレー君、その気になれば平地40Km/hも可能。渋滞の車の横をドブ板走行ですり抜け、斜度15%以上の劇坂も意外にスルスル登り、下りコーナーの安定性はピカイチ。さらに平地を坂道に、坂道を劇坂に変える、まさに魔法の自転車です。単に重いだけとも言いますが・・・。

ただ、現在私が所有する自転車の中では「乗って楽しい」という点ではダントツです。とにかく、多少荒れた道でも入れるのが嬉しい。「この小道はどこに続くんだろう」という好奇心に応えてくれる自転車です。

ブレーキのシェイクダウンも兼ねて、本日は房総半島紅葉の旅。


■ 例年よりも2週間遅い房総の紅葉 ■


今年は11月が暖かだったので、温暖な南房総の紅葉は例年より2週間遅く色付きました。



養老渓谷に掛る弁天橋。今年の紅葉は色が薄い気がします。



君津市と鴨川市の市境に有る白岩渓谷。白い岩肌と紅葉のコントラストが見事です。

■ 念願の白岩温泉の露天風呂に入る・・・が・・・ ■



実は今回の旅の目的の一つがこちら・・・。池ではありません。露天風呂です。
君津市と鴨川市の丁度市境にある白岩温泉の白岩館。千葉県で一番古い露天風呂で、千葉県で一番標高が高い場所に有る温泉です。

「二日前に強風が吹いてゴミだらけなんです」と言う宿屋の主人の言う通り・・・庭の池の様な温泉は残念な状態でした・・・。虫取り網が置いてあったで、思わずゴミをすくってしまいました。

湯温はとても低く・・・。多分、本日の入浴客を予想していなかたのかな?
ネットで見ると「小さいながらも素晴らしい温泉です」との書き込みが多いので・・・。

泉質は近くの七里川温泉と同じく硫黄泉。海底堆積物由来の柔らかな硫黄泉です。

■ 鴨川でマンボウを食す ■



9時に浦安を出発しましたが、色々寄り道して鴨川へは4時近くに到着。娘のアパートに泊めてもらいますが、何か夕飯の惣菜に良いものが無いかとスーパーに立ち寄ります。すると「マンボウ」の刺身が売られています。これは食べてみるしかありません!!





白身ながら身は弾力があってしっかりしています。さっと湯通しして肝醤油で食します・・・。鳥のささみともイカとも思える不思議な食感でした。

■ 東大の演習林が広がる奥清澄 ■

日曜日も晴れですが、少し雲が多め。風も北よりの向かい風。
昨日は小櫃川沿いは日陰になっていたので、同じルートを帰る事にします。安房天津から養老清澄ラインを北上します。





実は清澄山は東大の演習林が広がります。上の写真は天津にある東大の施設。木造建築にヤシの木の組み合わせが温暖な南房総らしさを感じさせます。大正15年の建造。




清澄山をヒルクライムして少し下ると、道端に小さな実がコロコロと転がっていました。これ、山梨だと思うのですが・・・。直径5cm程度でしょうか。



柿も見事に色づいています。

■ 紅葉の穴場 ■



四本木集落のはずれに在る紅葉スポット。とても千葉県とは思えない景色です。




白岩渓谷は白い岩肌と燃える様な紅葉が素晴らしいコントラストを作っています。




黄和田畑手前のトンネルのの入り口に山に登って行く小道が有ります。コンクリート舗装の林道の様な趣ですが、実は東大の演習林の作業所に登る道だった様です。この道、結構な斜度があります。部分的には20%に近いのでは無いか・・・。コケで滑る急斜面もMTBなら登れます。作業所で道は行き止まりでした。仕方が無いので、折り返して急坂を慎重に下ります。Vブレーキにして良かったと実感します。これ、カンチだと恐いかも・・・。



小櫃川沿いの紅葉の写真を撮りながら、筒が森の「もみじ谷」に到着して・・・大変な事に気付きました。なんとスマホをどこかに落としてしまった様です。最後に使ったのは東大の演習農場でしたので、そこまで5Kmも逆戻りします。



きっと斜度の一番きつい所に落ちてうると予想していましたが、その通り。前傾があまりにきつくて、胸のポケットからスリ落ちた様です。イヤー、見つかってよかったです・・・。
何だか気が抜けてしましました。

養老渓谷からは通い慣れた道。大多喜街道の渋滞の横をドブ板走行で明るいうちに八幡宿まで到着。そこから輪行で浦安に。


土曜、日曜と房総の紅葉を満喫したMTBの旅でした。