『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

“りゃ”は「りゃくして!」の“りゃ”

2015年05月15日 18時27分57秒 | かぁちゃんにまつわる話
元々かしこまった場所は大の苦手で、成人式も出なかったくらいなもんだから
正式な堅苦しい事は可能な限り敬遠してしまって、この歳になっても大切な事が身についていない。
「略式」と書いてあるとそれだけで安心してしまうという、全く情けない限り・・・

そのくせ、言葉を略す事には抵抗があって
「あけおめ」「ことよろ」とか、最初に聞いた時には少なからず怒りをおぼえたりもした。
いや、名詞を略する事は昔から当たり前にあって、それに関しては聞きなじんでいるし違和感はない。
“ぜろせん”は“零式艦上戦闘機”の略語だし
“あらかん”は“嵐寛寿郎”の略語だし(アラ還じゃないよ~
“ばんつま”は“坂東妻三郎”の・・・え?なんか古い?


あれ?何の話をするつもりだったっけ

そうそう!かぁちゃんの連絡帳の話である。
これまで1日で1頁だったものが、前回から1頁に2日分を書くタイプのものに変わってしまって
10年以上、冗談交じりに文通感覚で書いていた『ご家族からの連絡』の欄が半分以下になっちゃった
そのスペースに何をどう書くか・・・ん~・・・実に悩ましい。

「きゃ~!」とか「わわわわ・・・!」とかこれまで通りに書いていたら
伝えなければいけない事が書けなくなってしまう。
書くスペースが減ったのに、何をどう書くべきかを悩む時間が増えてしまった。 
例えば「よだれの量がとても多くて、常に流れている状態です。
トイレ介助の時は特に、頭上から落ちてくる可能性があるのでご注意ください。」とちまちま書くと
老眼鏡をかけても、これ以上小さい文字だと読み辛かろうな・・・って感じになってしまって、結果
「よだ子爆裂!!頭上注意!!ですっ!」
♪うふふ~♪略して!略して!!まだ空白に何か書けるもんね。

んで、「昨日は久しぶりに軟便が多量にでました。一回だけで治まっていますが、ご迷惑をおかけするかもしれず・・・すみませ~ん。」の時は
「昨日は久々の超ユルどかんっ!!でした。要注意ですっ!(1回のみ)」
♪うふふ~♪・・・ん~略し方、これで良いのか?

今のところ、「りょうかいです」って返事があるので通じているみたいだからいいかぁ。


うん。文章でも何でも、削る作業の方が難しい。


ところで、ここ数ヶ月のかぁちゃんの“よだ子爆裂”の様は困ったもで
階段を降りる時などはマーキングか?と思うほど、歩みに沿ってぽた~りぽた~り・・・
トイレ介助の時に頭に降って来た時には「うわぁぁあ!何すんのぉぉ?」と叫んでいる始末。
で、なんとか被害に合わないよう、かぁちゃんのTシャツに潜り込んで難を逃れる方を取得した。
・・・ますます、ますます、かぁちゃんが近い・・・

で、昨日の朝気付いた。

左側の口元が緩んでいるのは間違いないのだけれど、よ~く見ると口角が下がってる??

あぁぁぁ・・・そう言えば、手の指の硬縮も、足首の硬縮も左側が随分先だったなぁ・・・

そうかぁ、次はこう来るのかぁ・・・




とりあえず、涎掛けを10枚追加!(3枚は既に起動中)
チビ達ん時も30枚近くピンクの涎掛けを作ったけど・・・歴史は繰り返すなぁ。
 

あ、でもまだ大丈夫。まだしっっっかり食べたり飲んだり出来ております
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« “みょ”は「みょ~・・・」の“... | トップ | “りゅ”は「りゅうぜつらん」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿