goo blog サービス終了のお知らせ 

『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

侵略

2005年11月02日 02時09分21秒 | 日々の出来事
背の君・・・すなわち我が夫。
実は夫に内緒ではじめたこのblog。
別に悪口を書くつもりはないが(多分ね)ぺこちゃんの事をかくのは
やっぱりどこかで申し訳ない気持ちがしてしまうのは否めない。
けど、万が一見つけられたら困るので亭主でもダンナでも宿六でも、
とうへんぼくでもなく「背の君」って事で(笑)
最初はダーリンにするつもりだったけど、本人がもし見つけたら抱腹絶倒
笑い死にされても困るので無難な呼び名を考えた次第。

この背の君、かなりの努力家で勉強熱心である。
自分の興味のある事は徹底的に追求しないと気がすまないらしく
彼の机の上はいつも、書類やカタログ、膨大な本が山積みになっている。
私も同類ではあるが私と違うのは、一見無造作に積み重ねた物の中から、
見つけたいものがすぐに出て来ると言う事だ。信じられん・・・。

この所私が家にいない事が多いので、
休日の昼食は自分の分だけは、ちゃんと作って食べてる出来た夫だ。
ところがだ、その書類の山が自分の部屋の机から床、徐々に居間に進出。
居間のテープルから、ついに食卓の上にまで!
これはもはや侵略である。私の定位置まで侵略されているではないか。
無言でギロリと睨むと「あぁ、次の休みに片付けるから。」って・・・。
最初にそれを言ってから、1年以上は経つ気がするが
彼に言わせると、それは私の気のせいらしい・・・ふ~ん。

数年前、趣味にかまけて勉強しない愚息どもに言った事がある。
「子供は親の背中を見て育つというけれど、父の姿を見ていたら
もう少し普通の勉強っちゅーものをしてみようとは思わないか?」と。
すると、彼らは言い放ったのだ。
「オレ達は、おかんの背中だけ!を見て育ったんだ。」
なるほど、うまい事を言うな・・・こらっ!

昔はかなりおっかなかった背の君。
右向け~っ!って言われたら右を向かざるを得なかったのに。
近頃年と共にまるくなってしまって少々拍子抜け。
でも、知ってる。年のせいばかりじゃない。口では言わないけど、
ぺこちゃんの事で私に気を使ってる。何だかな・・・複雑だ。
家ではすっかり歌えなくなった私を嘆いてくれるので
まぁ、私の場所を侵略するくらいは許してあげよう。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする