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水曜日のアンシャンテ ― トンベの基本を…♪

2023-04-07 11:24:37 | Weblog
トンベという動きはパとパの繋ぎや助走の一部として組み込まれたり、ちょっと地味な動きではありますけど、それを正確にキレイに動けるかどうかは大事なことです、勘違いしたままなんとなぁくソレっぽくやってるつもりぃ、のまま見過ごされてることもあるみたいですし
トンベっていうのは、単純に言えば“落ちる”“降る”という意味の動きです。
当然のこと重心の移動を伴います。
例えばデガージェ・ドゥヴァン-ルルヴェからデガージェ・ドゥヴァンの脚を軸脚の方に引き戻してア・テール→デガージェ・デリエール-プリエという勘違いした動きを見かけることがありますが、これは です。
正しくは、デガージェ・ドゥヴァン-ルルヴェからデガージェ・ドゥヴァンの脚をさらに遠くに押し出すことで重心が移動してア・テール→デガージェ・デリエール-プリエです。
放物線を描くように重心が移動するのであって、安直に動作脚を下してはいけない
ということを忘れてはいけません。
いま説明したデガージェ・ドゥヴァン-ルルヴェからであれば、デガージェした爪先がさらに放物線を描き伸ばしていく、とイメージするといいですね。
というワケで一昨日の水曜日クラスではバーレッスンのバットマン・フォンデュにトンベを組み込んで練習しました。
右脚前5番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデュ・ドゥヴァン→フォンデュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデユ・デリエール-ルルヴェ→トンベ・アン・ナリエール→左脚デガージェ・ドゥヴァン-プリエ→左脚に踏み替えて右脚フォンデュ・デリエール→フォンデュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデュ・ドゥヴァン-ルルヴェ→トンベ・アン・ナヴァン→左脚デガージェ・デリエール-プリエ⇒…………
アン・ナリエールにトンベをするときは爪先をさらに後ろに引っ張られるイメージで
トンベのあとのデガージェ・ドゥヴァン-プリエで骨盤を掬い上げるようなカタチに腰が丸くならないように気を付けましょう
アン・ナヴァンにトンベをするときは後ろから腰を押されるイメージで
斜め下に向かってドスッ っと突き下ろすような動きではなく、まさしく雪が舞い落ちるようにふわん とした動きですよ
ではどうぞ

おぉぉ、いいねぇ…
足音も立たずプリエもスムーズ、移動距離もちゃんと取れてる
日頃からトルソーの中心軸がどうの骨盤がどうのあれこれあれこれ口うるさく注意してきた甲斐がありましたぁ
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