Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】プラチナ18金ショート

2007-02-11 23:11:44 | 文具(万年筆・インク)
プラチナといえば、210円の万年筆プレピーの発売が話題ですが、これは昨日紹介したゼブラのSACCOと同じお店で買ったプラチナの古い万年筆です。

ガラスケースの奥に1本1本ビニールをかぶせられて置いてあったので、外見上はまったく傷みはありません。
しかし同じ万年筆が10本以上ありました、不思議です。

名前も、いつ頃の万年筆かもわかりません。まったく情報なしです。
昔よくあったショートサイズで、全体的に古いデザインですが、ペン先が18金というところに興味があって買ってみました。

お値段は定価2,500円が半額の1,250円でした。18金ですから定価でもずいぶん安いですね。



書き味は「ワオ!さすが18金!」という感じも特に無くて普通ですが、カリカリ感や引っかかる感じはまったくありません。
字の細さは、パイロットの"F"ニブ並みで、プラチナは細いという話がありますが、これはそうでもなかったです。

外見上は傷みは無いですが、ペン先を見るとちょっとオレンジがかっていて焼けたような感じがあります。
ペン先には、「18K」、プラチナのイニシャル「P」、そして漢字で「細軟」と刻まれています。

写真を拡大してみると切り割りがずいぶん開いているような気がしますね。





【文】 ZEBRA SACCO ボールペン

2007-02-10 22:50:43 | 文具(ペン)
昨年ペン2本をご紹介したまま中断していた『「街の小さな文具屋さん」でみつけた文房具』をまたぼちぼち紹介していきます。

ゼブラのSACCOというボールペンです。
SACCOはサッコと読むんでしょうか。品番はSACCO-300。

正直、あまり好きな形ではありません。
でも、微妙なサーモンピンクとちょっと短めなステンレスクリップに惹かれて買ってしまいました。

グリップ部分は、汗をかいても滑らない新素材らしいのですが、ラバーグリップのような粘着感は無くてサラサラしています。
まあ、歳をとって汗をかかなくなったのであまり関係ないですが…

このペンも以前紹介したゼブラの509ボールペンと同じく、ちょっと日本離れしているような気がします。
もしかしてSACCOというのはヨーロッパ(イタリア?)あたりのデザインチームかなんかでしょうか。

このペンは、昨年ご紹介したノックレスシャープと同じ店で見つけました。
古い、狭い、暗いという「街の小さな文具店」好きにはたまらないお店でした(笑)
小さな商店街の中にあるんですが、ちょっと忘れ去られた雰囲気がありました。
ここでは他にも収穫がありました。お楽しみに。


【文】クリック・ブロック1枚目

2007-02-09 22:42:46 | 文具(ノート・紙類)
コードレスマウス導入に合わせて、去年の9月に使い始めたマウスパッドにもなるメモ、ロディアのCLIC BLOCK(日本名 マウスパッド5mm方眼)ですが、なんとなんと、5ヶ月経ってようやく1枚目をペリッとはがしました。

我ながら、なんて物持ちがいいんでしょう。

あらためて書いてある内容を見てみると、ほとんどがいたずら書きです。
万年筆の試書き、油性ボールペンの助走などなど。
ちょっとした計算とか、ネット通販の注文番号とか、調べた英単語とかもありますが、ほとんどは意味無くグルグルと、のたうち回ってます…。

ちなみに書き味の方はさすがにロディアです。
さあ、まっさらなパッドの上でマウスを走らせますか。

【文】 RePLANT

2007-02-07 23:18:39 | 文具(ノート・紙類)
きょうは、最近ようやく入手したノートをご紹介します。

キョクトウ・アソシエイツの『RePLANT』です。
キョクトウは、あの極東。いつの間にかカタカナの社名に変わってました。
法人格は別のようですが、極東ノートの子会社として設立され、営業譲受と書いてあるので、実質極東ノートでしょう。

さて、この『RePLANT』(読み方は「リプラ」だそうですが)、名前のとおり植林された気のパルプを使っているそうです。

私がこのノートに惹かれた理由は、(1)全てのノート・メモが方眼仕様であること、そして(2)リングノート・綴じノートともA5版がある、という点です。
そして坪量が90g/㎡というのも、できるだけ万年筆を使いたいという最近の筆記スタイルに適うものでした。

しかしこれが無い…、見つからない…。
結局綴じノート(ステッチレスノート)をようやく見つけて、A5版を買ってきました。



ノート1冊1冊に帯がかかっていて、メーカーさんの意気込みを感じます。
濃い目のグリーンの表紙は…ちょっとどうかなあ。好き嫌いがありそうですね。個人的には白いほうが使いやすいです。
中身は全面ブルーの方眼罫で、個人的には合格です。
罫線のブルーは、プロジェクトペーパーの明るいブルーと比べると、抑えた色調でかなり控えめです。

坪量(つぼりょう)は、その単位が示すとおり面積当りの紙の重量を表すもので、一般的にはこの数字が大きければ大きいほど紙が厚いということになるようです。
ちなみに、オキナのプロジェクトペーパーが64g/㎡、おなじみのロディアが80g/㎡、クレールフォンテーヌのノートが同じ90g/㎡ということで、『リプラ』の坪量はなかなかのものです。

実際に書いてみました。
インクは、モールスキンだと裏抜けしやすいパイロットのブルーインクを中心に。
結果、裏抜けはもちろん、紙の厚さのせいか裏写りもまったく気にならないレベルです。さすが坪量90g!!

今回のA5版綴じノートは、30ページで150円でした。
国産のノート、たとえば最近発掘したエトランジェの同じページ数の100円方眼ノートあたりと比べれば少し高いですが、クレールフォンテーヌなど輸入ノートとは比較になりません。

リングノートやメモパッドも探してますが、見つからないんですよ、これが。キョクトウさん、何とかしてください。
1000文字を越える長文になってしまいましたが、表紙の色の変更を要望して終わりたいと思います(笑)

 → 

【音】ボウイ紙ジャケ第2弾

2007-02-06 23:34:56 | 音楽
1月の第1弾に続き、デビッド・ボウイの紙ジャケ第2弾6枚がリリースされました。

今回は、グラムロック時代の終焉を伝える「ダイヤモンドの犬」から、ボウイがニューウェーブに接近した「ロジャー」までです。

個人的にはこの6枚の中で最もよく聴いたのは「ロウ」です。
イーノ(ブンキチさん!)が参加したアルバムですが、荒涼とした、それでいてどこまでも美しい。
聴いていて自然に涙が溢れてくる傑作アルバムです。
当時は、ボウイもとうとうここまで来たか、なんて生意気なことを考えてましたが、今聴いてもこのアルバムには凄みがありますね。

音楽に季節があるとすれば、このアルバムは断然「寒い冬」です。
今年は暖冬ですが、それでも気温が下がってくる夜に聴くと、確実に「きます」。沁みます。

さて、3月の第3弾をもって今回のボウイの紙ジャケも完結ですが、正直なところレッツダンスとか興味ないんですよね(笑)

第1弾から第3弾までの合計17枚を買うとオフィシャルの収納ボックスがもらえます。
さらに第1弾、第2弾ともボックスとミニチュア帯をおまけにつけた某店では、第3弾を買うと、第3弾用ボックスと帯のほか、1~3弾までの3つのボックスを収納するボックス(苦笑)をくれるらしいです。
つまりこの店で全部買えば、小3個、大2個、合計5個の収納ボックスが手に入るわけです。
箱だらけ…もう笑うしかないです。


【音】情念の世界

2007-02-05 23:31:44 | 音楽
70年代の中盤ごろまで最もよく効いたギタリストの一人がジョニー・ウインター(Johnny Winter)です。
アメリカのブルースロック・ギタリストですが、張りのある喉声とディストーションの利いたロックギターを聴かせます。

メジャーデビュー2作目となる「Second Winter」のLegacy Editionを中古店で見つけたので早速聴いてみました。

友達とのレコード交換で入手して最初に聴いた時の記憶が鮮明に甦りました。
「怖い…」
10代の純真な少年(ププッ)には、ジョニーの情念が渦巻くような世界は刺激が強すぎました。
それまで聴いていたイギリス経由のブルースロックとは全く違うものでしたから。
あらためて聴いても、"Memory Pain"、"The Good Love"、"First Life Rider"なんてぞくっと来ます。
この一種異様なジャケットも内容をよく表していると思います。

このLegacy Editionの白眉は、Disc2に収められた1970年のロンドンはロイヤルアルバートホールでの未発表ライブでしょう。
こんな音源が残ってるんですね。音質も最高ですし、このライブのためだけにLegacy Editionを買っても元は取れます。
個人的には、弟のエドガー登場は余計ですけどね。

ところで、このSecond Winterは当時2枚組みのアルバムでしたが、第4面には何も録音されていない、つまり実質1枚半という超異例な形でリリースされました。
ジョニー自身によるライナーノーツによれば、要はナッシュビルで録音したものを全て詰め込んだら1枚では収録できず2枚分には足りなかったと。
この辺り、当時「100万ドルのブルースギタリスト」と騒がれた彼らしいエピソードです。並みの新人ならこんなこと許されませんよね。

【文】X専用芯の色合い

2007-02-04 13:12:32 | 文具(ペン)
結構悩んでたんですが、最終的にLAMY 2000の4色ボールペンには、ブルーブラック、ブルー、レッド、グリーンという割りとオーソドックスなSHARBO X専用ジェル芯が収まりました。
一応ビジネスで使う予定ですし(笑)

今回使った4色のうち、ブルーブラックの色合いは文句無く好みでした。ドンピシャ!これぞブルーブラックという感じ。
グリーンもまあいいかな。

問題は、ロイヤルブルーが思ったよりも暗かったことと、レッドがかなり派手だったことです。
この2色は、M21のさわやかなブルーとダークなレッドの方が断然好みなんですよね。

2000の4色がもう1本あれば解決するような気もするんですが(爆)、来週1週間クオバディスにセットして使ってみます。

油性も必要なんでゼブラの4色ボールペン(ゴムグリップ無し、350円!)を会社に持ち込む予定です。


【文】 SHARBO X …の

2007-02-03 15:36:02 | 文具(ペン)
…ジェルボールペンのリフィルです。

軸を選び、シャープの芯径を選び、ボールペン2種を選んで自分好みの多機能ペンを完成させる、ゼブラのSHARBO X(シャーボ・エックス)が話題になってますね。
軸だけの値段が3,000円から5,000円と強気なこともあってスルーされる方も多いようです。

私はとりあえず、SHARBO X用のジェルボールペンのリフィルのみ6種類買ってきました。これなら1本160円ですから。

なぜリフィルのみ買ったのか?それはこれが「4C互換」だったからです。
というわけで早速ラミー2000の4色ボールペンに入れてみました。もちろんぴったり!
先端が少しがたつきますが、許容範囲です。これで2000をジェルボールペン化できました。



これまで4C互換のジェルボールペンのリフィルはパイロットのハイテックスリムがありましたが、あれは黒・青・赤のみの展開でした。
SHARBO X 用のリフィルには、緑もありますし、セピア、ボルドー、ブルーブラックなどもあるのでポイントが高いです。

ジェルボールペン化した2000は、シグノのブラウンブラックとグリーンを無理矢理挿しているクオバディスのビジネス用に使います。
シグノの0.28mmに比べると0.5mm径のこのリフィルは少し太めですが、あまりぎっしり書き込むわけではないので何とかなるでしょう。

SHARBO X の本体(+シャープ)を買うかどうか迷ってます。
正直、2色ボールペン+シャープは個人的にはちょっと中途半端なんです。
買うなら一番安い3000円のブラック軸ですね。
ま、そのうち(苦笑)

最後に、今回のリフィルには「シャーボX以外に使用しないでください」と書いてあります。
他のボールペンに入れる方はあくまでも自己責任で試してみてください。

あれ?manuさんのエントリーに対するDuchampさんのコメント。みんな考えること同じだなあ(苦笑)
というわけでお二人にトラックバック!と思ったらmanuさんのエントリーにTB URLが表示されてませんね。



【文】 Bun2 第10号

2007-02-01 23:10:33 | 文具(情報・書籍)
ほえ~もう2月ですよ、皆さん。

2007年の1月に私はなにをやってたんでしょうか。
甚だ心許ないわけですが、そうこう言ってるうちに2月の一日目がもう終わろうとしてるわけで、後ろは振り返らず前を向いていきましょう(←どんな結論だよ)

さて、文具関係のフリーペーパー、Bun2の第10号がきょう配布になりました。
会社近くの文具店でもらってきました。

特集は、「万年筆を使いたい!」。
正直、万年筆ネタもちょっと食傷気味ですね(苦笑)
セーラーのペンドクターとインクブレンダー、そして丸善とナガサワの店員さんのインタビューなどが載ってます。
意外だったのは、伊東屋がカクテルインクについてガラスペンなど付けペンでの使用を勧めているという話。
万年筆には入れないほうがいいんでしょうか。

ところで、Bun2もいよいよ次号から隔月刊になるそうで楽しみが増えました。人気があるのかな。
忘れないように、配布開始日を手帳に書いておかないといけないですね。