ゾンビーズ(The Zombies)のアルバム、初めてちゃんと聴きました。
今回聴いたのは、ポップ・サイケの名盤の誉れ高い"Odessey and Oracle"にボーナストラックがたっぷり収録されたCDです。
これはすばらしいアルバムですね。
ハードロックからプログレにいってしまった人間にとっては守備範囲外でしたが、知らないというのはまったく恐ろしいことです。
1967年に、かのアビーロード・スタジオで、ビートルズの「サージェントペッパーズ~」に続いて録音されたそうですが、楽曲の出来が良く、完成度も非常に高いです。日産自動車のティーダのCMで流れている超有名曲「二人のシーズン」(原題 Time of Season)も収録されています。
全曲「夏」を感じさせる甘く切ないポップ・ロックで、文句なく楽しめます。
歌詞もシンプルだし、なんとなく曲の中身がわかります。
ただし、そこは英国。ボーカル(この人天才!)などに湿り気が感じられ、英国ロック好きにはたまりません。
全体としては、サイケという言葉がぴったりきますが、サイケというわかりにくい言葉とか、極彩色のジャケットなどに惑わされずに、できの良い曲とメランコリックなボーカルを楽しんでほしいアルバムです。「ロックが苦手」な人にもお勧めです。
ちなみにこのサイケという言葉、私は「白昼夢のような感じ」と理解しています。
ライナーノーツによると、当時はこのアルバムも「二人のシーズン」もまったく話題にならなかったそうです。なるほど、だからオリジナル盤は目玉が飛び出るほど高いのね。
このアルバムが売れなかったとは、60年代後半て本当にとんでもない時代だったんだなあ、と改めて実感してしまいます。
まだまだ聴くべきものがある、というのは悪くない気分です。
今回聴いたのは、ポップ・サイケの名盤の誉れ高い"Odessey and Oracle"にボーナストラックがたっぷり収録されたCDです。
これはすばらしいアルバムですね。
ハードロックからプログレにいってしまった人間にとっては守備範囲外でしたが、知らないというのはまったく恐ろしいことです。
1967年に、かのアビーロード・スタジオで、ビートルズの「サージェントペッパーズ~」に続いて録音されたそうですが、楽曲の出来が良く、完成度も非常に高いです。日産自動車のティーダのCMで流れている超有名曲「二人のシーズン」(原題 Time of Season)も収録されています。
全曲「夏」を感じさせる甘く切ないポップ・ロックで、文句なく楽しめます。
歌詞もシンプルだし、なんとなく曲の中身がわかります。
ただし、そこは英国。ボーカル(この人天才!)などに湿り気が感じられ、英国ロック好きにはたまりません。
全体としては、サイケという言葉がぴったりきますが、サイケというわかりにくい言葉とか、極彩色のジャケットなどに惑わされずに、できの良い曲とメランコリックなボーカルを楽しんでほしいアルバムです。「ロックが苦手」な人にもお勧めです。
ちなみにこのサイケという言葉、私は「白昼夢のような感じ」と理解しています。
ライナーノーツによると、当時はこのアルバムも「二人のシーズン」もまったく話題にならなかったそうです。なるほど、だからオリジナル盤は目玉が飛び出るほど高いのね。
このアルバムが売れなかったとは、60年代後半て本当にとんでもない時代だったんだなあ、と改めて実感してしまいます。
まだまだ聴くべきものがある、というのは悪くない気分です。